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トイレのお話


ちょっと下ネタです。しかし、トイレってのは重要でして、あの「21エモン」(藤子・F・不二雄)でも、ロケットにトイレがついてなかったために大変なことになりました。
なんでこんなこと突然思い出したかって言えば、あのただ重ねてあるだけの「ちり紙」の安売りを見たからです。
(きょうび、あれ使ってる所あるんですか?)

うちの実家は木造・築50年のかっこいい家です。
むかしは嫌だったけど、最近は好きです。<隙間の多いところも、すぐホコリで艶が鈍くなるところも。
あんまり増改築してないんですが、トイレは多分今のが三代目です。

最近、みんな洋風で男女兼用、1つの家に1つだけですよね。<トイレ
我が家は2つあります。片方は男性専用、もう片方は男女兼用。
ゆえに、私は実家でほとんど入ったことのない部屋が存在するのです。そう、男性用トイレ。
用事がないもんなぁ。
いちど、小さい頃にやってみたけど失敗したし(なにを!)。

私が見た、一番古い記憶にあるうちのトイレはトイレではなく便所でした。(?)
ただ、ただアナが床にあいているだけのもの。
使用前に木製のフタをはずし、使用後にはきちんとふたをする。

しかし、私たちがその家に引っ越してきて、コドモがアナに落ちる危険性が高くなったので、
急遽 普通の和製便器が取り付けられたのでした。(ただ、アナの上に便器をかぶせただけ。穴の大きさはそのまま)
よくスリッパを落としました。
そして、紙はずっと「ちり紙」だったんです。後にトイレットペーパーも併設されましたが、まったく減りませんでしたね。

うちのイトコに、ハワイ在住の子がいるんですが(年下)、その子たちが来日した際も、我が家に宿泊させられなかったのは
和製のトイレが原因でした。洋風に慣れている彼ら、このスタイルでは用が足せないんだそうです。
すぐに足がしびれてしまうと言うこともあって、遠くの洋風ホテルに宿泊していただくことになりました。(田舎なので近くにホテルがない)


そう、うちが洋風便器を採用したのはごく最近です。
私が高校生のころでしょうか。(ごく最近か?)
おじいちゃん・おばあちゃんも、洋風のほうが楽だろうと言うことで徹底的に改造が行われたのです。

結果、今のトイレがあります。
水が流れます。凄いです。
でも、水洗じゃありません。水洗なんだけど、下水がないので今までと同じ方式です。なんだ、上が変わっただけなのね。
でも、ちゃんと水で洗い流してきちんとふたをしているので、昔よりずいぶんキレイなおトイレになりました。
トイレットペーパーもようやく似合うようになり、うちではちり紙を使わなくなりました。
ゆっくりマンガも読めます。

うちの地方だけなんでしょうか。友達の家にもついていると聞いたのですが、都会では見たことがありません。
あなたの家についていますか?トイレが汚れてしまったときに、ある程度自分で落とすことが出来る
「掃除用の水鉄砲」!
普段はトイレのカベに常備されていて、いざと言うとき引き金を引けばチューブからかなりの水圧で水が飛び出し、ピュー!と洗浄してくれます。
これ結構便利です。これを使った後に、霧のようなものが舞うのがちょっと…気になりますけど。
(どこからまいあがった水なのだ?(笑))

そして、寒い地方では必ず必要であろう「トイレ用暖房」。寒くなくても、冬はあったほうがいいにきまってる、なんていうレベルの話じゃありません。
これがないと水洗トイレが夜のうちに凍ってしまい、朝にはつかえなくなってしまうのです。
もしくは、便器が割れてしまいます。
寒い地方では、給湯器の水をきちんと抜いておいたり、水道の栓をしめたり、夜寝る前の作業が案外多いのです。
怠るとつぎの日大変です。
私も、学校の水ぬき当番をうっかりわすれてて、つぎの日水道がつかえなくなっておこられたりしました。

トイレから話がずれました。
とにかく、うちは今でも洋風の顔をした汲み取り式トイレです。特に不自由はしていません。
下水を引くのは金がかかるし、もっといい方法があると思うので(浄水器をつけるとか)、あまりことを急がないでほしいと言うのがホンネです。
今から都会に追いついたってねえ。下水方式が変わってしまったとき、また取り残されるのが目に見えている。

あ、今でも男性用トイレだけは健在です。

それでは、今回はこの辺で。

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