そうだ、太陽をかこう。
カロちゃんは太陽をかくことにきめました。
お母さんがとめてもききません。
先生がとめてもききません。
オレンジのクレヨンがなくなっても
みどりのクレヨンで太陽をかきつづけたのです。
さいごの黒いクレヨンがなくなったとき、
カロちゃんはもう、太陽の世界にいたのです。
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