ストリートビュー散歩54 ドバイの街路樹のデーツ?

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前回に引き続きドバイ。

デーツの食べ比べ・味のメモをしたい
最近デーツをもぐもぐしていまして、ナツメヤシのことが気になっています。

寒さには強くないみたいで日本では栽培されてない……のかな?街路樹や庭の木でヤシっぽいものはシュロとかソテツとからしい。

海外ではナツメヤシを街路樹にしているところもある。と読んだので、じゃあストリートビューで見られる場所にもナツメヤシがあるかな? デーツできるのかな?と気になっていたのですが、ドバイで見かけたこの街路樹……

実がなってる!ネットがかぶせてある!

ちょこちょここういう木を見かけるのです。
種類まではわからないけど、ヤシ的な植物に実がなって、それの保護か落下を防ぐためのネットをかぶせてあるって言うのが面白いなと。

ドバイの住宅街はすごくきれいで、建物も豪華なんですけど、生活感があんまりないんですよね。私が好きな場所というのが、それぞれの家に人が住んでて、工夫や好みが現れていて、暮らしてるな~という実感があるところなので、新しい住宅街や都市計画がきっちりしているところはあんまり見どころを見つけられないという贅沢なやつなのです。

アジアやアフリカと違って洗濯物も外に干したりしなそうだし。

しかし、街路樹のところどころにある果実と保護ネット……人の営みを感じるぞ。

この道路、こんな感じでほんとに人がいないし車も走ってないし、家のかたちはみんな同じだしで、「おなじだなあ」という感想になっちゃうんですよ。綺麗なんですけどね。(路地に入ると生活感も出てきてなかなかいいですよ)

しかし真ん中の街路樹、みんな実をつけていて、ネットをかぶせてあるんですよ……いい……

日本でもイチョウ並木に雌株がまざってたりして、ギンナンが落ちまくる ことありますよね。におうからあんまり歓迎されないけど、食べられる実がなる樹木が街路樹になってるってのはなんか面白いな~という気持ちになって、ちょっとワクワクします。

庭木でも、梅、柿やかんきつ類、ビワなどの実がなる植物を植えているところはその変化が楽しみで、散歩で通りがかるたびに気になってしまいます。

 

 

2020/04/11 pixivFANBOXを更新していますよ

最近の活動。

PixivFanboxを更新しています。

誰でも見られる「全体公開」記事では、ペンネームの由来について画像付きで長々語ったよ。

https://www.pixiv.net/fanbox/creator/639483

(近々もっとわかりやすいURLに変更されるそうです)

そのあと、「支援者限定」記事で配信中の「文房具 電子版」に未収録のマンガを12ページ掲載しました。古いものだから載せなかったんだけど、支援者限定ならいいかなって……

月に300円で支援者限定記事が読めます。結構、ちょこちょこ描いているので、今から登録すれば過去の記事も全部読めると思いますよ。「はしゃぐ文房具」全ページとかいろいろ掲載しています! ほかで出したことのないレアな?作品もどんどん出して行っています。


Twitterで電卓と文房具を投稿するのをはじめました

私のTwitterアカウントをご覧くださいね。

AchiFujimura Twitter

Twitterもネットも、今は暗い話題とか緊張する話が多いので、関係ないものを投稿したいなって思ってて。それでいろいろ投稿して試しています。

変わったもの中心に「見てみて~」ってやるつもりなので、ぜひご覧くださいね。

 

2020/04/09 生活の知らなかった面が見えてきた

まあ世間ではいろいろあるので、生活もそれに振り回されてちょっと落ち着かない毎日が続いていますが、そういう中だといままで気づかなかったことに気づいたりもしますね。

トイレットペーパーがいまだに品薄であんまり普通に売ってないんですが、まあ買えなくはないなって感じになってきました。買おうという強い意志があれば買える。銘柄を気にしなければ買える。だから「普段通り」って感じではないですけどね。

