2003年イベントレポート 去年に引き続き今年もいろんなイベントや展覧会に足を運びたいと思っています。 しかし、今年のレポートページは同じようなイベントで埋まっていくのか!?(笑) ■コミックマーケット65 (場所:東京ビッグサイト 行った日:2003/12/30) あの夏と冬の祭典、コミックマーケットに行ってきました。創作評論で出ている知人のスペースに、 メルプを置いていただいているのでそちらへ売り子に。 さすがに日本一の大きなコミックイベント、ものすごい人でした。でもスタッフの人がしっかりしてて、 まわりも同じ参加者って言う共通意識が感じられて気持いいイベントでした。ジャンル的に 年齢が高めと言うこともあるかもしれません。男性ばっかりだし。 人が沢山で、いちいち時間がかかったりするのが大変でしたが……交通の便があまり良くない(とおもう)ので、 帰る手段が限られてて移動に人が殺到しちゃうところがね。 でも、さすがにすごいイベントでした。勉強になった。感動した。 ■コミコン京都Winter (場所:京都市 勧業館みやこめっせ 行った日:2003/12/21) 多分入ったと思うんですけど、よく覚えていません……なんか一年間、毎月参加してたらいつがいつのことだかわからなくなってきた(笑) クリスマス絵本などを持っていったんだけど、コミコンの大きな季節イベントだった割に売上は伸びませんでした。 ■コミックワールド京都 (場所:京都市 勧業館みやこめっせ 行った日:2003/11/16) 今回の新作はクリスマス絵本とクリスマスカード。他にも、コミックイベントで初めて並ぶのは、 シール・しおりなど、いろいろありました。スペースは「手狭」とかいうレベルでなく、だいぶ狭いです(笑) 並べきれないので、今回はポストカードなど後ろに引っ込めちゃったアイテムも。 でも実際、ポストカードはほとんど売れていないのです……どうも、あるアイテムを全部並べちゃう癖があるから、 ちゃんと引き際を見極めたほうが良いのかもしれません。 ■ワールドアートギャラリーin京都 (場所:京都市 勧業館みやこめっせ 行った日:2003/10/25,26) いつもの同人誌即売会ではなく、今回はアートイベント。アートがメインのため、 売上はほとんど無く、いつものイベントのほうがむしろ多かったりしました…… でも、見てくださった人がいつもとちがう感じの人ばかりだったので、たくさんの新しい人に 知っていただけたのではないでしょうか。 詳しい話や、ブースの様子の詳細写真などはメルプのお部屋のほうで。 ワールドアートギャラリー参加報告 ■コミコン京都56 (場所:京都市 勧業館みやこめっせ 行った日:2003/10/12) 10月のコミコンにも飛び入り参加。飛び入り参加はらくちんだな〜、締め切りまでに参加希望しておかなくちゃって言う へんなプレッシャーから開放されていい感じです。 今回はたくさんの人に見てもらえたようでよかったです。男性にもよく見てもらえて嬉しい。 メルプは老若男女いろんな人に興味を持って欲しいキャラなのだ。 ■名作映画リクエスト上映11位〜30位 (場所:京都文化博物館 行った日:2003/10/11 入場料500円) ★破戒 監督:市川崑 出演:市川雷蔵、長門裕之、藤村志保 島崎藤村原作の小説を映画化したもの。私は先月から移動の合間に「破戒」原作を全て読んでいまして、 この内容をどれほど映画で1時間半の間に収めるかを楽しみにしていたわけです。なので、以下感想は原作と映画を比較した内容です。 結果としては、深く掘り下げた描写を端折ることで物語りを最後まで描いていました。なので、 雷蔵さん演じる瀬川丑松が、どれほど父の存在・尊敬する猪子先生の存在の間で揺れたか、その周りを取り囲む 環境が、「破戒すること」の恐ろしさを想像させたかが、あまり身に迫らない感じです。 