2020年カレンダーの無料配布

年末のイベントで無料配布している恒例のカレンダー、2020年版も作成して配布開始しました。イベントでスペースに立ち寄ってくださった方(なにか買ってくださった方優先(笑))に配布していますよ。

印刷向けPDFデータもダウンロードできるようにしたので、個人利用でしたら印刷などもしていただいてOKです。

【全体公開】いつもぶんぐ2020カレンダー!PDFもあるよ!|藤村阿智|pixivFANBOX
https://www.pixiv.net/fanbox/creator/639483/post/675001

pixivFANBOXの支援者も随時募集中です♪

月300円で有料記事も読めますよ。
支援者の方ってのは私のファン!の方だと信じて、わたしの作品のお蔵出しなどいろいろ試していますのでぜひご検討くださいませ。人数増えたらわたしのやる気も増える。はずだ。

2019/11/24 今日はコミティア

今日はコミティアです。

会場にiPadを持ち込んで、作画をすることは度々あるのですけど、いまはここの更新をやってみています。

WiFiモデルでもテザリングで十分更新できますね…
ただ、どこかのURLを引っ張ってくるとか、何かを参照しながら書くのにはモバイルは向いてないかなあ。iPhoneで調べ物をしながら書くってのはできるかもしれない。

そういえば最近は、pcの画面で資料を表示させておいて、それを参考にiPadで作画するっていうこともしますよ。

まだやったことないけどやったらいいなと思ってるのは、作業用BGVを別の端末で流すっていうやつ。サブモニタがあればいいんだろうけど、まあちょっと置く場所ないしね。たまに使うぐらいならタブレット端末とかでいいかなって思います。実際まだやってみてないわけで…そんなに頻度も高くないのかもな。

タブレットのソフトキーボードもなかなか使いやすいですね。長音記号間違って押しちゃいましたけど。

出先でのブログ更新も捗りそうです。

 

 

 

 

 

2019/11/23 同人誌新刊届いたよ

先日印刷をお願いしていた、11/24コミティアで初売りの同人誌「お楽しみは文房具」1巻が届きましたよ。

コミティア情報はこちら。
2019/11/21 ぐんとさむくなったね・コミティアお知らせ

別で頼んでいた、ここ数年恒例になっている「いつもぶんぐカレンダー」も届きました。これ間に合わないかと思ってたので良かった。コミティアでスペースに来てくださった方向けに配布します。コミケにも持っていくよ。無料配布カレンダーは、無くなり次第終了です。

 

今回は、本文用紙を「淡クリームキンマリ」って言うちょっとやわらかいクリーム色にしてみた。いつもはなんとなく白上質紙なんだけど、せっかく漫画だしな~って(?)。小説とかだとより選ばれてるかもしれないです。

いい感じに仕上がっています。こういう紙の風合いってのは、電子書籍では味わえないところだもんね。

背表紙にもちゃんと文字はいってていい感じです。

むかしは同人誌本文印刷の「紙変え」「インク変え」にあこがれたものです。特色使ったりしたいな~とか。そういうところでも自由に遊べるんですよね。ピンクのインクで刷ったりとか。見づらいとかは二の次、自分が作りたい仕様で作ればいいんだもん。

今つかっている印刷所さんはオンデマンド印刷なので、そういう遊びはできないですね。まあフルカラーでインク変えみたいな効果を狙えるってのもあるけど、そんなことしてもなあ。無駄に高くなるしきれいに出ないかもしれないし。やっぱ一色刷りの中で、基本インクに変更を入れるってのがいいんですよ。

あんまり部数を作ってないから冬コミが終わったら増刷するかな……それよりもまとめて総集編を作る方向にしていった方がいいのかな?

