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時間が経つのがとっても

時間が経つのがとっても早い。
ほら、モウ12月だよ。
今更、20世紀が終ってしまうのをなんだか焦った気持ちで感じている。
しかし考えても見ると、21世紀になったからどうということはない。
21世紀に残したい○○とか、考えたところで
古いものから順に記憶から消去されていくのが歴史だし、かろうじて記録を残せる程度に過ぎない。
私たちが寿命をまっとうする頃に「残ってた残ってた」と思ったところで、
孫が死ぬ頃には忘れ去られているはず。

で、時間が経つのが早い話しだけど。
それって、人間がなにか時間を区切りはじめた時に感じるようになったんじゃないだろうか。
大人になると、年を取ると時間が経つのが早いなんて言うけれど
考えてみれば大人ってたくさんの区切られた時間の中ですごしてる。

たとえば、しんどい作業をする時に「ここからここまで、とりあえず頑張ろう」
と区切ってしていくと気分的に早く終る気がする。全体数は変わらないのに。

もう1年経ったな。
もう1ヶ月経っちゃったか。
あ、もう月曜日だ。
ああ、また朝が来た…

こうして、短い時間を区切っていくことで、
一つなにかに到達した気分になって振り返ってしまうから短く感じるんだよ。

なので、「人生」を一つの時間として考えることが出来たら時間の過ぎるのは長いんじゃないかな。
ただこの方法だと、時間を気にしないことの弊害でやろうと思ってたことをしないまま時間が経ってしまうかも。

チャゲアスのアスカさんが昔言ってたよ、
「限られた時間があるからこそ、頑張っていけるんだ」って。
やっぱ、人間はなにかをやりたくてヤッタ気持ちを味わいたいから、時間を区切ったのかもなァ。

はー、とりあえず、もうすぐ今年もおわるのかぁ。
ところでクリスマスから大晦日ってなんか長い気がしない?

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