原作では、猪子先生は丑松の心を破戒へと揺さぶる大きな存在です。猪子先生はあくまで自分の信念を貫き、 その姿を見せることで丑松を揺さぶります。多分猪子先生は丑松が言おうとしていたことに気がついていたのでしょう。 映画では、猪子先生は丑松に直接揺さぶりをかけます。「キミも仲間なんだろう!?私の後継者になって欲しい」と。そして丑松は、 戒めを守るために「いいえ、人違いです、私は瀬川ですが貴方のお探しの瀬川ではありません」と言ってしまう。 この丑松の行動が、のちの破戒へとつながる大きな後悔になるわけですが、急降下すぎてガクンっと展開していく感じです。 父への愛情も感じ取るには表現がたりなかったかも。原作では丑松が破戒へ傾きかけたときには、 何度も父の生きる姿勢・息子への気持が波のように繰り返し大きく寄せてくるわけです。 大きく違うのはラスト。いままでのエピソードの端折り方とはだいぶ違って、ラストは盛りだくさんに 原作にないシーンが出てきます。 原作ではほとんど役割のなかった猪子先生の奥さん(岸田今日子)が、すごいキャラクターとして 丑松の今後の人生を決めてしまうほどのちからを持っています。さらに、原作ではあくまで偽善者を貫いた校長も、 最後には「教師としての初心を忘れていたらしい」と改心(?)していますし、子ども達とのエピソードもあって かなり救われ、丑松は猪子先生の遺志をつぎ、猪子未亡人と東京へ旅立っていきました。 つじつまのあわせ方や、救いのあるラストということでは映画のほうがまとまってるかもしれません。 出演者はこないだの「炎上」にそっくりで、「また雷蔵さんの父親が浜村純!?」「また住職が中村雁治郎!?」って感じで。 中村雁治郎氏は、好色な俗っぽい和尚を演じさせたらすごいリアルだなぁ。きっといるよ、こういう和尚さん! さらに、丑松の朋友・土屋銀之助が……サザンの桑田佳祐にしか見えず、いったいこの人は誰なんだと調べてみたら、 長門裕之さんですか……長門さんの若いころと、桑田さんそっくり。 ■名作映画リクエスト上映11位〜30位 (場所:京都文化博物館 行った日:2003/10/4 入場料500円) ★炎上 監督:市川崑 出演:市川雷蔵、中村雁治郎 先週も行きましたが、今週も雷蔵さん出演の映画を鑑賞に。会場はあまり映画を見るのに向いていない気がするのですが…… (イスは硬いし、前の人の頭が邪魔だし)でも、大きなスクリーンで映画を見るのは良いものです。 古い映画なので、なかなか大きなスクリーンでの鑑賞の機会はありませんからね。 さて、「炎上」は三島由紀夫の「金閣寺」という小説を原作に作られた映画でして。古い日本映画は、娯楽性の高いものなので、 シリアスなストーリーでもクスリと笑えるシーンがあるものですが、この映画にはそういうところは全く無い。 一貫して暗く、重めな展開です。雷蔵さん演じる主人公「吾一」は、父の死と共に父が生涯愛していた「驟閣寺」へ預けられる。 父が愛した驟閣寺に吾一も魅せられ、吾一につらいことがあるたびに心の中で驟閣寺の存在が大きくなっていく。 しかし、そんな驟閣寺を取り巻く環境は変化していく。尊敬していた老師は芸者を連れ、観光客が驟閣寺を訪れ汚し、 そして自分も変わっていく。驟閣寺だけは変わらない、といい続けた吾一だが、その心の中を誰にもきづいてもらえなかった。 最後に吾一が驟閣寺へ火を放つ…… 最後まで見終わっても、「ウゥゥ……オ、オオォゥ……」とうめき声だけ出てしまうようなすくわれない映画でした。 深いです、若者の葛藤とかおもうように行かないもどかしさとか、伝わらない悲しさ、変わることへの恐怖などいろいろな感情が盛り込まれている。 原作も読んでみようと思います。 市川雷蔵といえば、快活な気持のいい演技をする人だとおもっていましたが、この「炎上」では吃音に悩み自分の気持を言葉で うまく伝えられない内気な青年の役をきっちりこなしていました。