2019/9/23 藤子・F・不二雄先生の命日

今日は藤子・F・不二雄先生の命日だ。

23年前なんだなあ。早いよ……F先生が生きてらっしゃったら、F先生にも自分の作品を見てもらいたい!っていうモチベーションがあったかもしれないけど、……まあそれだけじゃないから作品作りはしているけど、少なくともひとつモチベーションを失ってるのには間違いないだろう。(そんなこと言ってないで、見せたい人にどんどん見てもらうためにもたくさん描かなくちゃな~と思うのですが)


23年前に亡くなっているし、ノリノリで新しい作品をはっぴょうされていたのはもう40年以上前だったりするわけだけど、そのころ描かれたとは思えない漫画がたくさんありますからね。

「定年退食」とか今見るとびっくりするもんねえ。
高齢化で支えきれなくなった高齢者たちを、定年で社会保障から外していく話ですよ。1973年の作だって……っていうかそのころからまあ予想されていたのにまんまとって感じなのが今なんだと思いますけど。

文庫版でも気軽に読めるのでどうぞ。

あとは少年向けのSF短編もみんな面白いし、子どもの頃に読んでてよかったな~と思うんですよねえ。すでに愛蔵版になってたんだけど、むしろ愛蔵版で出るの早かったんだなって今になると思う。でも発表から15年ぐらいは経ってたのか?

これは大全集です。

 

命日ということで、藤子F先生不在の現在を考えてみたんですよ。

「もう23年も前に亡くなっているのか。だいぶ前だよな。いまの大学生とかは『生まれた時には藤子・F・不二雄がもうこの世におらず、作品だけは新作も作られてずっとそばにある』状態なのか……それって、わたしのころで言えば……」

おもいつかない……
わたしのころで言えばだれなんだ……

まだ漫画がいまのかたちになってから100年もたってないわけじゃないですか。50年も前の漫画だとだいぶ古典の部類になる。もちろんそれより前からあったけど、変化してしまっているから同じものとは思えないわけで。

簡単に言えば、私が生まれたころに「もう亡くなった、生涯作品を作り続けた人気漫画家」はいなかったのかも……? まあ人気漫画家ってのがどれぐらいかわかんないですけど、亡くなるときもアニメやコミックスが出ていて、亡くなった後も変わらず作品が続いているみたいな人。

サザエさんだって、長谷川町子先生1992年にお亡くなりになってるから私全然生まれてるしさ。もちろん手塚治虫先生だって、亡くなった時のこと覚えてる。それに手塚先生は亡くなる前から亡くなった後までずっと続いているテレビアニメとか、死後にスタッフがシリーズを続けている超人気作品とかはないですよねえ。

だめだなんかケンカ売ってるみたいになってきた。

何が言いたいかというと、自分の体験にないが故、

「原作者が亡くなったあとも人気のシリーズが長年続いている」というのはどんなかんじなのかが実感としてよくわからないということですよ。

海外のはどうだ、と思ってもピーナッツのシュルツさんは2000年没、
ムーミンのトーベヤンソンさんは2001年没、

あ~~~ウォルト・ディズニーさんについては近いかもしれない。
1966年没。
私が生まれる前に亡くなっていて、でもその後も新作シリーズが出ているというかんじが近いかもしれない。

そう考えると、私はディズニーさん個人にはまったく親しみを感じておらず、偉人だということはわかっているが、どういう貢献をされた方なのかもよくわからない。キャラクターのどの部分かをディズニーさんが描いているということだろうか。……とひどい知識のなさを……正直に書いてみる……実際の所、ほとんどディズニー作品に触れずに成長して、大人になってからも知らないでいるから。

残念だけど、やっぱりドラえもんも「藤子・F・不二雄というひとがかかわっていて最初に描いたらしいが、スタッフ会議で決めたストーリーで、アニメーターとデザイナーがきれいに描いたものを僕たちは見ているのだろう」と、亡くなった後に生まれた世代は思ってるのかもなあ。藤子F先生は大量に原作漫画があるし、原作絵のグッズもけっこう身近だからそんなことないかな?

