2019/6/18 勉強の話&ローカライズ

昨日は予定をたてる話をしていました。

おかげで充実した一日になった。気がする。1個着手できなかった案件があるけど、まあ、そういうのもあるよねってことで今日の予定に書き足しておいた。


【勉強の話】

ここ数年、海外に興味があっていろいろ調べているわけですけど。

「ここにはこういう歴史があって……」

「王家が……」

とかの、学校で勉強するような「ここの地域のことが気になるなら基本だよ」みたいな歴史とか地理とかが知りたいわけではなく、私の興味はどちらかというと日常がどう違うのか、どう同じなのかということ。

アフリカに関しては日常に触れているうちに「やっぱり行ったことがないし自分では想像力とか検索の限界があるな」と思ったので、今年はかなり他の人に話を聞いたりして見聞を広めております。ある程度興味が出てからそういう勉強に着手したからか、なんか楽しく知識を増やせている気がする。「お勉強」じゃなくて「それでそれで!?」って感じで人の話を聞いたり記事を読んだりできているというか。


私を強く引き付けるものは、大きな「ここでは文化的にこういうことをやっているのが特色です」とか言うものよりも(そういうのにも興味を引かれるものはたくさんあるけれど)、「この地域では洗濯物はこう干します。なぜならば……」みたいな暮らしの工夫とか?「最近は洗濯物はこうするように変わってきました」とかそういうのなんですよね……で、できれば自分でも気づいていきたい。「あっコレがこうなってるのこの辺の特徴だな!?なんでだろう?」とか気づいて、検索して調べたり詳しい人にきいて「なーるほど~!!」と納得する体験をいっぱいしたい。

最初から「不思議な〇〇」「変わった〇〇」とかを箇条書きとか特集とかで見たいわけじゃないというか……このひねくれた心理……知りたいがなるべく教わりたくない。情報を見つける・得る手段を自分で選びたい。まだまだ自分で知れると思っているから、流し込まれたくないというか!!あーひねくれてる!

でもそういうのないですか、世間的にはもう大人気とか詳しい人がいるあれこれに興味を持って、知りたいと思った初期の頃に詳しい人が「ああ~それってね、こういうので、あ、こっちは知ってる? まだ? こういうのがあってね。うん、それでこっちは良くないよ」みたいな、たぶん善意とか、まあ自分もオタクなので言いたい気持ちわかる!! 教えたいしもっと興味持ってもらったら私がうれしいとか言う理由で興味持ってもらえるような情報とか? 自分の知ってることとか言いたくなるんだよね。でもそれやられちゃうと冷める瞬間がないですか。「あー興味があるって言わなければよかったな」「自分で調べて知りたかった……」みたいな。

ある程度勉強後に、詳しい人同士で「こっちは?」「そうなんだ! じゃあこっちは?」「これもこうなんですよ!」「へえ!これもこうだったんですよ」みたいに交互に教え合ったり引き出し合ったりってのは楽しい、これは同好の士の会話の楽しみ!

なので私はあんまり自分から(興味の初期の段階では)好きなものをくちにださないようにしているし、人が何かのことを「最近興味出た」「好き~」と話しだしたら、話を聞いて、もし自分も同じ領域を好きだった場合は「わたしも好きだよ」と伝え、相手から疑問とか知りたいという発言があった時だけ「知っているけどききますか?」という感じに切り出してからOKもらったら少しずつしゃべる。という感じにやっていきたいのです!!!

相手が先に何かでマウント取ってきたら上から知識をかぶせることもありますよ。めったにないけど、普段からわたしを馬鹿にしてくるような態度をとってくるとか、ほかの人を馬鹿にした態度の人とかがオタク知識を「あんたは知らないでしょうけど~」とか言いながら披露してきたらがっつり乗っけますよ。でもそんなことあんまりないかな……

まあとにかく興味の初期で勉強の機会を奪われたくないし奪いたくない! ということでしょうか。


【ローカライズの話】

最初これの話だけ書こうと思ったのに前置きに勉強してること描き始めたら愚痴とか前提が長くなってしまった。

で、日常とか、感じ方の違いとかを知るためには各国のローカルニュースを読むといいかなって思うわけですよ。日本の日常を知ろうと思ったらニュースサイトとか見るとどういう感じかなって分かることもあるでしょ。世界のニュースの報じ方とかも参考になりそう。もしアフリカのニュースサイトで、「日本の~」って日本について書かれていたら、「おっ。日本についてこういう風に見てるのか」とわかるし。他の国についても「印象が違うんだな~」って知れる可能性がある。

流行とかも見られそう。


で、そんな時にちょっと邪魔だなって思うのが自動的に行われるローカライズ。

最近はその人の興味や年代、性別とかで「あなた向け」の広告・記事を表示できるでしょ。まあ日本のサイトとか、普段よく見るサイトでそれをやってくれるのは私にとってもいいことかもしれない。