こういう役も演じることが出来るのだなァとわかると、 さらに雷蔵さんという存在の奥が深くなりますね。 ■名作映画リクエスト上映11位〜30位 (場所:京都文化博物館 行った日:2003/9/27 入場料500円) ★眠狂四郎 殺法帖 監督:田中徳三 主演:市川雷蔵、中村玉緒 投票で決まった日本映画を上映するというなかなか無い機会。私は母親が雷蔵fanのため、ビデオを大量に持っているのですが、 やはり大画面での上映は貴重です。17:00〜の上映に足を運びました。 総天然色映画でびっくり。1960年代だから当たり前? いきなり雷蔵さん扮する眠狂四郎が伊賀の忍者達に取り囲まれるところから物語りは始まります。 狂四郎は難なく忍者達を刀で切り、残党も逃げました。 帰った忍者は加賀の国の殿様に、狂四郎の剣術の腕を報告。先ほどのは腕試しだったのです。 殿が拾い育てたという美しい女、チサ(中村玉緒)を間者として狂四郎の下へ送り込み、味方につけようとしますが…… さらに、謎の少林寺拳法の使い手チンソンも登場、彼が雇われている銭屋という男にも誘われる…… 狂四郎はどちらを味方するのか、はたまた…… という内容で、雷蔵さんが円月殺法を使う殺陣シーンが見所でカッコイイのですが、短い時間でどんどん人の心が変わっていくのが ちょっと違和感。(上映時間が短いので仕方ないですが)勧善懲悪モノで、悪はとことん悪なのでわかりやすいところは良かったです。 中村玉緒演じるチサ殿の色仕掛けが……色っぽいんだけど、最近の玉緒さんのほうを良く知っていると恥ずかしくなってしまいました。すいません。 ■コミコン京都55 (場所:京都市 勧業館みやこめっせ 行った日:2003/9/21) めずらしく、今回は飛び入り参加です。会場で参加費を払って参加。 おもっていたより簡単に出来ました。今度からこういうのもアリかもしれない。 飛び入り参加だったので、スペースは「よろず」に行きました。でも、両隣が違うジャンルって結構大変なのね…… いつもよりも落ち着かず、なんだか疲れてしまいました。 でも、メルプのまんがやグッズを買ってくださった皆さん、本当にありがとうございます。 皆さんのおかげで救われております…… ■コミックワールド京都64 (場所:京都市 勧業館みやこめっせ 行った日:2003/9/14) 今回も行ってきました、「コミックワールド京都」。めでたく、イベント参加10回目となったわけです。 だいぶ慣れてきましたが、だんだん販売物が多くなり、荷物が重たく&スペースがぎっしりになってまいりました。 なんだか色々になってきたので、ジャンルを「よろず」とかにうつっても良いかなァとおもったりしています。 ほかにもいろんな本を作る予定ですので、だんだんよろず色が濃くなってくるかも。 ちなみに、今回から敷物の色を変えました。……やめておけばよかった、なんだかごちゃごちゃしてる気がする。 次回からは元に戻すか、もう少し地味で柄の無いものを選ぶかもしれません。 買ってしまった布はどうしよう……ブックカバーにでもするかなぁ? ■コミックワールド京都63 (場所:京都市 勧業館みやこめっせ 行った日:2003/8/3) 今回は新作のノートを引っさげて、毎回おなじみの勧業館イベントへ。 ノート結構いい出来なんだけどなぁ……ちっとも売れませんでした〜。残念。 やっぱり高いグッズだということもあるんでしょうね、もっとメルプを好きになってもらわないと 手にもとっていただけないですな。 でも、イベントへの参加などは、ほとんど販売目的というよりは広く認知してもらうための広報のようなものなので (実際、毎回新しい方に声をかけていただけたり、「かわいい」と言って頂けています。) これからも参加してメルプを広めるぞー。 ■ISOT2003 (場所:東京ビッグサイト 行った日:2003/7/5 入場料:無料(招待)) 去年に引き続き、今年も行ってきました、文具・事務機の祭典に。 