本当に不幸だったのは、誰?


突然ですが、何でのび太の元にドラえもんがきたんだろう。

ぐうたらだったから。ダメな男だったから。このままだと子孫まで不幸になるから。
セワシくんとドラえもんの説明によると、だいたいこんなところです。

でも、のび太は本当に不幸なのか!?
本当に不幸なのは、こんなダメ、ダメといわれている男と結婚するジャイ子のほうじゃないのだろうか。

「運命は、変えることだってできるんだから。」「ぼくらはそのためにきたんだ。」(1巻17P)

これは1巻のセワシとドラえもんのセリフ。
この後、いつのまにか「のび太の結婚相手をしずちゃんにする」ことが、幸せへの目標となるのですが、
本当にそれが幸せなことなんでしょうか。
ジャイ子と結婚したって、のび太とその子孫が幸せになる道はあると思うのに。
むしろジャイ子を苦労させないためにのび太を真人間(?)にするほうが正確な未来が得られそうなんですよね。

いろんな人に指示されている説が、「最初からジャイ子との結婚は無かったのではないか」というものです。
タイムテレビでなく写真なんかで未来を説明しているのもおかしいし、
写真によるとジャイ子とのび太のあいだに6人子どもがいるはずだけど、
しずちゃんとのび太のあいだにはノビスケ一人しか子どもがいない。
これではいくらなんでも、セワシがちゃんと生まれるのかが疑問です。

あえてのび太が嫌がりそうな相手(ジャイ子、ごめん)との結婚を見せ付けることでハッパをかけたのじゃないのかという話です。
私もそういわれてみればそれが一番つじつまが合うと思います。

さらに、「おじいさん、おじいさん」とのび太を慕ってくるセワシですが、
おばあさんのおばあさんにあたるはずのジャイ子のことは
「ジャイ子とかいったっけな。」(1巻10P)
とそっけない感じです。名前もうろ覚えなんて、そんなことがあるでしょうか。
(もしかしたら、のび太の印象があまりに強すぎて、子孫まで伝説が残ってるのかもしれませんが)


…結局、書いててわけがわからなくなってきました。
そのうちもう一度書き直すかもしれません。


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