支離滅裂に1ピクセルの夢を見る 私は自分で自分を結構知っている。と、思う。 知らない部分もあるけど、ナルキッソスのように湖に映る自分を見ているだけではなく、 湖を覗き込む自分もたまに見ているのだ。 ところで、今脳が疲れている。ので、ちょっと舌がまわらず、空白になる。 コンビニで、へんなところで立ち止まって動かない奴をみたら、それ私だ。 今日もお仕事で何本か電話をしたけど、話しがおかしかった。説明もうまくできないのだ。 原因は多分アレだろう。夢中になるとまったく、他を忘れるほどのめり込んでしまう プログラミングだ。 昨日夢をみた。 私はパソコンに向かってウンウンうなってる。 わたしが作ろうとしているのは、バレーボールのゲーム。 ただ、バックは真っ黒だし、ボールはたった1ピクセルの小さな点。 そこで悩むのだ。 この1ピクセルの点をクリックして、どうやってそれがレシーブであって、トスであって、ブロックであってアタックなのか判断するのか。 そこで、私はクリックした時のドットの高さを取得して、それによってクリックが何であったかを判断させることにした。 でも、ボールの放物線の動きがどうしてもプログラム出来ない。 私は0点とるほど数学がダメな奴なので、二次関数なんかまったくわからない。 なんだ?Xとは!?Yとは? どうしてこんな奴が、3D出来たり、プログラム打ったり出来るんだ。 ベジェ曲線ですよ。ベクトルデータですよ。 うなされて目を覚ます… そして、起きたら言葉がうまく喋れない。舌も回らないのでどもってしまう。 こんなのは昔からだし、いつものことだから気にしないけど… ふしぎだけど、まったく人間のしくみそのまんまだなぁと思うのは、 舌がまわらなくて言葉がうまく喋れないこんな日は、ふしぎな映像が頭をまわる。 自分を癒す映像がぐるぐるしたり、自分を理由の無い恐怖に連れていったり、 支離滅裂にかき回すことで、遠心力でもきいてくるのかふしぎと脳みそがまとまってくるのです。 |