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その他の記事も 2024年本棚の本の紹介 から読めます。
タイ・トラッドウェル/ミッシェル・バーノン 筑摩書房
アメリカで死刑になった人が最後に何を食べたのかを淡々と紹介する本。
基本的に、なぜその食べ物を選んだのかの真意はほとんどわからない。死刑囚からメニューの選択について言及があるわけではないからだ。
アメリカ合衆国では、州によるけど死刑の前日に好きな食べ物を食べさせてくれるらしい。選べる食事からどんなものを選ぶかでその人がわかるかもしれないと分析を試みたりする。
テーマのおもさに反して比較的軽い読み物になっていると思う。真意はわからないようなメニューにも難癖をつけている気がするが(強盗殺人なのに最後にレバーステーキを食べるなんて反省していない、のような謎の論調があったり)。
でも、確実に次の食事はこないで死ぬことがわかっているときに、太りすぎているからかダイエットコークを頼むとか、とても普通なら食べない組み合わせで大量に食べるとか、すべての食事を断ったのに部屋の備品の異物を飲み込んでいたり、そういう行動のひとつひとつが興味深いというのは確かなところ。
この本は英語版がKindleで購入でき、少し事例がプラスされているようだ。買って「英語の勉強にもなりそうだ」とは思っているのだけど、なかなか読み進めることが出来ていない……
Last Suppers: Famous Final Meals from Death Row (English Edition) Kindle版
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世界の郷土料理事典 | 株式会社誠文堂新光社
https://www.seibundo-shinkosha.net/book/cooking/42987/
その名の通り、世界中の料理をきれいな写真と材料・簡単なレシピで紹介している本。
料理がそれほど得意でない私にはこの本だけで掲載されている料理が作れるとは思えないが、どんな料理がどんな材料によってつくられているかがすぐにわかるのでいつも傍らに置いている。テレビ番組で紹介された「この地域の伝統料理」がよくわからなかったときなど、開くと結構高い確率でこの本で詳細を知ることができる。
きっとたくさんの料理があるだろう国・地域の料理も、そんなに日本人にはなじみがない国のなじみのない料理も、偏りなく紹介してくれるので単純に世界の料理図鑑として眺めているのも楽しい。国は知っていても料理は知らない国、たくさんあるんだよね。
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角川書店 取材・執筆・撮影 伊地知ゆたか
ソフトウェア紹介の方でも【2024】「VLC media player」今年使ったアプリその8-2024/12/08 で私の人生に大きく影響を与えたソフトみたいな話をしているが、この「HOW to ART」はさらに具体的に大きな影響を与えた本だと思う。これを手に取っていなかったら今の私はここにいないし、この本に出合わなかった私は「全くの別人」になったはずなのだ。
漫画を描くことやコミック系のイラストレーションが好きで、漠然と「こんなに好きなんだから将来は絵を描く仕事ができたらいいなぁ~」と考えていた。しかし本当に漠然としていたし、誰にもそのことを相談していなかった。「それにはどうしたらいいのか?」と相談してみるという発想がなかったのが大きい。とにかく漫画の描き方の本などを買って、見よう見まねでずっと漫画を描いていた。
学校の美術の先生が私に「阿智さんちょっといいかな?」と声をかけてくれて、話を聞きに言ったら「美術系の短大の推薦をすることができるんだけど、大学に行く気持ちはありますか?」という話だった。
進学校ではなく、周りの友人にも大学に進学する人がほとんどいなかったので「私が大学に行く」という発想がなかった。「そういうのありなんだ!?」と思った。提案された短大は比較的近所の大学(隣の県だけど)でなんとなく魅力的に感じず断ってしまった。でも先生は「美大とか他に受けるんだったら、受験用の指導もやるから言ってね」とおっしゃってくれた。あれ、なんか評価が高かったのかな……たしかに美術は5段階評価で5だったし先生はいつも言葉の少ない人なりに私の作品を面白がってくれていた。
そこで、他にも美大を見学してみたり、専門学校でもいくつか漫画を描く学校やイラストレーションの学校を調べたり見学したりした。見学するとだいたい「確かに絵を描けそう。でもなんか、それでいいのかなあ……?」という気がしていた。
絵を描く友人たちと描いた漫画を見せ合いっこしたり、絵を描くアマチュアの作品を見れる雑誌を愛読したり雑誌に漫画を投稿したり同人誌を作ったりとすでに活動していた私は、専門学校の見学会で「漫画を投稿したことがある人」「漫画を一本描き上げたことのある人」というアンケートに私以外手を挙げないことが気にかかっていた。
これ、進学しても「周りにガンガン描いてるひとばっかりでやる気出る!」という状態にはならないんじゃないか?もしかして「学校で習ってから漫画を描こう」という人ばかりの可能性が高い?
