卓球 私はスポーツ全般が苦手です。 根性はあるらしく、だらだらと続けることは得意です。 マラソンも遅いが完走するし、水泳も遅いけど放っておけばずっと泳いでいます。 小さい頃は良く野球をしました。クラスでやるときにはピッチャーをやったりもしましたが、 近所の友達?とやるときはライトです。でも、打つのも守るのも苦手です。(なにが得意なのか?) 野球のときの私の呼び名は、「ヘディングの女王」です。なぜ野球なのにヘディング!(笑) そんな私が、唯一まともに出来るスポーツが卓球です。 中学のときは3年間、卓球部でがんばっていました。 消去法で出来なそうな部活を消していって、最後に残った卓球部に入らざるを得なかったという理由で入部したのですが、 入ってみたら案外がんばって楽しく出来ました。(卓球部に好きな人もいたしね(笑)) 部活はずっとラリー、たまに試合、空き時間に男子も交えて漫画談義、などなど毎日楽しかった。 顧問の先生とも、いつも仲良しだったし、先輩後輩もみんな仲良しだった。 部室にもどったら、今度は持ち寄った菓子など食べながら漫画タイムです。 プレハブの屋根がごそごそうるさいのは、男子が屋根裏を移動しているからです(笑) 女子部の上にエロ本を隠しに来るんですね〜。ここだと見つからないって寸法ですね。 そんな中で出会ったのが、桑田乃梨子先生の漫画「卓球戦隊ぴんぽん5」です。 当時は好評連載中!で、(ただいま文庫版好評発売中!)卓球の漫画は凄く少ないので皆で楽しみにしていました。 第2回の、ラケットにほお擦りする紅くんに爆笑しました。 そのコマに「頬ずりするとすれずについてくるのがタマにキズ」って描いてあって、そのとおり!って。(笑) さらに当時の私、とっても派手な格好で試合に臨んでいました。 男子ともそろいで買ったハチマキ。とっても派手な水色。 卓球は、白い部分が大きい布を身につけてはいけないことになっています。(少なくとも当時は) で、白いハイソックスがはけないので、どぎつい紫・または・ショッキングなオレンジのどちらかをはいて大会に出ていました。 このようないでたちなのは私だけで、かなり目立っていましたね。 加えて左利き。ペン、お箸など普段は右利き・生まれつき右利きの私ですが、 中学のとき好きだった同じ卓球部の人が左利きで(本人見たらばれるやん…(笑))、私も同じ左利きで卓球をはじめたのでした。(正しくは、少したってからですが) これは結構後々有利になりまして、右利きの人は戸惑っていたみたいです。 部活でも、皆が練習で「対左利き」って言うのを出来たから、役にも立ったみたい。 ただし、私はバック打ちしか出来ませんので、(普通逆だろ!)良くそれで試合に勝てたなァと感心します。(自分に) 高校に入り、卓球とはほとんど縁のなくなった私です。 あ、高校の卓球部の皆さんにざんげさせてください。 あなた方の部室のドアを壊したのは、隣のわが男子バスケット部です。 どうもうちの部室の扉が立て付けが悪かったので、取り替えてしまったようです。 突然、扉が開けづらくなって驚かれたことでしょうね。本当にごめんなさい。 バスケ部でマネージャーをやっていた私に、後輩が数人話し掛けてきました。 「藤村先輩ですよね。私、むかしからあこがれていました!」 「ウ、ウッヘヘェ、(変な照れ笑い)うれしいな、でもどこで会ったっけ?」 「私…卓球部だったんです。先輩、凄く派手な格好されてたから、いつもうちの中学で話題になってて、こんど同じ高校だって聞いて、会いに来ちゃいました!」 …目立つのも危険ですね。 もうそんなこと忘れていたので、顔から火が出そうでした。(笑)そんな過去、忘れて! ちなみに成績は、最高で郡4位です。3位だったら新聞にのったのに!(笑) |
(C)AchiFujimura 2002