2019/9/22 南アフリカの和食レストラン……から中森明菜にたどり着く

海外にどんな日本のイメージが飛び出しているのか、レストランを見るとちょっと見えるかもしれないな~と思ってて。

コミック専門店とかもあるのでそういうのもいいのですが、食べ物だと「こういうのが日本のイメージか~」ってわかる気がするじゃないですか。
日本で見かける、普段馴染みのない国の食べ物も「あの食べ物がある国だね」と印象に残りますよね。ケバブとかバターカレーとか。でもそれらのイメージがある国に行くと「そんなの食べないよ」って言われたりして。海外の日本食レストランも、普段日本では見かけないものが多くて、ローカライズされた結果日本から離れちゃったのを見つけると楽しくなります。


さらに、店舗の名前が面白いな~って。数ある日本語の中から何がお店の名前として選ばれているのか!

南アフリカ、ケープタウンとヨハネスブルグでごろごろ出てきた日本食のお店の名前をメモを兼ねてかきだしてみます。


【塩】
Shio | Modern Japanese

http://shio.co.za/

【祭】
Japanese Restaurant Cape Town
http://www.izakayamatsuri.com/

【スシボックス】
Sushi Box 
https://sushibox.co.za/

【アクティブスシ】
Active Sushi Restaurant De Waterkant, Cape Town | Award Winner
http://www.activesushi.com/

【俳句】
Haiku » Bukhara
https://www.bukhara.com/haiku/

【病みつき】
Yamitsuki – Home
http://www.yamitsuki.co.za/index.php/en/
Fire Sushiがかっこいい

【タタキ】
Tataki Oriental Restaurant
https://www.tatakioriental.com/

【スシミ?】
Sushimi Fashion Food and Sushi Bar | This is how we roll !!!
https://sushimi.co.za/

【ヌリ?】
Nuri Sushi – The Home of Gourmet Sushi
https://www.nuri.co.za/
忍者みたいなマークも気になる


■webサイトが見つからなかったところ

【ヤマダ】
Yamada Sushi
同名のお店はニュージーランドやカナダにあるようだ


ところで、そんな風にいろんなお店を見つけては「こういうお寿司か~」などとwebサイトを眺めて楽しんでいたのですが、googlemap上で異彩を放つ文字列を発見。

 

ジャパニーズフード中森明菜……? (google map)
ジャパニーズフード中森明菜……? (google map)

地図の真ん中らへんにどどーんと。目立つ。

なにそれ……と検索してみたら、中国の深圳にある日本料理やさんのチェーンみたい。

中森名菜日本和风料理_百度百科
https://baike.baidu.com/item/%E4%B8%AD%E6%A3%AE%E5%90%8D%E8%8F%9C%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%92%8C%E9%A3%8E%E6%96%99%E7%90%86

ただしくは「中森名菜」、でも発音は中国語だと「中森明菜」と同じなんだって。「中森名菜」で検索すると画像は中森明菜ばっかり出るしねえ。

しかし結構調べたけど、深圳以外は南アフリカぐらいしか出ない。カナダのnakamoriはnakamoriさんがやってるべつの日本食レストランみたい。

なんか半端に謎が増えてしまいましたが、今日はこんなところで。

2019/9/20 読書

読書の秋……

とかあんまり考えたことないなあ。年中なんかしらよんでるから季節はあんまり。
いろいろやりたいことが増えたりして、読書の時間は相対的に減っている気がする。まあしょうがないね、やりたいことを優先していろいろやろう。いろいろできていればそれでいいや、読書がしたいときは読書が増えるんだろうしね。