まあ工場も、いま急に需要があるからと言って年間計画や設備の問題もあるだろうから、どんどん補充してもなかなか市場を埋めるほどにはならないってやつでね。でも買えるんだし、うちは次の一袋を手に入れたので当分安心です。家族も少ないし。


日常だと、わりと買いに行きやすい場所にお店があるため、あまりストックはしていませんでした。「残り2ロールぐらいだな」ってなったら次を買ってくる感じ? 1ロールあれば数日は持つだろうとぼんやり予想して、その間に次の12ロール一袋を買って来ればいいか~って感じで買います。

今回は、トイレットペーパーが急にお店からなくなるちょっと前にそのサイクルが来てたので、2月の中旬ぐらいに?数ロール残ってる状態で一袋買っていました。だからあわてていなかった。ちょうど3月1日ごろ、新しい袋を開けて使うことになったので「おお、どれぐらい持つかな。まあ使ってるうちに在庫も復活するだろう……」と安心していたのですが、半月経ってもまだ全然どこにもなくて、着実にロールも減っていくし、「何だよ……買いだめしたひとだけがとくをするのかよ……『いますぐ必要な人が買えばいいよ』とか言って譲ってたつもりになってた私が損するのかよ……」みたいなやさぐれた気持ちになっていました。

でも、下旬になって、トイレットペーパーあと5ロールを切ったところで、朝 少し早めに行って残ってたロールをゲットしました。

普段だったら買わない価格帯の、しかも花柄プリントがされていて、なぜか香りもついているものです……それで残ってたのかな……8ロールですが1ロールあたり1.5倍の長さで使えるとのこと。ということは12ロール相当ということだろう。

他の日に残ってたものは、「白檀の香り」がするというもので、12ロール1000円程のものがありました。高級品……そこまではちょっと無理かな……でもこないだうちが買った謎の花の香りのより白檀のほうがよさそうだなあ。トイレはこもるから、においがするペーパーとか洗剤とか好きじゃないんですよね……具合悪くなっちゃうじゃないですか。

でもまあ買えてよかったです。安心して普通に使えます。まだあと3.5ロールぐらい残っています。ということは、うちは2か月弱ぐらいで12ロール使うって感じなのかな?と、考えてみたらいままで知らなかった生活必需品の消耗速度を知る機会になりました。ほかのものもいろいろ、どれぐらいで無くなるのかな?いま買っておいた方がいいのかな?とか考えて、新しい発見があったり。

ストックが半分以下になってきたら次のを探して買っておく。そんな感じのサイクルでちょうどよさそうですね。今後の生活の参考にしていこうと思います。

 

2020/04/08 アフリカのアーティストたちによるCOVID-19対抗ソングが続々

(6/11 BOBIWINE 氏のあたらしい動画を追加~)
(4/9 ブルキナファソのアーティスト動画追加しました)

アフリカ動画まとめサイトを見ているとですね、アフリカのアーティストたちがぞくぞくアフリカ応援・COVID-19対抗ソングを歌っているみたいなので、見つけては聴いています。(日本でもいろんな人が作ってるね)

こうやって「○○をテーマにした歌を、ジャンル関係なく聴こう(地域はアフリカのものを聴いているけど)」とまとめていろんな曲を聴いていると、なんか結構アフリカの曲が好きなのかもしれないなって思ってきました。音楽に詳しくなくて、どれがアフリカ「らしい」曲なのかってのはわかんないんですけど、あかるくてのびやかで、hiphopも好きだなあ(これはDieAntwoordで慣らされているというのもある(笑))。

まず聞いたのはこちらの曲。アフリカ各国の人々も参加して、みんなで明日をつかもう!家にいよう!っていう歌なのです。(6/11 消えてますね……ざんねん)

同じ人のこちらの曲も。

こちらは直接的に、手を洗え、距離を取れ、こういう症状だから人にうつさないで……予防は治療よりいいよ、という話を歌い上げています。曲調は優しいしいいですね。

↓ 新しいバージョンも出てました。

 

