セールスと私 セールス、最近電話はかかってこないけど、昔はたまにかかってきていました。 そんな昔の電話対応の思い出をご紹介。 ある日の夕方、一本の電話がかかってきました。 セールス(以下セ)「こんにちは!在宅でお仕事をされたいと思っていらっしゃる方へ、お仕事のご案内をさせていただいている○○社というものですが!」 阿智(以下阿)「ハイ、どういったことでしたでしょうか」 セ「パソコンとかやってみたいと思われませんか?当社では、パソコンを覚えていただくためのテキストから提供させていただきまして、 パソコン本体も格安でご提供し、さらに毎月お仕事を斡旋させていただくというサービスを行っています」 阿「ああ、テキストもパソコンも要りません。パソコンはすでに持っていますし、ホームページを作ったりプログラミングもしますので、 スキルも問題ないと思います」 もちろん口調は慇懃に セ「ああ、そうですか……すごいですね……必要ないですね」 阿「すでに在宅での仕事も幾度かさせていただいているのですが、御社から紹介していただけるお仕事にも興味がありますので、 どのようなものか説明していただけますか」 セ「表計算ソフトやワープロソフトに、素材を入力していただく作業になります。大体時給では1000円ほどになりますよ」 阿「1000円か……安いですね」 阿「ちなみに、今回私の所へお電話いただいたのは、どのようなところで番号をお調べになったのですか」 セ「在宅でお仕事をされたいと思っていらっしゃる方の名簿です」 阿「なるほど。確かに、私はそのような在宅ワークを紹介していただける斡旋業者にいくつか登録させて頂いています。 今後の参考にしたいので、どちらからの名簿だったかお教えいただけないでしょうか」 セ「ですから、在宅でお仕事をされたい方の名簿です……」 阿「それですと、どちらの名簿かわからないので、キチンと名前を言っていただけますか。 ところで、御社のお名前をもう一度お聞かせ願えますか」 セ「もう、結構です。今のお仕事がんばってください」 ガチャン このときは結構まじめに話をするつもりだった私。 噂には、そういう勧誘があると聞いていたけど、実際そうやって貰ったお仕事もあったし (もちろん、仕事前にテキストを売ろうとしたところは一つもないけどね) ホンモノだったらもったいないから、まじめに話しあいをしたかったんだけどな〜 結局悪徳?の類だったんでしょうねえ。 思い出話でした。 |