■プログラムは「魔法」のようなもの2


私がどんな風に呪文を唱えているかを簡単に説明するね。

まず、「魔法の薬」である「プログラムを組むツール」を用意します。
買ってくるのが普通だけど、中にはフリーソフトもあるよ。
私が使っているツールは、VisualBasic4.0(Microsoft)です。
一般的で、易しいほうなのにいろいろできるので使っている人もおおいです。

次に、呪文で動かしたいものを用意します。
たとえば、文字の出る場所とか。押せるボタンとか。
VisalBasicだと、絵を描くように、画面を組み立てることが出来ちゃいます。

画面を作っているところ

そして、画面に置いたものに名前を付けてあげます。呼ぶとき、わかりやすい名前でいいんだよ。
今回は、「押せるボタン」に「button」、「文字の出る場所」に「mojinoderubasyo」とつけたよ。
本当は、もっとわかりやすくて短い名前を付けるのがいいんだ。
ボタンがたくさんあったら、一つ一つ違う名前を付けなくちゃならないし。

そしたら、呪文を唱えます。その意味は、
「"押せるボタン"を押したら、"文字の出る場所"に、今日の日付を表示させなさい!」

呪文を唱えているところ

…コレで終わりです。さぁ、出来上がった「ソフト」を使ってみましょう。

ソフトが動いたところ

たった1行の短い呪文で、「ソフトらしいもの」が出来ちゃった。

これは簡単なソフトだし…と、思っちゃうけど、難しいソフトだってこういう呪文の繰り返しなんだよ。
あとは、呪文の種類を覚えて、呪文の唱え方を覚えるだけ。出来そうでしょう?


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