こちらは元気に踊っている子どもたちがかわいい、そして子どもにもわかりやすく
「手を洗おう、家にいよう、握手しないで」っていう啓蒙ソング。みんながバタバタ倒れて苦しんでる演技はなんだか怖くてつらいんだけど、曲は明るいし、それぐらいしてみせたほうが怖さが伝わるのかもなあ……

同じ MASAKA KIDS の「家にいて踊ろうぜ」的な動画、いやいやむりむりこんな動き出来ないって、でもひきこもって運動不足だからちょっとこう言うの目指して動いてみるのいいかも……(笑)

「MASAKA」ってことはウガンダかな?って思ったらウガンダだった。マサカロードという長い道があるんですよね~。よくストリートビューでみてますよ。フフフ

ストリートビュー散歩31 アフリカ・ウガンダで見る屋外の商品陳列
ストリートビュー散歩20 ウガンダの商店街
ストリートビュー散歩3 ウガンダのニワトリトラック

こちらはマリのラッパーIBA ONE氏の歌。ちょっと優しいかんじ。
とにかく言葉がわからなくて(でもフランス語?いやフランス語でもわかんないけど)字幕もないので内容がよくわかんないのですが。

コートジボワールの RAMBA JUNIOR が歌う。こんな少年ラッパーがいるのね。
何気にコートジボワール凄いなって思ってるんですよね……ストリートビューがないからどういう国か(私目線では)よくわからないのですけど……

こちらはコンゴ民主共和国のアーティスト Koffi Olomide氏の歌。
Koffi Olomide – Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Koffi_Olomide

これは「ウイルスは神の怒りです。人は人を愛さなかった……」って感じの歌でちょっと重いというか、「ごめんなさい……」みたいな叱られてる気持ちになってしまうのですが、途中で「しっかり手を洗え、洗わなければ触るな、 2メートル距離を取れ……」などの対策方法も出てきます。

それよりびっくりしてしまったのは、同じKoffi氏の歌う姿が切り替わって編集されている動画で、そのうちの一つのファッションに日本語で
「疲れました 生れつき不良 不良老人 やまもとようじ」「人殺し」などと書いてあるんですよ……もうそれが気になって気になって……

「やまもとようじは誰なんだ……」と検索してみたらファッションデザイナーのヨウジヤマモト氏のことで、実際「不良老人」シャツは販売されていた!!!

ZOZOにリンク貼ってみるか……

【ブランド古着】生まれつき不良老人 ロングリネンシャツ(シャツ/ブラウス)|Yohji Yamamoto POUR HOMME(ヨウジヤマモトプールオム)のファッション通販 – ZOZOUSED
https://zozo.jp/shop/zozoused/goods/43779811/

他のサイト見てみても、15万ぐらいするみたい。古着でも7万ぐらいから?

うーむすごい。

最後はだいぶずれた感じになりましたが、歌は聴くといいですね。景色や歌ってるところの映像も気持ちが安らぎますね。今は新しく撮れないかもしれないけど、前の映像とかでも……

今日の日記の情報、アーティストたちの国などいろいろ自分なりに調べたけど間違いがあったらごめんなさいね。

コートジボワールのMC ONEの動画も良かったですよ、曲もいいかんじ。ちょっと何曲か聞いてみよう!

この「AFRICAIN」、国旗と歌詞で「コートジボワール、マリ、セネガル、ブルキナ、コンゴ、カメルーン、ナイジェリア」って出てくるんだけど西アフリカの中でも出てこない国と出てくる国の違いは何だろう、ベナン、トーゴ、ガーナあたりも近いのに出てこないのねん。


【2020/04/09追加】

ブルキナファソのアーティストHUGUO BOSSの動画。今起きてることとツライ気持ちとなんとか乗り越えようぜって歌(だと思う)。

【本の感想】バッタを倒しにアフリカへ(前野ウルド浩太郎)

バッタを倒しにアフリカへ」(前野ウルド浩太郎)を読みました!

