4月6日(土)「おもしろ同人誌バザール7」参加します!

初参加です。

いままでそのイベントの存在は知っていたのですが、長らく「情報を知った時にはもう開催日で申し込みはいつ頃募集してたのかがわからない」という感じだったのですが、今回初めてタイミングが合ったので。

いわゆる「評論ジャンル」に分類される、資料系・評論系・コレクションなど、様々な視点でつづられた同人誌が一挙に集まります。スペースは200ほどあるようです(1サークルで2スペースの場合もあります)。

私のサークルは【メルプのお部屋・スペースNo.186】

おもしろ同人誌バザール|同人誌|即売会|東京都
http://hanmoto1.wixsite.com/omojin

会場「ベルサール六本木」の場所など詳細は↑こちらで紹介されています。
六本木から比較的近いので行きやすそうですね。B1での開催とのこと。
一般参加者の入場時間は11時~16時です。

情報系同人誌即売会おもしろ同人誌バザール | 出展者詳細・第7回
http://hanmoto1.wixsite.com/omojin/6-3

↑詳細を見てみてください。あかん。これみんな面白そう。私もちょっとチェックして、これは!!!!!!って本を買いに行こうかな……
来ていただいた時にもしお買い物に出てたらすいません。なるべくちょこちょこ戻るようにしますけど。魅惑的。


当サークルの頒布予定同人誌はこちら!

(ほかにも漫画作品などありますが、おもしろ同人誌バザールと資料性博覧会は評論ジャンルオンリーイベントということもあって、評論ジャンルの本に絞って持ち込む予定です。)

【冬コミ新刊:捨てないために収納したい!】
断捨離に対抗する?取っておきたい私の収納アレコレです。正直まだ役に立つレベルまで行っておらず、模索中の案件ですが、なぜか手に取る皆さん共感をくちにして購入されております。みな悩みは同じ。せっかく集めたものを捨てずに取っておきたい、願いはそれだけ……

【文房具 Vol.15~17】
毎年1~2冊発行している「文房具」全般についてのコラム、商品紹介、使いこなし、文具ネタのまんがだったり音楽だったりいろいろ、とにかく文房具について私がかけることは毎年ここに詰め込んでいます。お土産の文房具や、100円ショップの文房具、私のコレクションなど定番になった記事もあります。

【おもしろいペンまつり】
2018年5月発行。私がいままで集めちゃった文房具の中から、使いづらそうだったり、実際「なんだこれは!」となったものや、特徴のあるペンばかりを集めました。

【変な電卓2017】
私のサイト「変な電卓研究所」でも紹介している、見た目や機能が変わっていて私の心をつかんだ電卓コレクションたちを114個+α紹介しています。
内容の詳細はこちら!
テレビ番組「有吉ジャポン」でも紹介していただきましたよ。(2018年6月)まだまだ在庫があるのでぜひぜひ。電子版もあります。(電子版の案内は下部にまとめて。)


当日会場に来られない、その他5月のイベント(予定・4日資料性博覧会@中野、6日文学フリマ東京@東京流通センター、12日コミティア@ビッグサイト)も無理っぽいけど興味があるという方向けに通販・電子書籍もあります。

通販
●Comic Zin

電子書籍
●Amazonkindle
●ブックウォーカー
●BOOTH


「コミケでは評論ジャンルは絶対回る!」

「変わった視点の本が好き!」

という方には本当にぜひ見てほしい本がたくさん集まりますので、6日は六本木まで足をお運びくださいませ。


【いちおうわたくしの自己紹介】

名前:藤村阿智(ふじむらあち)
サイト「Blackstrawberry net
連載中のまんが「お楽しみは文房具」(文具のとびらで連載中)
「旬刊経理情報」に文房具コラム連載(全60回)
文房具の同人誌は2004年から発行しています
作品年表・プロフィールはこちら

2019/04/03 トルコ雑貨

そういえば以前にもトルコのストリートビューについて書いたことがあった。

ストリートビュー散歩9 トルコのパン屋さん – 藤村阿智の日記 ひぐらし BlackStrawberry_net
https://www.blackstrawberry.net/yoshida/?p=352

トルコの雑貨にも興味がある。ロシア雑貨とかも好きなんだから、そのへんのデザイン好きなのかもしれない。布よりは固いもののほうが好き。アクセサリーとか皿とか。

あと、たぶん、細かい柄がバーッと描かれてるのが好きなんだろうなあ。地紋よりはもう少しモチーフがはっきりしたもの。

で、先日、「トルコ至宝展」へ行ってきたわけですよ。

トルコ至宝展 トルコ文化年2019 チューリップの宮殿 トプカプの美|2019.3.20(水)〜5.20(月)国立新美術館
https://turkey2019.exhn.jp/