でも、「そちらの地域はいまどんな感じです? 皆さんどういうことに興味があって、なにが流行ってて何に困ってます?」って知りたいとき、このローカライズとかパーソナライズがすっごい邪魔になることがある。

広告はもうほとんど日本の広告……楽天のお気に入り商品とか最近見た商品とかが表示されるわけですよ。アフリカのメディアでも。なーんかな。そういうんじゃないんだよ。アフリカに興味があってアフリカのメディアを見てるんだからアフリカの広告出してくれよ。そのほうがクリックしそう。まあ通販やサービスを使うかと言ったら微妙だから出しても無駄と言えば無駄になるのかもしれないが……でも日本にも届けてもらえそうだったら買うかもしれないじゃない…… paypal 使えれば買うこともあるよ。

こないだは「〇0代以上の方は皆さんインストールしている必携のゲームです!!」って海外の釣りゲームみたいな広告がでて、ちょっと面白かった。

ブラウザのシークレットウィンドウとか使えばパーソナライズから逃げられることもあるけど、日本からアクセスしてる事実が変わらなくて広告は日本向けのが配信されたりしていることもあるね。記事もそういう風に紹介されるとちょっとなあ。

2000文字を超えるこの記事で書きたかったことは愚痴みたいなものでした(笑)

 

2019/6/17 予定を立てる

いろいろやりたいと思っているけどなんだかぜんぜんやれていない。

やりたいこと……と考えて、漠然と「こんくらい出来たらいいなあ」っていう目標は立てているのですが、なかなか手を付けなかったりする。

「今月のどこかでやりたい」とかそういう風に目標ややりたいことリストを作ってしまっているので、今週は意識して「今日はこれをやる」っていう予定を作ってみた。

月曜日は週初めだからちょっと多め。

火曜日以降は、月曜日とか前日とかにできなかったことがスライドされてくることも考慮に入れつつ、自分に「今日はこれを優先してやりなさい」という指示を出しておく。優先する作業は本当に優先して、昨日の残りは優先作業が終わった後の残り時間で着手する。というのはどうだろうと。

何日か続く作業予定とかは、あんまりだらだらやりすぎず、その日にやろうと思ってた箇所が終わったらいったん手を放して、ほかのものをやる。


まあそんなこと言いながらもなかなかね。できないもんですけどね~。

今日はそんな風に予定も立てておいたので、いろいろやるように興奮しちゃったのか、午前中にいろいろやったらもう疲れちゃったよ。あかん。

昨日も外を出歩きすぎたのか、はたまた予定を建てたり眠れなかったりであんまり寝ていないのが悪いのか……どうも疲れている……

とりあえず今週5日間はこれでやってみようと思います。

2019/06/14 虐殺のニュースを読んで

アフリカ・マリのドゴンの人たちが、95人殺されるという虐殺事件があったとのことで。ニュースを追っています。

Mali Village Attack leads to 95 people killed as Dogon people face ethnic violence – CBS News
https://www.cbsnews.com/news/mali-attack-95-people-killed-as-dogon-people-face-ethnic-violence/

Mali village attack death toll revised down to 35 – BBC News
https://www.bbc.com/news/world-africa-48613883

あ、下の方が新しいニュースで、死者は35人に修正されたという内容ですね。

でも事情はよくわかってないみたい。衝突を繰り返しているみたいだから、複雑な事情がありそう……


アフリカや中東や、世界のあちこちで虐殺事件が起きると、「なんてことだ」って思ってしまうのは本当の気持ちだけど、なんとなく「日本はそういうことがないので、虐殺が起こる国はどうなっているんだ」と思ってしまうけど、もっとよく考えてみると、日本の戦国時代とかはどうだったんだろう。

あれも内乱とか国盗りで戦って、人が死んでるんじゃないか。

私 日本の歴史にまったく詳しくなくて、テストがあったから学校の勉強でテストに必要な時は覚えていたんだと思うけど(社会科の成績は悪くなかった)いまはさっぱり。特に時代の前後がわからない。なぜか江戸時代から「遠い昔の話」みたいに、まったく人種も違う国も違うぐらい自分とはかけ離れていると思ってしまってるんだけど、そんなことないんだよね多分……

自分の想像力はどちらかというと豊かな方だと思ってるけど、なんか時間の感覚がおかしいような気がしている。だから時間のこと考えるときは冷静にならないと……戦前(第二次世界大戦の前)ですら、同じ人間じゃなくて野蛮人が日本に住んでたような??イメージだったんですよ30ぐらいまで。

