【本の紹介】マサイのルカがスマホで井戸を掘る話

紙本は出遅れて、品切れになっちゃってたので電子版で買いました。
電子版は安いけどやっぱ紙本のほうが見やすそうだね。電子版はPCかipad以上のスクリーンで見るほうがいいですよ。
スマホでも拡大しながら見られますがちょっとね。

マサイのルカがスマホで井戸を掘る話

いまアフリカのいろいろを勉強しているところだし、アフリカに興味があるということで、もともとのweb連載「マサイ通信(ロケットニュース24)」も前々からちょくちょく思い出して読んでたんですよ。本になる前に。で、それが本になるって言うから買おう~!と思って買わないうちに品切れてたと。あんまり井戸に貢献できなかったな……

でも電子版でようやく読みました。内容はね、マサイ通信でも読めるんで、まずはそちらを見てみるといいのではないでしょうか。

マサイのルカさんが、編集部から受け取ったスマホを駆使して、日々の写真を撮影し、それにまつわることをいろいろ教えてくれて、日本で編集長の羽鳥GO氏が日本人に読みやすくローカライズする。という形式です。

異文化も異文化で、たぶんあんまりマサイのことを知らなかった人なら「へー」「えええ」みたいな驚きをたくさん味わえる内容だと思います。実際私も「そうなんだ~!」って思いながら読みました。スマホの充電には充電をしてくれる男のところまで行って、お金を払って充電させてもらう。とか。

雨があんまり降らないから、貴重な雨を貯めとくための穴が地面に開いている。ただしゴミがいっぱい入っちゃってて、でも飲み水にするしか……とか。


文体があまりにローカライズされてて「こんなマサイの人おらんやろ」ってなってるんですけど、たまにルカさんとのメッセンジャーでの実際のやり取りも掲載されてるのね。それを見ると「なるほどこんな感じで会話してるのか」って分かるので、その辺は大げさな表現を差っ引いてよめる感じになるのでだんだん気にならなくなってきます。どうせだから、文体も楽しみながら読むのが良いでしょう。


タイトルの「スマホで井戸を掘る」ってのは、つまり、壊れた井戸を修理するための費用を、寄付とかじゃなくて、ちゃんと仕事して報酬として得たお金をためて何とかしなさいよっていうところから「マサイ通信」の連載でその費用をためていくということなのですよ。


アフリカだけでなく、世界の経済的に困っている人々を、どうやって「その場しのぎの寄付や配給でなく、今後も継続して経済に関わって行けるような仕事で、搾取されない形で支援するか」っていうのは課題だと思うんですよね。

まずはそういう道を、こういう「情報発信」でもできるという道を作るという点でも応援したい連載です。

本の第二弾も出ないかな?

 

※追記

たまたま今日ちょっと前の「マサイ通信」読んでたら、充電方法が変わってた。友人の家で有料で充電させてもらえると。
https://rocketnews24.com/2019/06/24/1227303/

 

 

ibis paintで描いたイラスト!

ipadに入れたペイントソフト、ibis paintで絵を描いてみましたよ。

藤村阿智・ibisPaint
藤村阿智・ibisPaint

前にもいくつか描いていたのだけど、改めてちゃんと描いてみました。描きたいように描けるかどうか。

下描き描いて、レイヤー使ってペン入れしたり色塗ったりして、効果を追加して完成。

レイヤーの使いやすさもほかのペイントソフトと同じで良かったので思ったとおりに描けたと思います。

ペンのブラシの種類は、いろいろあるような・そうでもないような微妙なところです。細かい違いのものが多くある?

絵を描く過程をアプリがムービーにしてくれてたので、それもUPしてみます。どんな手順で描いてるかわかっちゃう!

 

2019/7/1 7月ですか

7月……

6月はなんかダメダメだった。なんでダメダメだったのか、そして今となっては6月のことが思い出せない。

6月は最終日の昨日、体調を崩して寝込んでしまって余裕がなく、そのせいか6月が飛んでしまい……7月になった意識もなく……なんかよくわかんなくなっている。

立て直していかねばならない!!!!