でも今年はあんまり祭りの雰囲気がなかったなぁ。もっとはじける企業がいくつもあってもいいと思うのに、 みんなおとなしく製品(しかもあまり珍しいものが無い?)を並べているだけという感じで面白みにかけていました。 私自身が、ほとんど趣味で見に行っているので、あまり商談っぽいことを話し掛けられると戸惑うので ブースに近寄ったりメーカーの人としゃべるのを避けていたというのもあるのですが(笑)まあ、いろいろ見れたので、 今後の参考にはなったと思います。 ■今日の人形芸術 (場所:京都文化博物館 行った日:2003/6/29 入場料1,000円) 久しぶりに、京都文化博物館へ行ってきました。 前行ったときにはだいぶガランとしていたので、今日もそんなもんだろうと思ったのですが、 たくさんの人が観に来ていました。「人形って人気あるんだなぁ」と思ったのですが、「特別展(今回は人形芸術)」と 「常設展」があって、常設のほうへ降りたらガランとしていたので、前に見たのはこっちだけだったんだなあと納得。 25名の作家さんの、100体もの人形が並んでいました。人形というのは同じ芸術と括られていても、絵画とは全く違って、 見る側の見方によって物自体が変わって来るモノだと思います。私も、横に回ったり、しゃがんでみたり、上から見たり、 いろんな角度から人形を楽しみました。正面から見ても十分美しい人形が、後ろに回るとうなじから一番色気を発している気がしたり、 人形と目線を合わせれば楽しい気分になれるのに、わざとそらしてみると、人形が自分を見ていないのに楽しげな表情なのが憎らしく 感じたりと、不思議な感情を起こされます。 表面素材の工夫などは、絵画と共通するものを感じます。よりリアルにするための素材があったかと思うと、 今度は「ホンモノじゃない」ことを強調するかのように、幻想的な素材で作り上げられているものなど、 ホンモノのように美しく触りたいものから、本物以上に本物の質感を表現するための素材であったり、 とにかく学ぶところは多いわけです。 「人形は動き出しそうで怖い」と思われる方もいるかもしれません。しかし、この人形達を見れば思うのです、 「さっきまで動いていたこの子たちの"時"が、止まってしまったんだ」と。 ■コミックワールド京都62 (場所:京都市 勧業館みやこめっせ 行った日:2003/6/22) 大体、毎月1度は話題に出るコミックイベントです。何度も行ってると飽きるんじゃないかと思われそうですが、 毎回違う人が違う反応をしてくれるのでとっても楽しいです。 最近はボケーっと時間をすごすのも慣れてきたらしく、時間のたつのも早い感じです。 売れるか売れないかは、本当に毎回違って読めないです。たくさん買っていただけるときもあるし、 本当に売れないときもあるし。今回は売れないときでした(笑)反応すら薄い感じで……こんなときが 一番クスンです。さらに、空調がきつくて、冷えて節々が痛い痛い。ずっと腕とかをマッサージしてました。 でも、人は結構たくさんいたなぁ。皆楽しそうだった。 ■いきもの図鑑 牧野四子吉の世界 (場所:京都市 京都高島屋 行った日:2003/6/1 入場料800円) 地下鉄でポスターをみて、行きたいと思った展覧会です。 もともと図鑑が大好きで、いろんな図鑑を持っているけど、やっぱり絵で書かれている図鑑が大好き。 写真だと案外細部がわからないので、絵で見たほうが特徴をつかみやすいんですよ。 ホンモノそのままではないけども、人間が目でみた動物の印象を、強く伝えてくれるのはやはり絵だと思うんです。 影で隠れて見えない部分の詳細や、質感など、本当に伝わり方が違います。 そんな図鑑の原画が1300点展示されていました。ものすごい見ごたえです。広辞苑に掲載されている図版も原画があり、 ペンで細かく表現された白黒の精密画なんて、「原寸だったのか!」とか驚いてしまいます。 