オスマン帝国のころの調度品というか。アクセサリーや服、武器などの飾り。
なんか「宝石があまってたのかな?」って思うほど、宝石がガンガン埋め込まれていて、びっしりなんですよ。作りが細かいな~とおもうものもあれば、わりと大雑把なものもあったり、でもとにかく豪華ですごかった。

我が家はモノが多すぎるので、トルコの雑貨でいいなあと思うものを買い集めたいとは思うものの、ごちゃっと置いてももったいないし、なにか普段使うようなものとかで買えればなあと思ったりするわけですが。

トルコ雑貨もあんまりお店は無いのに、なんとわりと行きやすい場所に数件あるわけですよ。でも行ったらなんかかっちゃうかもしれないし、むしろ買わずに出てこれるかわかんないし、お金を稼いでからなんか買うつもりで行こうと思います。偵察とかにいこうかな……


で、googlemapでトルコの地図を見ていました。お土産物と言ったらやっぱイスタンブールあたりにあるんだろうなと。普段ストリートビューを観るなら、私は観光地より生活空間が好きなので、観光地じゃない地域の商店街などを好んで見ているわけですが、今回はあえて観光地あたりを見てみました。

グランドバザールだよ!!

さすがにストリートビューは無いですけど、インドアビューというか投稿写真がいくつも見られるのでぜひ見てみてほしい。魅惑のトルコ雑貨や貴金属その他お買い物できるいろいろな……ものが……こんなところへ行ったらお金がいくらあってもたりなそう。

グランドバザールあたりのお店の人は、みんな「!??」とこちらがびっくりするほど日本語がじょうずですごいんですよね。テレビで見たことがあるんですが本当に、発音とかも「どうしたらそんなに自然な感じの発音を得られるのですか」と尊敬してしまうほど。だからたぶんそんな人たちがガンガン話しかけてくるんだと思う。「日本から?うちで買って行った方がいいよ、ほかは悪い店もあるよ?」みたいな感じで……

それにしてもほんと、トルコのガラスのランプやお皿、アクセサリーはほんとすごくきれい。自分がそういうの好きになるとは思ってなかったな。好みも移り変わるものです。好きになったり嫌いになったりするというよりは、好きなものが増えていく感じです。

 

2019/04/02 ドラえもん映画「月面探査記」観てきたよ~(感想)

ネタバレというほどのバレはしないつもりですが……
観るまで何も知りたくない人は読まないでおいてね!

映画ドラえもん のび太の月面探査記 を観てきました!

去年見そびれてしまったので今年こそはということで。それでも3月ギリギリになってしまったな。

見に行った藤子ファンの人々の反応を見ていると、「よさそうだな……」という予感はしていたし、そもそも予告編とか前情報で「これすきなやつっぽいぞ!」と期待していたのですよ。

期待通りで楽しかった。新ドラオリジナル作の中では一番よかったかもしれない。

最後のほうはちょっと要素が詰め込まれていたけど、わかりやすい伏線の回収とか、はっきり言葉で伝えられるテーマとか、しっかりエピソードで硬く印象付けられる友情とか。

道具の使われ方も、やっぱドラえもん好きな人が作ってるんだなあという「好き」が前面に出て感じられるものだったけど、鼻につくこともなく、自然に見られました。

展開や演出にいわゆる「ベタ」なものもあったけどそこがいいんですよ!

子どものころに観たい!子どもにとってはアツイ展開だし、スレたおとなは「はいはいこのパターンね」「○○が〇〇するってほかでもよくやるやつ」と思いがちだけど、いいよ!