7月~8月はやるべきこともいっぱいあるので強制的にいろいろできそうであります、とりあえず体調を戻さないと。なんか6月末~7月頭って具合悪くなるのよね。去年もダメだった。梅雨とかで気温が日々変化するし湿度が高いからかな。調子崩しやすいのかも。皆さんも気を付けてくださいほんと……


6月は頭に立てた目標、ほとんどダメだった。

本を20冊以上読む、は25冊読めたので達成。

他のアニメ、映画、作品作り、歩数、仕事時間、やれたことの件数、ブログの記事を書く、全部目標数に達することができなかった。これはなかなかひどい話です。

7月はバタバタするからあんまり予定立てずに、大きな仕事ややるべきことをちゃんと片付けていくことに集中して、なにかこまごましたことを頑張るのはお休みするか。本は読みたいしアニメも見たいな。映画は見れそうだったら見よう。ブログの記事はちょこちょこかきたい。1日2回更新とかにしてもいいよね。たまにはそれぐらいなんかやりたい。詰め込み気味で。


昨日ほかの所でもつぶやいてたんだけど、人生ってすべては手に入らないから、大きくてほかの人が「普通に」持ってる、やってる、できてるって思うこともたくさんあれど、それらが一つも手に入らないこともあって、でも代わりに持ってるものもあるだろうから、なるべくやりたいことや欲しいものを手に入れる方向で頑張りつつも「手に入らなかったもの」のことをいつまでも考えすぎたり、「人が自分の持ち物プラス自分が持ってないものを持っている」ように思い込まないように気を付けていこうと思う。

なかなかそう割り切れないものだけどさ。やっぱりうらやましかったり、自分にはなんでそれがなかったかな~と思うこともあるけど、国が違えば全然人生も違ったり、そもそも持てるものもやれることも違ったりってことがたくさんあるしね。悲観的になりすぎずに、自分の手の届く・見える範囲のものも大事にしていければ一番いい。


自分の持ってる良いもの、いや、良いものじゃなくてもいいんだけど、持ち物をちょっと人に見せると結構「ずるい」「自慢だ」「恵まれている」っていう反応が返ってくるなぁって思う。

べつに自慢しているつもりはないし、そういう風にうらやましがってる人のことを良く知ると、自分にないものをいっぱい持ってて、「そっちだってそれをもってるじゃないですか」「今はこれは関係ないだろ!」みたいな話になるわけですよ。

じゃあ相手が持ってる良いものと取り換えっこしたいかと言えばそうでもないし、結局そんなもんなんだろうなと。

例えば「仲良しの友達」と「学歴」とかみたいな。
その二つ関係ないだろ!両方持っててもいいだろ!と思えるけど、私が持っててあなたにないもの、あなたが持ってて私にないものっていうひとつの例ですよ。うらやましいなって思うのは良いけど別にずるくないというか。

全部持ってる人はいないな、ということです。忘れないでおきたい。

ストリートビュー散歩28 キリマンジャロを見たい

前回のストリートビュー散歩は、日本の独立峰・富士山と、ロシアの独立峰2峰をストリートビューを利用して道端から眺める。という内容でした。

ストリートビュー散歩27 独立峰を眺める・富士山とカムチャツカのコリャークスカヤ山・クリュチェフスカヤ山

他にも独立峰はいろいろあるのですが、そうだ、キリマンジャロ見てみよう。と思いつきましたよ。アフリカ大陸の最高峰ですし、ちょうどケニア側からなら見られそうな場所にストリートビューが走っています。(キリマンジャロについて詳しくはwikipediaをどーぞ。キリマンジャロ – wikipedia

アフリカのストリートビューはいろいろ見ていますけど、そもそも見られる場所が少ないんですよね。去年突如ケニアが見られるようになってすごく喜んでいるぐらいで、見られる国はほんとに少ないのです。

キリマンジャロもタンザニアにある山なんですけど、タンザニアにはまだストリートビューはありません。山自体はケニアの近くにあるので、見晴らしのいい場所からならケニアでもばっちり見られるでしょう。見られるところを探してみよう。

ということで、降り立った場所がこちら。

あー。曇っている。

ここはちょっと離れた場所ですけど、たぶんここからでも結構見えるんだと思う、天気のいい時は。

もっと近い場所を走っているところも見ましたが、「2018年6月」と撮影時期が書いてあって、やっぱり曇っていて見えない。

で、次に降り立ったのがちょっと離れた道の、上記の画像の場所。同じ「2018年6月」とあるし、同じ日に撮影した可能性が高い。

ケニアはまだ1回目だし、季節も同じなので、山に雲がかかってしまってる場合は「どの場所に行ってもだいたい雲がかかっている(同じ)」ってことが多いわけですよ。残念。

「見えないな~、方向はこっちであってるはずだけど……」とカメラをぐるーっとまわして振り返ってみたら!