子どもに大変受けていまして、パパやママの解説を聞きながら、皆まるで動物園に行ったようにはしゃいでいました。 大人たちの絵の感想は、皆「写真みたい」「写真そっくり」という面白みのないもの。 写真そっくりって、絵の感想としては嬉しくない部類。写真に出来ない表現をしているのに、なかなかそれにきづかず、 どうしても写真のほうが「ホンモノそっくり」だと思われている。 子どもの感想に、面白いものがあったのでご紹介。それは恐竜の原画の前で聞けました。 「この人(牧野さんのこと)、恐竜も、見たの?」 ■コミックワールド京都61 (場所:京都市 勧業館みやこめっせ 行った日:2003/5/18) 毎月おなじみで参加している同人誌即売会。4月からちゃんと本も売っているので、グッズだけじゃないから 肩身の狭さも感じない。今回はまんがもいつもより買っていただけて、嬉しい限りです。 それに、毎回嬉しいことがありますが、今回も嬉しいことがいくつもありました。 応援してくれている方のためにも、がんばるぞ!と改めて気持を引き締めたりなんかして。 今回は暖かくていい天気だったので、人もたくさんいたような気がします。 さらに私はスペースが角っこだったので、机側面にもミニポスターを貼ったりしました。 いつもよりは注目度があがったかな? 残念だったのは、せっかくポストカードを場所取らずに設置できる方法を利用したのに、 肝心要なポストカードを忘れていったことです(笑)前回の売れ残りしかなく、1枚もない柄や 1枚しかない柄など(笑)多くても2枚しかストックがなく……今度は忘れないようにします。 ■海野和男写真展 (場所:京都市下京区 カメラのナニワ 行った日:2003/5/9) フラッと四条通を歩いていて、「そうだ、ハガキサイズのプリンタ用紙買わなくちゃ」とか思っていたときです。 カメラのナニワ前を通りかかったとき、目に飛び込んできた「海野和男写真展」という立て看板! おもわず、「昆虫!」と声に出てしまいました。海野氏の昆虫写真が使われている本なども読んでいますし、 撮影場所が実家の近くで、撮影地名にもなんだか心が和むのです。 中くらいのパネルから、大きめなものまで、20点〜ほど展示されていました。 小さい頃一緒に遊んだようなトンボの写真に和みました。皆、生きてるなぁ! 海野和男氏ホームページ http://eco.goo.ne.jp/wnn-x/unno/ ■エルベ・モルバン原画展 (場所:京都市左京区 けいぶんしゃギャラリーアンフェール 行った日:2003/5/8) 名前は知らなくても、どこかで見たことがある懐かしい感じのイラスト……それがエルベ・モルバンの絵です。 ギャラリーアンフェールは雑貨販売のスペースとギャラリーがくっついていて、いろんな人の展覧会をしているのですが、 大抵作者さんがいるので、私は展示スペースに入れませんでした。(大体一人で行くし、作者の方に見張られている気がして……) 今回は作者の方もいなかったので入場。入る前は日本の作家さんだと思っていましたが、エルベ・モルバンというフランスの方だとわかりました。 原色が鮮やかなイラストが並んでいて、キャラクターが描かれているものが多いのですが、私が気に入ったものは キャラクターの描かれていないものでした。(キャラクターは好みに大きく左右されるしね。) 色使い、構図、モチーフなどが大変参考になりました。一緒に行った相方はこのイベント限定のパンフレットを買っていました。 この規模のイベントでパンフレットを限定で作ってしまうのがすごい。 なかなか見られない原画の数々が展示されています。5月12日までと展示期間はあとわずかですが、 この機会に見ておいたほうがいい展示会だと思います。 ■橋幸夫 還暦を祝う会 (場所:東京千代田区 帝国ホテル 行った日:2003/5/3) 文章が長くなったので別のページへ。 「橋幸夫 還暦を祝う会」に参加しました(2003/05/05)
