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CLIE(クリエ)で小説などを読む

最近、第二次物欲期に購入してしまったPDAのCLIE。
PDAって言うのは、小さいパソコンのようなもので、電子手帳のパソコンとつながるヤツといった感じです。
もちろん、それだけでなくPDA単体でも結構いい働きをしてくれます。 スケジュール管理、時計、メモ、お絵かきソフト(ほとんどお絵かきは無理だが)、音楽再生ソフト、などいろんなソフトが入っていますし
パソコンのように自分の好きなソフトをインストールしたりして、自分好みの相棒に仕立て上げることが出来ます。

私もなんだかあこがれて買ってみたものの、別に屋外でメール読んだりしないしブラウジングもしないし、
管理しなくちゃなんないほどスケジュールがあるわけでもないし、(笑)
はっきり言って何に使おうか困っていました。ゲームでも入れてちょくちょく使う理由を作ってあげなくちゃなんないのか?と悩んでいました。

そこに現れた救世主のような、CLIEと私をつないでくれるすてきなソフト。
テキスト文章を、PDAで読みやすいように表示してくれるソフトです!

CLIEで表示したブラックドウワ
ブラックドウワをCLIEで表示してみました。

縦書きでも読めることに驚愕。ただ、ブラックドウワは縦書き向けに作られていないのでそのまま変換するとなんとなく変な感じ…
横書きでも読めますが、CLIEでは表示画面が大きいので縦書きのほうが良いですよ。
さらに、CLIEなら左側面についているジョグダイヤルで、簡単にページをめくることが可能。
しおり機能もついてるし、続きを読みたいときも簡単。

このソフトとともに、「青空文庫」という小説サイトから読みたい・未読の文学作品などをダウンロードして読める形式に変換し、 メモリースティックに入れるだけで…本当に手のひらに収まる文庫本が出来ちゃうわけですね。
テキストデータなので、かなり沢山のデータを入れても、メモリースティックも本体も簡単には埋まらないし、電池も案外持つので長いあいだ楽しめます。

 夏に帰省したとき、新幹線の中で大活躍。なれるとサクサク読める。
ページをもどるのが少々面倒ですが、推理小説でもなければあんまりもどらないでしょう。
本も好きなので、これがあるからと本を買わないこともないのですが便利です。

ただし、左腕が筋肉痛になりました(笑)長時間のときは、あいだに休憩をはさむかひじ置きのあるところで利用しましょう。

(そういえば、このCLIEってどう考えても右利き用だな。左利きの人には使いにくいかもしれない。)

■今回紹介したソフト・サイトなど
青空文庫
使用しているDOCアプリ(作者さんのページへ)
青空文庫パーム本の部屋(こちらは今日発見…もっと早く見つけていればよかった)

私がもってるCLIEはPEG-NR70です

そのうち、ブラックドウワもPDAで読める形式に変換して公開しようかと考えています。
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(C)AchiFujimura 2002