後ろを通ってるバスの横っ腹に!キリマンジャロが書いてあった!!(笑)

キリマンジャロ見れました。なんか違う気がするけどでもキリマンジャロが見れるスポットで、キリマンジャロを見た。というのは間違いないのです!!

2019/6/25 google maps

ストリートビュー散歩でいつもあちこちの景色を見ていますけどね。

今日は思い出して、高校までの道のりを歩いてみたんですよ。高校の最寄り駅から。

通っていた高校への最寄り駅は2つあって、どちらからでも駅からは同じぐらいでたどり着けたような記憶がありますが、

・片方は大きめな駅で、駅前ロータリーもある一応有人駅(時間帯によっては無人駅)、商店街と人通りの多い道を歩いて行けるし、自分の家から見ると手前の駅

・もう片方は自分の家からみるとひとつ先の駅で、単純に運賃もあがるし、完全に無人駅で、車も人も通らないくらい道(田んぼと川……)をあるくことになる

という違いがあったので、前者のほうをね。利用していましたよね。
最寄り駅と言っても徒歩20分以上かかっていたような気がする。

自宅からの最寄り駅も徒歩だと20分ほどかかるので、そっちには自転車で行っていたけどもうひとつ自転車を学校と駅の間に置くわけにもいかず、学校の最寄り駅から学校までは歩いていました。


思い出すと20分って遠いなと。今日久しぶりにストリートビューで歩いてみましたけど、「遠いな、遠いな」という感じです。冬などは寒かったですよ……道は雪が固まって凍ってましたし、特に朝はきつかった。

凍った道なのに、自転車に二人乗り(しかも後輪に立って乗る二人乗り!)で移動している人などもいて、コワイな~と思いながら見ていたもんです……


その通学路は3年間毎日歩いたはずなのに、思い出せる場所と「こんなのあったっけな?」という場所が混在していて、3年間歩いたぐらいじゃ記憶に残らないってこともあるんだなあと思いましたよ。ほんと記憶って残らない。いま体験してるあれこれも、そのうち思い出せなくなってくるんだなって思うとせつないです。


思い出せないことがある一方、強烈に焼き付いてて思い出せることもいっぱいあるし、それらがまだ残ってるということにもびっくりしたりします。

私が毎日通っては立ち読みをし、結構な頻度で漫画を買っていたあの薄暗い本屋は無くなったんだな。どれだかわかんなくなってるもん。たぶんシャッターが下りたか、いやシャッターなんてなかったかもしれないから、この大きな木製の、ガラスがはまった引き戸の建物がそれだったのかもしれないな。とか考えながら見ていました。

商店街はいろいろなお店があるけれど、私が普段利用したのはコンビニと本屋さんと、高校の目の前のスーパー、部活動で必要だったのでスポーツ用品店さん。

他にも洋服屋さんや喫茶店、食堂、酒屋、金物屋、電気屋さんなどいろいろあったんだなあ。

そういえば化粧品屋さん(まだドラッグストアが地元になくて存在を知らなかったころ)で口紅を見ていたら、「これなんか合うんじゃない~」と勧められたオレンジの口紅を、断り切れずに買ってしまったことがあるような気がするな。なんか入ってみたかったんだよね。でも価格帯が高くて買えないなって思ったんだけど。そこで断れなくて2000円ぐらいの口紅を買ってしまった記憶がある。今でも2000円もする口紅は買わないよ……


学校というのも、卒業しちゃったら中に入れないし、外から見てももはや何にも思い出せないなあとしみじみ思う。毎日、どこにどの教室があって、誰々は何組で、どの教室にいるとか、授業のための準備の手順とか覚えてやってたはずなんだけどね。

懐かしいはずなのに思い出せずに懐かしい気持ちに浸れない、そんな感じになりました。