書店で見つけたこの本を「よさそうだな」と思って買った。
絵の描き方を解説している本を見つけるたびに買っていたころだ。この本には本当に詳しく人気イラストレーターや漫画家の絵の描き方が紹介されていて、絵を描くプロセスはもちろん筆で彩色中の手先のアップや、使っている画材の紹介、見せ方の工夫などを夢中で読んだ。インタビューの文章も何度も読んだ。一人の作家ではなく、たくさんの作家の作画工程の違いや画材による表現の多様さを知れるいい本だった。
この本の後半には、画材だけでなくコンピュータグラフィックスでイラストを描いている作家さんが何人も紹介されていた。
わたし自身SF好きで家の電子機器も積極的にいじってたしワープロもパソコン(98NOTE)も父のものがあったけど、家にはマウスすらなく絵は外字エディタで無理やり描いていたぐらいで、コンピュータグラフィックスでコミックイラストを描くことは考えたことがなかった。でもこの本では具体的に「どういう絵をどういう手順で描いているのか」が紹介されていて、初めて実感として「コンピュータで絵を描く」ことを知ることが出来たのだ。しかも好きな作家さんやジャンル(コミックイラストからオリジナルツール、恐竜の3Dまで!)が紹介されていて……
コンピュータで絵を描いてみたい。今はまだ珍しくても、これからは多分、どんどんこれで絵を描くような世の中になるんだろう。ついでにパソコンの使い方も覚えられるなんていいじゃないか……
ということで、私はこの本でコンピュータグラフィックスに出会ったことでコンピュータの学校に進学することに決めたのだ。
コンピュータの学校に行ってグラフィックだけでなくインターネットとプログラミングに出会って、私のやりたいこともできることもたくさん増えたと思う。インターネットを触っていない私というのは今や考えられないわけで、ではこの本に出会っていなかったらどうなっていたかと考えると怖すぎる。ぜんぜん違う人生と全然違う人に囲まれて生きていたんだろうな。
一冊の本がここまでひとりの何かを変えることがあるんだなと、本棚に今も置いているこの本を見るたびにしみじみ思うのである。
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◆2024年に私が現役で使ったアプリを紹介します
◆新旧織り交ぜて、デスクトップ・スマートフォン・WEBもごちゃまぜです
ImageResize – NetrailApps
https://www.netrail.info/?page_id=1991
スマホ内の画像を簡単に加工するソフト。
・リサイズ
・トリミング
・画質の調整
・ぼかしかけ
・フィルターかけ
・落書き
と言った最低限の機能があって、軽い。
特にリサイズした後のKB数(ファイル容量)がわかるのがうれしい。
古いインターネット民なので、画像がデカいのはどうも心に良くない。回線も太くなって常時接続だったりする今、画像がデカくても大して困ることはないし、閲覧側としてはそんなにストレスには感じていない。
しかしWi-Fiのない環境でスマホで画像をUPするときは容量が大きいとUPできないし、他の人が見るときにもメモとか状況がわかればいいだけの写真のファイル容量が大きいのなんて何も意味がないだろう。だから極力200KB超えないように、100KB前半ぐらいで押さえたい。
そういう時にさくっと、少ない手順で画像を加工できる。他のアプリも少しずつ試してみているがだいたいこれに戻ってくる。iPadにも同じアプリを入れている。シンプルで使いやすいアプリの存在は大変ありがたいものである。
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その他の記事も 2024年本棚の本の紹介 から読めます。
きょうは新しく我が家の本棚にやってきた本を紹介する。
昭文社
まっぷるキッズ 地図でバッチリわかる世界の国ぐにおもしろ図鑑 – 昭文社オンラインストア
https://ec.sp-mapple.jp/collections/mapple-kids/products/9784398147059
子どもへの贈り物として本を探してるとき見つけたこの本。気づけばレジに2冊もって行っていた。「ひとつは自宅用で……もうひとつはプレゼントです」
旅行の前に読むような、ウキウキする表紙の世界ガイド。
これで実際に旅をするというよりは、世界のたくさんの国について「この国はどんな国かな?」と興味を持てるような基礎情報、みどころ、豆知識、そして
地図がしっかり乗っている。さすがまっぷる。
そう、私は2024年ゲーム「GeoGuessr」をプレイするようになってからというもの、世界の情報を地図とともにもう一回学びたい、楽しければ楽しいほどいい!と考えていた。これ私も欲しい。読みたい。
「子どもへの贈り物」という視点で考えたときに思い出したいのは、子どものころの私が一体どういう本を繰り返し読んだか。図鑑。もちろんたくさん読んだ。もう一つ読んだのは、「沖縄のガイドブック・観光地案内ハンドブック」である。
遠く長野にいながら、沖縄の観光地、Activity情報、ガラス工場の体験、お土産ショッピング、温室見学、きれいなビーチ……そういう情報を本当に本が擦り切れるほど毎日寝る前に読んでいた。
私にとって沖縄は母の実家のある場所で、行くこと自体には現実味があったが、子どもの私の「ここに行ってみたいな」という要望がかなえられるような気はしなかった。だから「いつかここに行けたらいいな、これをやってみたいな」とアクセス情報の地図や営業時間までなめるように見ていたのである……
この「世界の国ぐにおもしろ図鑑」は、そういう観光案内よりもずっと面白い読み物だと思う。私も読む。実際に行けるか行けないかに関わらず、世界を楽しく知ることができると思う。写真がきれいなのもすごくいい、実際に観光ガイドで使っている写真とのこと。なるほどなー。
スルメのように何度噛んでも味や食感の楽しみがあるというか、人に話したくなる知識を与えてくれて、隅々まで読む楽しみがある本がとても好きだ。受け取った子もこれをじっくり読んで楽しんでくれたらいいな。もう、奥付や目次まで読む勢いで好きな本を繰り返し読んだあの子ども時代の私みたいに!
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