■青山剛昌の世界展 (場所:京都駅ISETAN7階 美術館「えき」 行った日:2003/5/3) 大好きな「名探偵コナン」を含む、青山剛昌先生の初の原画展。 まんがの原画って何か楽しいの?といわれることも多いのですが、印刷されたものと原稿はだいぶ違うものです。 例えば、同じ黒に見える線やベタ塗りでも、場所や効果によっては墨で塗ったりマジックで塗ったりといろいろ。 トーンだって、はみ出して(大きめに)貼るのが普通です。ホワイト(修正、白)も効果的に使ってあったり (ホワイトは印刷では全く見えませんからね。)発見が多々あるのです。 入り口に10時半過ぎに着いたのですが、ものすごい待ち行列。入場券売り場で「何分ぐらい待ちますか?」と聞いたところ、 「わかりませんが、かなりお待ちいただいています」とのこと。結局30分ほど待った後に、ようやく入場。 チョット残念だったのは、カラーイラストが複製だったこと……カラーインクは光での退色が激しいので、 美術館などに晒せないのはわかるのですが、やっぱりホンモノを見たかった…… カラーが複製の分、白黒原稿はじっくり見させていただきました。どうも進むのが遅いなぁと思ったら、 全てがまんがの見開きになっているので、ついセリフを読んでしまうんですね。ここも普通の絵画展と違うところです。 中には「この続きがめっちゃ気になる!」と、展示ページの続きを気にしている人もいました。 販売コーナーは、今年の映画関連のものが多かったのですが、「世界展」限定のものもあったりして必見です。 私はクリアフォルダとポストカードを買ってしまいました(笑) ■有名作家ドールハウス展 (場所:京都駅前 プラッツ近鉄7F 行った日:2003/4/26) 他の用事でブラっと立ち寄った近鉄百貨店で、「有名作家ドールハウス展」が開催されていました。 もともとミニチュア好きですし、ドールハウスは本などを買って眺めているぐらいに好きです。 (自分でもミニチュア小物は作ったけど、ハウスまではさすがに……) ジオラマなどは男性が多いのですが、こちらは「ドール」というだけあって女性も多い様子。「ドールハウス」で検索すれば、 たくさんの作家さんがwebで作品を発表されています。 普段は写真などでしか見る機会のないこれらの作品ですが、今回は実物をじっくりいろんな角度で眺めることが出来ます。 細かくてリアルな小さい世界は誰の目にも凄さがわかりやすいらしく、あちこちから感嘆の声があがってる! 「すごい」「こまかい」「私にはとても無理だ……」などなど。絵画展などではあまり聞こえない感想のような気がする(笑) でも、本当に、この小さい箱庭(箱部屋)にも世界観がぎっしり詰まっていて、こんな部屋に住みたいなぁと思ってしまいます。 入場料は無料でした。展示ブースの隣では、材料・パーツなどを販売するコーナーが。書籍も人気でした。作家さん本人もいらしてたり、 作品も購入できたりとかなり盛りだくさん。4月30日までとのことなので、この機会にミニチュア・ドールハウスの世界に触れてみるのも良いかもしれません。 ■コミックワールド京都60 (場所:京都市 勧業館みやこめっせ 行った日:2003/4/13) なんだかもうおなじみになってきた、同人誌の即売会。 でも、会場になじみの人はまだいないというのが私の寂しいところ。(笑) 独りでのんびりとグッズやらまんがやら売っています。メルプのことを聞いてくださる方とお話したり、 たくさん歩いてるコスプレの人を見たり、近所の人の販売物を見たりして楽しんでいます。 イベントレポートをまんがで書いてみようかなぁーなども思いましたが、考えてみたら 同じ場所の同じイベントにばっかり出てたらあまり書くことないよなぁ(笑) ■コミコン京都SpringII (場所:京都市 勧業館みやこめっせ 行った日:2003/4/6) 同人誌即売会でメルプのグッズを販売しています。 