「あちこさん」は巻数が増えて行っちゃって売りにくいし、1巻や2巻もまだまだ残ってるので総集編を作るって感じでもないし……ってなってて、本当に部数は難しいですね。安定してどの作品でも売れていくって言う作家じゃないもので。

文房具の本は結構冊数がわかってきている感じだけど、そうじゃなくてもっと売れてもいいのになあ~☆とか……(笑)「これぐらいはなんとか売り切れるだろう」って言う冊数で作ってるけど、もう少し売れたらいいのになあって。

まあぶつぶつ言ってもしょうがないので作りますよ!新刊を!!

2019/11/22 最近買って読んでいる本「ワックスプリント」

最近、本屋さんで見かけて「これ欲しい!!!」と思って買ってしまった本。
すこしずつ読んでいるのですが、面白い。

ワックスプリント 世界を旅したアフリカ布の歴史と特色

大型本で、厚みもずっしり。図案だけでも楽しそうだな~と思ったので買いました。

今年は本当にアフリカづくしの一年になって、勉強したり、イベントに行ったり、本を読んだりといろいろしています。


最近アフリカの布の存在に気が付いて(もちろん知ってはいたけど興味を持って見ていなかった……)「これって何だろう?」と思い始めたんですね。

大胆な図案、派手な色使い、生活に欠かせないぐらいあちこちで使われている布……

アフリカについてのテレビ番組で、布について取り上げていたのを見たのも大きいです。ケニアやタンザニアにあるカンガという布には、ことわざのような文が書いてある。

KILA BINADAMU ANAHITAJI MSAADA WA MUNGU
誰もが神の助けを必要とする
USIOGOPE MAISHA MUNGU NDIYE ANAYEWEZESHA
人生の神を恐れるな
MUNGU WA NEEMA TUTANGULIE DAIMA
神の約束
KILA JAMBO JEMA HUTOKA KWA MUNGU
すべての良いものは神から来ます
EE MUNGU NALITAJA JINA LAKO NIWE WAKO MILELE
神よ、私はあなたの名前をあなたの永遠にしました

こんなようなことが書いてあると。

これらは私がネットで販売されているカンガに書かれてた文章を、google翻訳にかけて訳したものです。

例えばAmazonで売ってた↑これには 「MUNGU TUPE SALAMA TUISHI KWA KUPENDANA」訳すれば「神は私たちを愛によって救う」と書いてあるようです。

(amazonで売ってるカンガ、「書かれているメッセージの日本語訳つき!」って書いてあるし、それっぽい商品名になってるんだけど、上のカンガは「仲良く平和に暮らせますように」って商品名になってて、全然違うのはどういうことなんだろう……)

とにかく、そういうメッセージがある布だっていう話を聞いたらすごく興味がわいたわけですよ。さらに布を見てたらだんだん「派手、変わった柄、普段見慣れない」と思ってた柄も魅力的なものに見えてきた。特に鳥のモチーフとか好きだなあ。


そういうわけで「アフリカの布」と「アフリカの布のデザイン」に興味がわいたわけです。ほかにもいくつか本を発見していたのだけど、一番上で紹介した「ワックスプリント」はまさに!もってこいの内容だったわけです。まだ2019年10月に発行されたばかりのあたらしい本。

雑貨屋さんなどでもいわゆる「アフリカプリントの布」って結構身近に売っていることに気づいたのですけど、そこで思うのは「これってどういう布なんだろう?」「プリント柄の著作権とかちゃんとした布なんだろうか?」ということ。

せっかく買うならアフリカで作った、アフリカに利益のある布を買いたい。そう思うじゃないですか。

布の真贋や、「素敵な柄」「新しい柄、古い柄」「流行した時期」などが見分けられるようになればいいな、と思って勉強のために本を買ったんですよ。

そしたら、冒頭から驚きの連続です。著者のアンヌ・グロフィレーさんはフランスの方のようで、10代の頃に「アフリカの布」に魅せられ、ブルキナファソに旅行した際に「アフリカの布をフランスに持って帰りたい」と言ったら、ホストファミリーの人たちに「イギリスのとオランダのとどっちがいい?」って聞かれた……という話が書かれているのです。

つまり「アフリカの布」だと思ってたものは、ヨーロッパで作られていたのだ!