戦国時代とか、人間になりきってない人が殺し合ってたようなイメージを持ってたのかもしれない。私の頭が残念過ぎる。

戦国時代の武将とかの合戦をさ、だれか実感がわくように、現代のニュースと同じ構文で書いてくれてないかな。ありそうな気がするけど。

「〇月〇日 何地区を収める〇家の長男が、かねてより対立し関係が緊張していた〇家の当主の首をはね、家来・一族を虐殺。生存者はいない模様。復讐を防ぐためとみなごろしの動機を説明した」

とかさ……

なんか……ひどいニュースだとしか思えないんだけど……だからどうも戦国武将を偉人とかかっこいい感じに書くのとかに抵抗があるんだけど……抵抗がありすぎて時代物を一切見てないからさらに誤解が深まってるのかな。うーん。

しかし歴史を題材にした漫画などを読むと、そこまで虐殺がなくてもいろんな思惑で「生きてちゃ都合がわるい」人が殺されてるんだよね。

最近読んでる中では「王妃マルゴ(萩尾望都)」では宗教戦争や家のちからの関係でどんどん人が殺され、大規模な戦争や虐殺が起こっていますね。だいぶテンポがいいから淡々と時間は過ぎていくけど、こんなことの繰り返しなのか、結局、人間の活動というのは。

なんなんだろう。

2019/6/12 お店のことを思う

食べ物でも、雑貨でも、お店があるからこそ買い物ができる。

だから私はお店が好きだ。使えるお金がある・なしに係わらず、お店が空いているというのはとても良いことだ。

ところでお店は新しくできるし、閉店もしますね。

昔からある店のことを考えると、本当に限られた、一部だけが「店主がいなくなっても続く」んだなと。改めて思ってしまいます。

「このお店は何代続いていますよ」とか言うのは、続ける価値があるな~と子どもの代も思って、受け継いで、しかも商売もある程度うまくいって、生活ができるから続けられるという状態にならなきゃ、いつでも「やめよう」となるわけですよ。

ここから10年ぐらいですごくお店の状態は変わるんだろうなと思っているのです。

街を散歩していて、おじいさんおばあさんが経営している食堂など見てみると、どうもそれを次の世代に渡そうという感じではないから、自分たちが体力的に続けられる間ということになるのかなと。

もし跡取りが店を継いだとしても、ちょっとそのままだとお客さんが増えなそうだなアというお店の場合は改装するとかメニュー・業態を変えるとかね。そしたら別物になるだろうから、お店がそのまま残るのとはまた違うものになるだろうし、

雑貨屋さんも、一人でやってて「ひとりだからこのぐらいの売り上げで何とか」ってぐらいの規模でやってたら、誰かに引き継ぐようなものでもないかもしれない。

そう思うと「このお店がいつかなくなる日が、たぶん私がこのまま平均寿命ぐらいまで生きた場合には、来るんだろうなあ」と今から考えてしまうのです。ぜんぜん閉店する気配などないのに、いつか来る閉店の日のことを……

本当に今から考えてどうするんだって気もすることなんですが、まあねえ。いつかね。


同じように、閉店してシャッターが閉まったままだったり、古く傷むのに任せてるような看板などを見ると、あれが新品でそこにかけられた日のことを考えてしまうのです……

【本の感想】ハトと日本人

「ハトと日本人」読みました。

ハトと日本人

最近ハトに興味があるんですけど、ハトのことっていざ知ろうと思うとあんまり情報が無いんですよね。

それで、だいたい観察していろんなことを見つけていたわけですけど。あとはネットで調べられる断片的な情報なども読んで、実際に見た「こうじゃないかな?」っていうハトの習性などを観察して。

図書館でもハトのことを調べようと本棚を探しましたが、あんまり冊数がない。カラスのことは結構書かれているのですが……
雑誌でもあまり特集されていない。なんとか電子版で読めた雑誌のバックナンバーの特集を見たり。
BIRDER (バーダー) 2014年 07月号 至極の鳥見旅行ガイド/謎だらけの鳥たち ハト類

そんな中、去年発売された「ハトと日本人」はもう「読まなきゃ!!」って感じでして、ようやく購入して、読めたわけですよ~。

いままで観察してなんとなく気づいていたことも「やっぱりな~」という感じで確認できたし、子育てとか天敵とか、まだ全然観察できていないことについてもはじめて知ることがいっぱい。

歴史とか神話まで幅広く網羅した楽しい読み物でした。

とくにドバトの天敵について書かれた章はつらかったですね……
トロいイメージだし、実際「こんな牧歌的で本当にやっていけるんだろうか」と心配していたのですが、やっぱり簡単に食べられちゃうんですね……わかってはいたけど。

本で得た知識のほうも、今後の観察でチェックしていけたらな~と思っております。

写真もいろいろ掲載されているので楽しく読めますよ。ハトに興味ある人にはとにかくおすすめ!