っと、ここで読んだ本を紹介したりしたらいいんだけど、今回はやめておこう。ノンフィクションだと紹介しづらいな~って気持ちになったりする。事件や事故のノンフィクションをよく読むけど、結局のところそういった「自分に関係ない事件」のことを詳しく知りたいって気持ちに、やじうま根性以外の理由を自分の中に見つけられないから。

世界で起きている困難や悲しい出来事について、知っておきたいと知識を増やしてみてはいるが、ほんとうに知るだけしかしておらず、これでいいのか?と自分としてはもやもやしている。しかし何か行動を起こすには自分はちっぽけすぎるし、片隅の出来事しか知れていない実感もあるし、なにもできる気がしない。

発信する人は「知りたいと思ってくれるだけでいい、まずは知ってほしい」とみなさんくちをそろえて言う。本当にそうだろうか、それにあまえていいんだろうか。どうにも後ろめたい気持ちがぬぐえないままでいる。


今回読んだ本はとある事件について、犯人はどうしてその事件を起こしてしまったのか、またその周囲は事件に対してどのように動いたかというルポルタージュ。

いい感じに「ルポルタージュ」だった本編のほとんどは良かったんだけど、最後の総括部分で著者の妄想が入ってきちゃったのがちょっと残念。推測とか解説とかは良いんだけど、もう少し飛び越えた表現で「想像したシーンを書いちゃった」ように読めた。

具体的には、著者が犯罪の起きた土地へ取材に行き、犯人が過ごしたであろう場所をめぐるんだけど、その中で見つけたとある場所と状況を「ここは犯人も来たに違いない、供述の中に言及はないが、それだけ大事な秘密の場所だったのかもしれない」と語り始めたところ。

もう少し「これは想像に過ぎないが!」という強調がされていればもやもやしなかったかな? そりゃ読んでる方も「妄想だな」と読み取れるけど、中には「そうだったのか~」って真に受ける読者もいそうじゃないか。

個人的には事実に基づいた推理はあっていいと思うけど、足跡もないのに「ここを訪れたはず」って話はやりすぎだなあと。


おなじ事件の別の方の解釈や報告も見てみたいと思いました。ただ、ルポとかノンフィクションは電子書籍になりにくいのかなあ……読みたいと思った本が紙本しかないものばっかりだ。電子書籍でほしい!

2019/9/18 おきごたつの「おき」って

今日2回目の更新です。前回の記事もぜひみてね。

2019/9/18 消費税増税と買いだめ


実家のコタツの話ね。

子どもの頃、家のコタツは「おきごたつ」だったんですよ。そういう風に、名前を音で覚えていた。

「うちの実家はおきごたつだったんで……」とよくくちに出してた気がする。

でも、その後「掘りごたつ」ってものを知ってですね。
実家のあのこたつは掘りごたつ……?いや「おきごたつ」って言ってた……

と、よくわかんなくなっちゃったんですよ。


どういうコタツだったのか

実家のコタツは、いろりみたいに部屋の真ん中に深い穴が掘ってあって、そこに灰が入ってて、お風呂を沸かした炭をちょっと持ってきて入れることで暖かくするという方式。温度は炭に灰をかぶせることで調節する。

図を描いてみました。

こんな感じですよ。

いまは灰の所を埋めちゃって、電気炬燵が乗っかってるわけですけど。

掘りごたつ形式というと、居酒屋とかで「座敷だけど座れる」形式のお店あるじゃないですか、あれを思い出しますし、実際電気ごたつでも足を下ろして楽に座れるように掘ってあるおうちもあると思う。だから掘ってあっても炭を入れてるとは限らないでしょ。

で、確実に「おきごたつ」って覚えてたんですよ。

「おきごたつ」で検索すると……

「置ごたつ」というのがヒットする。その名の通り、置くだけで設置できる、動かせるこたつ。という意味らしい。そうじゃないのは固定されたこたつであると。

実家のコタツは動かせなかったので置いただけじゃないし掘ってあるし……
じゃあ「おきごたつ」じゃないのか?と、今日改めて「おき」の意味を調べてみたら、

燠/熾(オキ)とは – コトバンク
https://kotobank.jp/word/%E7%87%A0-451430

こっちだ!!!!

