トランプ トランプにはたくさんの遊びがあります。 ただし、一人ではあまり遊べないので、みんながルールを覚えやすく・簡単なのに 案外戦略を練らなくてはならなかったりする深みがないと、定着はしないのです。 こないだ、沖縄のいとことトランプをして遊びました。 私は、windows添付の「フリーセル」なら何千回もやっているのですが、対人のゲームは久しぶり。 小学生のいとこは現役で、みんなと遊びまくっていることでしょう。 私もいろいろやったなぁ。 ババ抜き、神経衰弱、セブンブリッジ、ナポレオン、ポーカー…などなど。 「おねえちゃん、トランプやろ!」「トランプかぁ、なにして遊ぶ?」と、14も年の離れた女の子と対戦です。 「”戦争”やろっか!戦争って、知ってる?」 ナヌ!いま、この時代に「戦争やろっか」なんて、なんとシュールなのか。 「戦争…もしかして、さっき向こうで(イトコ姉妹で)やってた、あの 赤と黒に分かれて、数字の順番にカードを場に出していくやつのこと?」 と聞き返しました。 「そうだけど、もしかして…本土では、戦争っていわないの?」 そう、その遊びは、私たちは「スピード」という名前でおなじみ。 スピードなら昔たくさんやったけど、戦争と言う呼び名ははじめて聞いた。 「じゃぁ、本土ではなんていう名前?」 「”スピード”っていうよ。」 「それじゃ、どっちも出せなくなったときに、いっしょに手持ちからだすときの掛け声は…」 「”スピードっ!”だけど」 「ええ!言いにくい!うちらは”せーんそっ!”ってだすんだよぉ!」 そこで、数分、どちらの掛け声を採用するかで話し合いになりましたが、まぁそれぞれ慣れているほうで(笑)やることになりました。 さらに、ローカルルールの確認。 (学校単位でルールが違うんだよね〜。) 同じ数字を2枚重ねるルールはあり。 ジョーカーは使わない。 同じ色が続いてもかまわない。 などのルール内容を確認して、ようやくゲームがはじめられたのです。 「こち亀」の106巻でも「スピードやろうぜ」と言っているし、 googleの検索でも「トランプ スピード」では約7,970件出るのに対し、「トランプ 戦争」ではなんだか関係なさそうなのが多い感じで約5,500件だし、 多分「スピード」のほうが一般的だと思うんですが。 思い出したのは、中学生になったときの話。 4つの小学校から、同じ中学に進学するんですが うちの小学校だけが「キックベース」のことを「ケリベース」と呼んでいたことを知ったときのショックといったら…(笑) ところで、そのトランプゲームの結果は私の勝ちでございました。 たとえ相手が年下であっても、手加減はしないのでした。(あんまり大差なかったし(笑)) |