■メルプのまんがを作ってみました メルプのまんがを本にしてみました。 印刷所に頼むのもドキドキして楽しいけど、今回は中身をオールフルカラーで作ろう!と思い立ったので、 インクジェットプリンターで印刷して自宅で組み立てました。 ノウハウというほど立派なものでも変わったものでもありませんが、どういう手順で作られたかを写真つきでご紹介。 写真が多くなったので、表示に時間がかかると思います。申し訳ないです。 現在、「メルプのまんが」はイベントのみでの発売です。通販等は行っておりません。 ■イベント参加情報 |
使用したものなど
・両面に印刷できるA4サイズのプリンター用紙 |
[印刷します] データで作った漫画をレイアウトして、印刷します。 レイアウトソフトをいろいろ探しましたが、なかなかしっくり来なかったので、とりあえずWORDでレイアウト。 フリーソフトの「平綴じ君」を使って、平綴じが出来るように印刷をしました。 本文は16ページなので、4枚の両面印刷用紙に両面印刷をしました。 最初に、印刷のプロパティで印刷モードを「きれい」にしました。このほうが粒状感がなく、シマも入らず色の再現も良いようです。 (もちろん、インクはその分減りますが……) |
[紙を折ります] 印刷した紙を折ります。平綴じなので、順番が狂わないように気をつけて折ります。 山折り・谷折りも間違わないように気をつけましょう。 見本の小さい本を作って、ばらしておくとわかりやすいです。 (今回は見本用に、3,4,とページ数だけ書いた豆本を作りました。) 全部折れたところで、改めて折り目を強く付けます。 私は4枚重ねて、マジックのおしりできゅっと折り目をつけました。 |
[あそび紙はこれだ!] あそび紙です。 本の一番前と、後ろに一枚、印刷されていない紙が挟まっているでしょう。アレをあそび紙といいます。 今回の本は「2003年春号」ということで、春をイメージした紙を選んでみました。 左が後ろに使う紙。ピンクの上質紙です。奥付(作者の名前などが書かれているページ)をここへ印刷しました。 右は前に使う紙。桜の花がきれいに描かれているA5の紙です。これは、季節の便せんコーナーで発見した便せんです。 とってもきれいですよ。 |
[ホチキスでとめます] あそび紙で本文をはさんだら、3箇所ぐらいをホチキスでとめます。紙が動いてしまわないように、 大き目の目玉クリップではさんでみました。 (不器用なので結局ずれたりするんですけどね……) |
[針の山をつぶします] ホチキスをただ打っただけだと、後ろが山になっているでしょう。 「フラットホチキス」を使えば、後ろの山は平らになるのですが、今回使ったのは普通のホチキスだったので、 後ろの山は出っ張ったまま。 これを放っておくと、後で表紙を突き破ったりする恐れがあります。出来ればつぶしておきましょう。 かなづちでつぶす方もいるようですが、今回は(これまた)マジックのおしりでつぶしました。 平らで硬いものなので、いろいろに利用できますね! |
[表紙をつけます] 表紙をつけます。表紙・本文の両方に、しっかり接着剤をつけます。 こればっかりはやり直しがきかないので、注意を。 |
[これが今回の接着剤だ!] 学校の先生が、「紙をつけるならカネダイン」と言っていたので、なぜかずっと使っています。 確かに良くくっつくのですが、すぐ乾いて取り返しのつかないことになったりも…… これ、売ってるの関西だけなんですか?(関東の人は知らないといっていたし、私も関西に来るまで知らなかった) |
[はみ出てる!] 接着しますと、必ず表紙から本文がはみ出ます。 なぜなら、本文はA5サイズなのに、表紙はA4サイズ……背厚(綴じた側の厚さ・ページが増えると厚くなるでしょう)を 考えてないつくりなんですよね。20ページと薄くても、やっぱりはみ出ます。 なので、アクリル版で表紙ギリギリのところを押さえ、カッターではみ出ているのを一枚ずつカットします。 不器用な私はここで失敗します。すいません、お買い上げの際はここをチェックして頂いて、どうぞマシな物から買ってください。 (きれいな物を上のほうに乗せるようにしていますが) アクリル板でなくてもいいと思いますが、定規だとすぐ動くし、ベニヤなどの板だと境界がわかりにくいので透明なアクリル板を利用しています。 |
[完成!] できた! タイトルはそのまんま、「メルプのまんが」です。(笑)このページも「メルプのお部屋」だし、 こういうアリガチな感じが逆にいいかなあと思って。 タイトルのフォントは、手書きのようですが手書きではありません。Flashで作ったものです。 |