今回は、念願の「メルプのまんが」(これタイトルです)を販売開始! この3ヶ月ほどで書き溜めたまんがを、一冊の本にして販売中です。今日も数冊買っていただけました。 やっぱりまんがって言うのは売れるとうれしいものですね……もちろん、グッズたちも、 メルプを世に送り出しつつかわいがってもらいたいという気持をこめて考えて作ってますので、 同じように嬉しいです。それに比べると、本自体は工夫のない普通の本ですが、やっぱり中身は 自分で考えたネタとかが詰まっているわけですからね。ぜひ読んでいただきたいです。 ■大好き!キャラクター展 (場所:京都高島屋7Fグランドホール 行った日:2003/3/14) 高島屋にて、いろいろなキャラクターを集めた展覧会が開かれました。 キャラクターを作っている身としては、とりあえず興味のあるところ。もしかしたらドラえもんもいるかも?と、 チェックしに出かけたわけです。 入り口では、水森亜土さんのキャラクター「ローズちゃん」ストラップが先着20,000名様にプレゼントされました。入場無料なのに太っ腹だなぁ。 中には新旧いろんなキャラクターがたくさん。いきなり入り口近くで、「桃屋」のCM名場面パネルが並んでいたのにはびっくり。 ポストペットの「モモ」や、最近人気急上昇中のクマ「グルーミー」、「ピングー」、「キキララ」、誕生日をまじかに控えた「アトム」など…… いろいろなキャラクター商品が並んでいます。(販売をしています。) 水森亜土さんの原画展示販売もされていて、原画の割にはお手ごろ価格で好きな人にはいいチャンスかも。 子供たちが楽しそうにキャラクターグッズを選んでいる中に混じって、スーツの男性がたくさんいました。 あれはキャラクタービジネス関連の人かしら。亜土さん原画の前に立ってた、茶髪でスーツの男性は、 「この絵高いな」「原画だからな」と話していて、その辺は雰囲気がちょっと違う(笑) ドラえもん関連では、ネクタイが数を揃えていました。お父さん・弟に買ってやりたいけどとりあえず保留。 他は、「どこでもドラえもん」京都限定新撰組バージョンしかなくて面白く無かったです。こんなの京都ならどこでも買えるしなぁ。 企業キャラクターのストラップがズラリ500個並んでいたのは凄かったです。 ■大人だけのドラえもんオールナイト17 (場所:東京池袋 HUMAXシネマズ4 行った日:2003/3/7) 詳細レポートはこちら ■コミックワールド京都58 (場所:京都市 勧業館みやこめっせ 行った日:2003/2/2) 下と同じくサークル参加。実はイベントに出るたび、新しいチラシを作っています。 今回も、前回から一週間しかたっていないものの、新しくチラシを作りました。 コミコンではチラシ置き場にチラシを20部置いているので、そこから持っていってくださる方も多いでしょうが (一応全部はけているので)、コミックワールドでのチラシはスペースに来ないと配っていません。 なので、毎回3〜5人程度の方が貰っていってくださるのみとなっております。(笑) ■コミコン京都51 (場所:京都市 勧業館みやこめっせ 行った日:2003/1/26) 去年の11月から毎月行っているみやこめっせ。同人誌即売会でメルプのグッズを販売しています。 もちろん本を売りたいのは山々ですが、まだメルプの漫画もあまりないし。とりあえずグッズのみです。 でも、本を売りたい気持が高まっているので、今いろいろ製作中です。そのうち本もちゃんと並びます。 今回はサークル数は220程度であまりいなかったものの、その分密度が濃くていろんな人が見ていってくれました。 手にとってくださった方、お買い上げくださった方ありがとうございました。 また新作を作るぞー!と盛り上がっております。 真ん中のアミは焼肉のアミですが、結構便利だけど友達に不評だったので(;;)次回からは別の方法を考えるかな…… |