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「領収書の宛名のほうは?」


前回に続いて、恥ずかしい思い出第2弾。

私は以前、パソコン販売店でバイトをしておりまして、書籍やOAサプライ類を売ってる売り場のレジをやっていたわけです。
忙しいときはほんとに、1時間とかレジの前の行列が止まらなかったりとかけっこう繁盛いたしておりました。

なんせ、それがはじめてのバイトだった阿智です。
社会のことをまったく知らない状態だったので、(今でも世間知らずですが)いろんな失敗をしました。

そんな中で、いまだと笑っちゃうけど当時は大マジだったひとつの思い込みを。

「領収書、お願いします。」
場所と、扱う品目柄、領収書を頼まれることが多かったのですが。
「ハイ、わかりました。(カキカキ)宛名のほうはどうさせていただきましょうか?」
「あ、”上”で結構です。」
すっごい普通のやり取りですよね。こんなことが毎日続きました。
そして、私は不思議に思いました。
「こんなに毎日、ちょくちょく買いにくるなんて…どんな大きい会社なんだろう、”上”様って。」

そう、私は「上」という名前の会社がどこか近所にあると思ったのです!!
本当は、宛名を詳しく書く代わりに「上」と書いてもらうことで手間を省いているわけですが
当時の私はそんなこと知らなかったんです。
「上」という大きな会社があり、そこの社員がわざわざ買いにきてくれてるんだと思っていたわけです。

阿智のふりみて、思い当たるところを直してくださいね(笑)

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