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ほんの5〜6年程前の話。

今回はとりとめも無く、テーマも無く、思い出をつらつらと書いています。

私もネット・パソコン歴が6年になりました。
新しい人がドンドンふえているので、6年前からパソコンとインターネットをしていたとなると
結構驚かれます。
(もっとすごい人はたくさんいるけど…)

そのころは、掲示板に書き込みをしたらIPアドレスが表示されるのは当たり前で、
チャットにもいちいちIPアドレスが表示されていました。
今は掲示板などでIPアドレスが表示されていると、書き込みを嫌がる人も多いようです。
ログにだけ記録されていくようにして、表面に出てこない形の掲示板がほとんどですよね。

IPアドレスがチャットの話題になることもしばしばでした。
なぜか、同じプロバイダを使っている人がほとんどいなくって、名前を変えてもすぐばれちゃう。
特に学校からのアクセスなどはバレバレ!
私も学校からだったので、「ac.jp」が最後についているIPアドレスでした。
「阿智って、京都大学の人!?」と言われたり。
「kyoto-***.ac.jp」だったから…「違う、違うよ!(笑)」といつも否定していました。
京都にある学校なのは確かだけど…大学ではなかったのです…。

webページなんかも、凄くシンプルで、色のついた背景に左寄せで文章が書かれたページが多かったように思います。
みんなアナログ回線ばかりで、画像があると読み込むのに時間がかかりますから
極力軽く作っていたのです。

 ネチケットなんて言葉もまだ珍しく(そうでもないのかな?)、みんな各自の判断で行動していた時代です。
ある日、私がいつものチャットでいつもの仲間とお話をしていたときです。
初めての人がやってきました。「はじめまして!」とみんなで話し掛けます。
どことなく、初めてなのに臆していないというか…えらそうな態度の人でした。

「それじゃぁ、そろそろ寝るわ」
「おやすみ〜」
「○○さんは退室されました。」
と、誰かがチャットからはずれたときのことです。
今日初めてそのチャットに来た人が、猛烈に怒り始めたのです。

「なんだ!?礼儀を知らないやつだな。チャットから出るときは、まず出ることを告げて、
みんなの返事が返ってくるのを待ってから退室するもんじゃないか!」

その人以外は、いつもの常連だったのでビックリしました。
そりゃ私だって、初めてのところとか慣れないところではそうしているけど
まさか強要されるものだとは思っても無く…
「いいんだよ、あの人はいつもの常連だから」
とみんなで言うのですが、
「常連だとかそういうのは関係ない。インターネットのルールなんだから、守らないのは失礼だろ」
と言って聞きません。

その後は、散々言い合って、結局「もうこんなところには来ません」とお初の人が言い放って
終了したのでした…

最低限の礼儀も必要だけど、その場その場にあったルールを知っておくことは大切だね。
いきなり「マナー違反!」と怒り出すのもどうかと思います。
(もともと決められたローカルルールを読まずに違反する人は良くないけど。)
自分の常識は、人にも常識とは限らないんだから。

以上、思い出話でした。
チャットでのやり取りは、一部記憶があやふやなため、捏造している部分もあるかと思います。(いいのか?)
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