大人になって思えば、こう、例えば「ピンチ→ギリギリたすかる」「一度主人公が倒れて、立ち上がって、『お前の勝ちだ……』と敵が倒れる」的な、もういろんな作品でやってきた「燃えるやつ・かっこいいやつ」「お約束」ってのも、子どもにとったら初めてだし、パクリとかじゃなくてこれは「見たい展開」「視聴者の希望」なわけですよ~。

そういうのがいっぱいありました。
短い期間だけどみんなと心を通わせて仲良くなったルカやアルのことも好きになっちゃったし、不器用な動きで器用にいろいろやっちゃうノビットの頑張りも泣けてくるし、ムービットたちはかわいいし……で。


あと、大変なモチ映画でした。モチ好きにはたまらないんでモチ好きは見に行ってください。モチ工場に住みたいです。というか月の異説ドーム(?)に住みたい。

2019/04/01 新元号も令和と発表されたし

発表されたー。

みなさん、文字だけ入れればすぐだせる状態までイラストや作品を準備しておいて、サッと出されてる方が多く、わたしにはその発想がなかった、、と思った、、

まああんまり祭りに乗る方でもないのでしょうがないですね。

だけどなんとなく私も書いてしまいました。出遅れています。かっこわるい。


ほんと、昭和の時などは天皇陛下の崩御が前提にあったので、なんとも暗いムードで元号は発表され、みんな「ハイ」って感じで静かに受け取って、その日から新しい元号で生活する。という感じだったわけですけど、今回は

「何になるかな!?」「はよ発表せい!」「きまった!」「へえ~!」みたいにみんなで元号が変わるのを見守ったりできるというのが何よりも良かったね。そりゃいろいろ大変なこともあるけどさ。それは元号が変わることとまた別の問題でもあり。これをどう使うかという話なわけですよ。

システムや書類や生まれ年の表現でいろいろ混乱があるから、より普及・併記されている西暦だけにしようっていうのもわかるし、そのほうがきっとすんなりいくんだろう。でもなんとなく、生活で使わなくなったら元号を意識することもなくなっちゃうんだろうなあという予感がある。

日本はわりと歴史が残ってるほうだと思うので、昔も改元があって、何年ごろはなんていう元号だったかなど調べることができますが、庶民はそんなに意識せずに暮らしてたんじゃないかな。今ほど書類の提出とか、生まれた日付を繰り返し書くとか、そういうことなかっただろう。

あ~お墓はあるな。お墓には元号が書いてあるもんね。でも一般人がお墓に墓石を建てて自分の名前も刻むようになるのっていつごろからなんだろう。私の実家にも明治以前の位牌が並んでいるが、それぐらいからなのかな。

【漫画の感想】アフリカ少年が日本で育った結果(星野ルネ)

昨年から立て続けに2冊発行されたシリーズ、両方買いました。

 

 

作者の星野ルネさんは、4歳のころにカメルーンから日本へやってきて、その後日本で育ったという方です。

この漫画はルネさんのTwitterで連載されていました。

なかなかの頻度で流れてくるフルカラーの1ページ漫画は、ルネさんが黒人の外見で日本の文化の中で育つ間に体験した、日々のいろいろを描いていて、そこには見た目で判断されがちなステロタイプなイメージと、実際は違うということ、そしていろんな人がいてみんな違うし、同じところもあるし……という話が盛りだくさんです。

何しろ見た目で勝手に「あ!黒人さんだから多分外国人で日本語は通じないだろうな」とか「こんな日本の文化は知らないだろうな」とおもわれてしまうと、本当はまったく違うことに人々が戸惑ってしまうという反応に、慣れはしてもやっぱり「うーん」と思うことも多いと思うんですよね。

私がいかに、日本に生まれ育って周りと一見同じに見えるおかげで埋もれて、気にされずいることで「普通」を得ているのかということにも気づきます。


アフリカ少年で母もカメルーンの人だということで生まれるギャップやエピソード以外にも、些細な「別にアフリカ関係ない」って話題も面白い話が多いので、全編笑って読むことができます!

日本は島国で、遠いし、なかなか海外からきた人はいなくて、周囲の(観光客ではなく普段触れあう身近な)人と見た目や文化の違いを考えずに長く暮らしてきたと思うんですね。でも、これからはどんどん増えると思うのですよ。「あっ」っておもうこと。私もコンビニなどで日本語で接客してくれる「見た目・名前が日本人じゃない」人のことをいちいち「日本語がうまいなあ……」と思ってましたが、まあ思うのはいいかもしれないけど、事情はそれぞれなんだということを心にとめておかなくちゃいけない。そして日本人に見える人相手でも勝手に仲間だとか「わかるでしょ?」みたいな共通認識を振りかざさないで、ひとりひとりに丁寧に接していきたいな~と。


なんか固い話になっちゃったけど、そんなの関係なくルネさんのまんがは面白いのでぜひ!「ファミリー編」は念願のフルカラーで、webで見てた時と同じように楽しめますよ。ちゃんと人によって肌の色も塗り分けられてるのがすごくいい。そういう細かいところなんだよね「個人」って。