……という。最初から意外すぎて「えええええええ」ってなりましたよ。
それをとっかかりに、現在までどういう風にプリントの図案が作られて、布自体はどこで作られ、どのようにしてアフリカの人々にファッションとして取り入れられていったのかが詳しく説明されています。


本が分厚すぎて「まだまだ先は長いな」って感じなのですが、これ全部読んだら布だけでなくアフリカの文化やヨーロッパとのつながりが見えてくるかも……


中身もけっこう専門的でむつかしい気がするので、今年アフリカの勉強をしたからこそ読み解けるようになってる部分もたくさんありそう。いきなりこれから読んだら挫折したかもしれません。

すこしずつじっくり読もうと思います。
順番に読むのが一番理解できそうだけど、先に図案とか写真とキャプションだけざっくり読もうかな?

 

 

2019/11/21 ぐんとさむくなったね・コミティアお知らせ

急に寒くなりましたね。

寒くなる2日前と前日はふしぎに暖かい日だったので、余計に寒く感じてしまいます。私は去年まで数年間着ていたコートを、「傷んできたし捨てて新しいのを買うぞ」と今年の春に捨ててしまったのですよ。もう着ないと決めたのに、暑い時期に保管しておくのもおかしいじゃないですか。だけど、そのせいでいま着るコートがないんですよ。寒くならないと「コート欲しい」って実感しない……というかなんとなく、ぼんやりと「明日も買わずに済むなら買いたくないな」みたいに毎日を過ごしてきています。まあだいたいいつもそんな感じです。

近日中に買いに行くつもりです。本格的に「コートを買いに外に出られる服がない」ってならないように……

さむい地方育ちのわりに、寒さには弱いというか、大人になって最近ようやく「あたたかい服装」って言うのがわかってきたんですよ。だからあたたかい服装を頑張ってしまう。結果、もこもこ分厚くなってしまう。

シルエットとしてはすっきりと着こなしたいのですが、コートはすっきりしたものを買っても、中身が分厚くなっちゃう。タイトでかっこいいコートって中になにを切るの。だから薄くて軽くて暖かいって言う高級素材が人気で、そして手が届かないお値段なのか……つまりそれは「いいもの」なんだ……なるほど。

すでに持ってるセーターなどをいかすにはコートも細身のかっこいいやつだとダメなんだろうけど、細身のかっこいいやつがいいなあ……


24日はコミティアです。スペースは【つ03a】です。

今回は、青海展示場じゃなくてビッグサイトの西館です。しかも私のスペースは4F。

ジャンルは「評論」で出しているので、周りもそんな感じかな?
前回は「その他」で出してたんですけど、前回は文房具本の新刊があったんだから「評論」で出るべきだったのだ。今回の新刊はエッセイマンガなのだから……その他で良かったのかもね……前回あんまりよくなかったからさ。ジャンルはやっぱ評論がいいのかな~って思っちゃったんですよね。

とにかく今回は「お楽しみは文房具」同人誌版が新刊です。
まだ手元に本がないから、届くかな?万一届かなかったら新刊は前回の(といっても今月3日の作)「ハトにエサは、あたえない」になります。これはもう9冊ぐらいしかないし、1冊見本誌で出そうかと思ってますので(コミティアへの提出分)実質8冊しかないですね。プリンタ本は作れば作るほど赤字になりそうなのでもう増刷はしないかなあ。もっと内容がまとまったら、それだけで一冊ちゃんとしたのを作るかもしれない。

コミティア130お品書き
コミティア130お品書き

エッセイマンガ「お楽しみは文房具」は、電子版ですでに配信しているものと同じ内容です。電子版先行配信ってやつです。電子版だと読み放題にも登録しているので、そちらが使える方は読み放題でもどうぞ。

↑現在 amazon kindle のみで配信中です。


コミティアに着ていくコートはあるのか。

コートなくても大丈夫なのか。