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パイロット フリクションいろえんぴつ 12色セット ピンク 2013年11月27日 購入。 普通のフリクションボールやマーカー、蛍光ペンなどフリクションシリーズは一通り試している。 あまり普段は使わない。色が濃く書けるペンが好きなのと、消したくなる時がほとんどないため。 蛍光ペンでチェックリストにしるしをつけ、また消してリストを再利用する……という使い方の頻度が高い。 いろえんぴつタイプをなぜ心待ちにしていたかは、 【5】で説明する。 |
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まず輪郭線を目安に描いて、色を塗っていく。 色鉛筆画だし……と思ってホワイトワトソン紙を選んでみたが、失敗かも。 ○色の発色、ノリはいい。濃さもある程度調整できる。 ▲紙の目が粗いので(そこがこの紙の長所なんだけど)、ラバーでこすったときに綺麗に消えない。熱の伝わりが悪い感じ。 ▲同じく紙の目が粗いため、ラバーで強くこすると紙の表面が痛むし、せっかくの紙の目がつぶれてしまう。 |
【3】 |
ノープランで描いたらなんだかわかんない絵になってしまった。 ○色の塗り重ねは、固めの芯のわりに思ったようにできる。 ○すばやく塗りすぎると、塗るときの摩擦熱で色が薄くなるそうだが、ハイライト色を最後に入れるときに綺麗に発色する。 ▲一度塗ってから消したあと塗り重ねると、ほかより塗り重ねられる厚さが減っている感じがする。 つまり、透明だけどそこにはもう粒子はのらないよ、ってことなのか。 ▲消せる機能でハイライトを入れるのは難しい。 ラバーを動かしたときある程度の助走・走行距離がないと熱が起こらないので、ちょこっと消したいのにはむかない。 ホワイトは別で用意したほうがよさそう。 ▲削り器クラッシャーじゃないか?うちの削り器の一部ではうまく削れなかった。 カッターで削ってみたら普通より刃が汚れて掃除が大変だし、なんとか削れる削り器にも削りくずがまとわりついて掃除は難しい。 とにかく芯と軸の間にある樹脂のような白い部分が厄介。ちょっとモチモチしてるからくっついたら落としにくい。 ブラシとかで削り器を掃除してあげる必要があるかも。 |
【4】 |
【5】 |
こちらが本当の目的。 漫画の下書きにフリクションのような熱で消せるペンが使えたら、消しゴムで消さなくてすむんじゃないかとずっと思ってる。 不器用で力の加減が苦手な私は、普通の消しゴムで漫画の下書きを消していると原稿用紙を折ってしまうことがしばしばある。 書き込んだページの鉛筆線を消すのは本当に大変だ。じわじわ完成画が出てくるのも楽しいんだけど……できればさっと消したい。 トレース台もなんか違う。 今までのフリクションは、フリクションのインクの上にペン入れをすると、どうしても線が太ってしまったり、思わぬ方向に にじんでいってしまうなど、些細なところだけど「うまく操れない」惜しいアイテムだった。 「鉛筆タイプの、乾いたフリクションがほしい」とずっと思っていたのだ。 |
【6】 |
つるっとした紙だと発色が弱い印象。それは仕方ないか。 ○肝心のインク(墨汁)のりはバッチリ。にじんだり広がったり滑ったりしない。 (削れた芯の粉はペン入れ前に掃除しておくといい) 下書きに使えると思う。 ○指定とか、作業担当で色分け、とかそういうこともできそう。 ○ドライヤーで一気に消える。コツと根気は少し必要。 ▲細かいところをちょこっと消す、尖らせて細かい線を描くといったことはやはり苦手。 多分細かい絵はかけない。 ▲これは熱で消すタイプ全般に言えるけど、「全部じゃないけど広範囲」を消すのが何よりも大変。 「このコマだけぜんぶ書き直したい」って時に大き目のコマだと消すのが普通よりつらい。 |
【7】 |
完成した線画にドライヤーをかけて、フリクションいろえんぴつで描いた線が消えたものを
スキャナで取り込む。 ドライヤーで消すときのコツは、毛布のような少し保温性のあるものの上でそっと熱風を当てると フリクション線が復活しづらくなって良い。 つい横着して空中にぶら下げたり机の上で熱風当てちゃうと、熱風が当たらなくなると線がうっすら復活してしまう。 綺麗に消すのもコツがいるみたいだ。 アイロンで消すって手もある。どちらもやけどや火事には注意を。 |
フリクションいろえんぴつ あか |
フリクションいろえんぴつ あお |
フリクションいろえんぴつ むらさき |
フリクションいろえんぴつ ももいろ |
フリクションいろえんぴつ きいろ |
★今後ほしいもの(あったら)★
熱で綺麗に押せるスタンプ(★とか◎とか、熱くなって色を消すことで押せる)
専用の紙
専用削り器
専用消しラバーとか発熱する消しアイテム