燠ごたつだったんだ!!

炭を熾して暖かくしたコタツ。こっちだこっちだ。わー。はじめて知った。
いや、なんとなく「オキというのは、炭のこと」というイメージだったんだけど、「おきごたつ」で検索した時に炭のコタツが出なかったもので不安になっていた。
「オキを入れるからいったんコタツから出なさい」と言われてこたつから出てたから、オキがアレだという認識はあったけどちょっと不安になったんだ……


自分的には大変すっきりしたので、メモ代わりにここに記します。

2019/9/18 消費税増税と買いだめ

増税前の駆け込み需要がないとかで、経済的にはちょっと不安なようですね。
まあ増税したら今後はずっとお金がかかるということがわかっているので、多少駆け込みでなんかを買いこんだところで焼け石に水程度というか、たいして得じゃないという気持ちになっていますよ。私も。

食べ物で買いだめするようなものは軽減税率ということで当分いまと変わらないのが一番「食べ物を買いだめするんじゃなければほかのものもまあいいか」という気持ちにさせているんじゃないかと思ったり……

8%がすでに負担なわけですよ。
10%になったら「あーさらに負担が増えるのね」って感じで、「これから負担が増えるぞ!」っていう新鮮味はないわけですよ。


基本的にあんまり金持ちになったことがなく、とくに若い頃は長い期間を「貯金もなければ給料が入ってもその日から節約してないと1か月もたない」っていう状態でくらしてた経験からすると、そういう「2%上がっただけでも相当苦しい層」の人はですね、まごまごしてたら2%上がっちゃうとわかってても買いだめするような「まとまった金がない」んですよ。

手元に3000円あって、あと1週間そのお金でなんとか食いつながなくちゃいけなくて、買いだめもないからその日の食べ物を用意しなくちゃいけない……という人の場合、「30食入り4250円の品を2980円! なんとバラで買うより30%安い!」とか言われても買えないですよ。おんなじ食べ物大量に買った挙句、手持ちの現金が20円になるじゃないか。だから割高でも1食170円のものをその都度買う……という、長い目で見れば得じゃないけど、とりあえずまだ手元に2830円ある……って状態で日々を過ごすことになるわけです。まとめ買いとか出来るのはある程度お金に余裕のある時なのですよ。


毎回こんなこと言ってるような気がするな。

んで、まあ、増税前に買っておくべきものは何かってのも一応考えるわけですが。

どうも自分はそれを言い訳に、無駄なものを買ってしまいそうなので……増税後で2%高くなってもいいから、その時に必要なものを買おうな。「もっと早く買っとけばよかったな!」って思ってもいいじゃない。普通に過ごそう。と、そう思っております。

日用品で必需品でも、ちょっと落ち着いて考えたほうがいいのは、値段が上下する商品。セールの時に買ったほうが安いものなど、2%が乗っからないからっていま買いだめしても、10月以降に20%ぐらい下げてセールをやる可能性があるでしょ。

税込313円をセール価格税込258円で!とか。

いままでにそういう売り方をしてるのを見たことがある日用品・雑貨などは駆け込み購入をやめたほうがよさそう。

あたりまえの話だけど、よーく考えて、絶対定価で売ってる「買おうと思ってた本」とか、「セールやっても対象外になりがちな化粧品」とか、医薬品とか、そういうものをチェックして買ったほうがいいだろうね。

冬物衣料の先行販売も広がってるみたいだけど、まだまだ出番は先だし、焦って買うよりは残って安くなってるものの中から気に入るものを見つけて買うかなあ。


【まとめ】

・セールとか特価で安く売るタイプの商品は買いだめしない
・定価販売、固定価格の商品は増税前の購入を検討する価値あり
・季節先取りもほどほどに

そんな感じですかね。