今年は感染症も世界で猛威をふるってるけど、バッタも猛威をふるってるんですよ。アフリカ・中東の人たちはほんとに大変なときだとおもいます……

まだ感染症がアフリカまでは行ってない頃、私の関心はバッタにありました。サバクトビバッタが大発生して、植物という植物、作物までも食べつくしていると。

昔から物語では何度か目にしている「蝗害(こうがい)」ですが、よく「イナゴの大群に食べつくされ~」とか言われるので、イナゴの被害のように感じてしまっていますが、イナゴじゃなくてサバクトビバッタというよく飛ぶバッタ(雑な紹介)が変異して集団になって空を飛ぶようなのです。

「バッタを倒しにアフリカへ」、サバクトビバッタに興味が出て、アフリカにも興味があるわたしにはぴったりじゃないかと。今知りたいことが書いてあるんだろう、そう思って買って読みました。

知りたいことも書いてあって、バッタがどういうもんなのかもちょっとはわかったんですけど、まだ研究中であんまり生態がわかってないらしいんですね。
(生態や研究については、まだ読んでいない「孤独なバッタが群れるとき」のほうに書いてあるみたい。そちらも読みたい!)
この本は、バッタがどういういきものでどういう風な生活環で……みたいな話ではなく、とにかく「イチ研究員が、バッタの被害をなんとかしたい、研究したいとバッタを追ってアフリカで孤軍奮闘する」って内容なのです。その奮闘記なのです。
(語呂がよかったから「孤軍奮闘」って書いたけど、日本人研究者としてはひとりでも、モーリタニアのバッタ研究者たちの協力があって、ひとりじゃなくてみんなでやってるんだという内容なのもよいところ!)

まず、なかなかバッタに出会えない。バッタはいつでも大発生しているわけじゃない、ひとたび大発生したら大変なことになるけど、毎年決まった時期に起こるわけではなく、被害のない時もある。普段どこにいるのかもよくわかっていない。バッタの暮らしもわからない……というのが大変。

そして、たった一人モーリタニアのバッタの研究室に入って、モーリタニアの人々とジェスチャーも交えて交流し、仲良くなったり駆け引きしたり、知らなかった文化に驚いたりおいしいもの食べたりサソリやハリネズミに苦労したり……

とにかくこの著者の前野氏が面白いんですよ。

失敗したり、うまくやれたり、妙に人間らしいキャラも面白いし、バッタへの情熱も熱く、相棒と飛ぶバッタの群れを追いかけるところなんか「がんばれー!」って感じで興奮して読んでしまいます。結構そこまでが長いんですが、だからこそ「ここまで見てきた君たちが、とうとう活躍する時がきたんだね!!」っていう……


もともとははてなブログにモーリタニアでの生活や日々の出来事を綴っていらっしゃったようで、そちらも本を読んだ後で楽しめます。いまは更新していないのね。本が売れたのは良かったけど、それに伴って研究以外の依頼がよく来るようになってしまったので全てお断りして、研究に集中します……と最後に書かれている。なにか嫌なことがあったんじゃなければいいけど……

そしていまはどこにいらっしゃるのだろう。ネットの公に見えるところには近況を書き込まないようになってしまったのかな。

砂漠のリアルムシキング
https://otokomaeno.hatenablog.com/

その他、関連記事など。

バッタ博士、アフリカに行く 生態解明と新退治法の開発で | 株式会社共同通信社
https://www.kyodo.co.jp/intl-news/2019-05-29_2021012/

サバクトビバッタを追って | ドキュメンタリー | K.U.RESEARCH
http://research.kyoto-u.ac.jp/documentary/maeno/01/

第1回 バッタ博士とモーリタニアの砂漠でバッタにまみれる | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20140114/379961/

ナショジオの記事いいなあ、今回紹介した本以上にバッタの研究に触れられてる気がするぞ!?合わせて読もう!


次はこちらも読むぞ。