■プログラムは「魔法」のようなもの


よく、プログラムについて思われていることを言ってみるね。

■プログラムって、数学が出来なくちゃダメらしい…
■なんか、難しい言葉がたくさん出てきて、意味不明らしい…
■プログラム組んでる人はみんな、選ばれたスゴイ人々である…

 たしかに、プログラムをするには数学ができるほうが絶対いいと思う。
でも、待てよ?藤村阿智は高校生のとき数学で、0点を取ったことがあるほどのダメなヤツじゃない!?
数学が必要なプログラムはもちろんあるよ。
でも、全部が全部「プログラムには数学が必要」じゃないんだよ。
プログラムには、「式」もあるけど「文法」もあるんだよ。そう、国語のほうが得意でも大丈夫なわけ。
(英語ができれば、もっと良し!プログラムは英語だからね。)
ゲームとか、すごいプログラムをつくりたい人には、とっても数学が大事になってくるけど、
簡単なプログラムなら問題ないよね?


 とにかく、プログラムについて思われているのは「なんだか難しい言葉がたくさん出てくるみたい」ということ。
プログラムじゃなくても、パソコンやっているとわけのわからないカタカナ語がいっぱいだよね。
でも、こう考えてみて。「パソコンの世界に入ったら、自分は魔法使いなんだ」って。
メリイ・魔法使い
小さい頃に、魔法使いになりたいと思わなかった?
魔法使いになれて魔法が使えるなら、長い呪文だって唱えちゃうよ!って。
パソコンだって魔法の世界とおなじなんだよ。
不思議な魔法を使うために、呪文を覚えていくんだよね。

 むかしは、なにをするにも呪文を唱えていたんだけど、最近はボタン(アイコンとか)に呪文を閉じ込めちゃった。
「すごい魔法使いが作った魔法の薬」をもらったようなもので、みんなは簡単にパソコンを動かせるようになったよ。

 それなら、「プログラム」ってのはすごい魔法使いしか使えないんじゃないの?とおもうよね。
実は、「プログラム」も魔法の薬のようなものなんだよ。

魔法の薬に呪文を唱えます。すると、いろんな薬を新しく作ることが出来ます…そんな感じですね。

じゃぁ、つぎはどういうふうな呪文を唱えるのかを見てみましょうか。

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