「MOTHERのことば。」届いた!

「MOTHERのことば。」届きました!

2020年12月14日に先行発売が開始された、ゲーム「MOTHER」のセリフなどテキストを網羅した本です。
どういう本なのかは詳しくは公式のサイトを見ていただければと思います!

MOTHERのことば。 – ほぼ日『MOTHER』プロジェクト – ほぼ日刊イトイ新聞
https://www.1101.com/mother_project/items/book_motherscripts.html

MOTHER2に登場する「エスカルゴ運送」のパッケージで届いたよ!(これがダンボール箱にはいって、ということです……)

想像してたより大きい!なんとなく「A5サイズぐらいだろうな」と勝手に思ってたので、発売されて画像を見たら「大きいっぽいぞ??」とびっくりです。 んで実際とどいた実物も、迫力のある大きさ。

ゲームごとに1冊ずつ、計3冊。

「赤い」けど、それぞれ違う赤さ。そういえばMOTHERといえば赤いイメージだけど、同じかと言えば違うよな……細かい!

それぞれの攻略本やゲームのパッケージと比べてみました。

やっぱりちょっとずつ赤さが違って、それに合わせてあるんだな。さすがに初代MOTHERのパッケージは手元にないから比べられない。実家にあるかもな……?


「プレイ&チェック」チームのメンバーでした

2020年の夏はアツい夏だった……!

7月にあった「プレイ&チェック」チームメンバーの募集

ゲームのテキストを網羅する本を作るにあたって、内容を出来る限りゲームに沿ったものにするために、プレイしながら内容をチェックする必要があると。「日本語として正しい」とかではなくて、ゲームの内容とイコールであるかが重要なわけです。それはテキストを見ただけではわからない……だから実際にプレイして確認しなくちゃいけないのです。

MOTHER好きとしてはぜひやりたい!と応募したところ、狭き門を突破して私も参加することができました。自分、フリーランスなんでね。時間を作る自由度が高いですから、お手伝いできると思って応募しました。今年はコロナの影響もあって夏ごろもひま……いや……時間があったんですよ……仕事しなくちゃ。仕事募集中です。イラストとテキストと漫画が描けます。よろしくお願いします。いやいや。

応募の時の自己アピールの結果だと思うんですけど、私が担当することになったのは「MOTHER3 第7章 7つの針」です。このゲームをプレイしたことある人ならわかると思いますが、この短い文字列ですぐわかるんですよ、膨大な量だな!!ということが…… すごいところやることになっちゃったぞって感じでした。でも一番好きなところなんで燃えますよ。(私だけではなく、他にも同じ個所をチェックした人がいらっしゃると思われます)

チェックしまくった

すべてのテキストを緑のボールペンで追いながら、ほとんどのテキストをチェックしました。いくつかどーーしても無理で時間切れになってしまった箇所もあるのですが、かなり網羅できたと思います……

OKですか?

緑のボールペン一本ほぼ使い切った。これはわたしのおもいでです。

プレイ動画も全編撮影しながらチェックした。門外不出ですが……(フツーにゲームボーイミクロ実機でプレイしているし……)

総プレイ&チェック時間は86時間

やり切った感があります。今年はいろんな予定が無くなって、新しい予定も入れにくく、ちょっとしょんぼりしていたのですがMOTHERのことば。のプレイ&チェックはとてもとてもいいものでした。きっと さいこうの おもいでになりますよ。

新しい発見がある

もともとかなりのセリフを見て回っていた私ですが、それでも「見たことない!」というセリフがあるわけですよ。

あと、「はり」「ハリ」という使い分けも気になるところでした。
最初は「これはブタマスク側は『ハリ』と言っていて、マジプシーたちは『はり』と言っているって違いがあるんじゃないか!?」とも思ったのですが、ドリアさんだけだけど『はり』『ハリ』まざってるんですよね。だから……私の仮説は「かんけいなさそう?」ということに……

と、まあ、かなりやりこんだという人もですね、楽しめる内容だと思いますよ。ほんとに……

私もこれからじっくり読もうと思います。知らないところどれぐらいあるかな~。楽しみです!

2020/08/18 「タッチ」(あだち充)全巻ぶんよんだ

あだち充先生の「タッチ」を全巻読み返しました……

サンデーうぇぶり というアプリ(前にインストールしてあった)で期間限定無料で読めたのですが、気づいたのが遅かったのもあって、ほぼ2日で26巻全巻を。

(↑これはamazonへリンクを貼っています。表紙を載せたくて……)

以下、ネタバレあるのでまだ読んだことが無くて楽しみにしてる人は読まないでおいてください。大体知ってるとか、もう読んだよという方はぜひどうぞ。思いついたことをちょこちょこ書いていきます。


全巻読んだはずだが

全巻読んだはず、だってうちには全巻あったんだもん……愛蔵版の方だったと思うけど……

なので大筋は覚えているし、ほぼ最初から最後まで出てるようなキャラと新田くんの妹ちゃんについては覚えているんだけど、途中から出てくるキャラで重要な人のことがすっぽ抜けている。

ふしぎなのは、そんなに忘れてたら新鮮だったのかというと、「初めて出会った気はしない」んですよね。「おお、そう……だった……か?こんな人がいた……かな?でも知らないとかびっくりとかではないな??」と不思議な感覚になりながら読みました。


すげーなっておもったところ

やっぱりカッちゃんがいなくなってしまうところ。

残念なことに、あまりに有名な作品だし、繰り返し読んだり見聞きしたりしたので初めての衝撃とか言うのがよくわからなくなっている。リアルタイムでこれを読んだ人はびっくりしただろうなあ。
いまから「タッチ」を読むということは、「100日後に死ぬワニ」を読んでた時のような奇妙さがある。(※記事の最後にちょっと追記書く)

でも、タイトルからも読み取れるとおり、その事件が無ければ走りださないストーリーなわけですよ。それまでも、カッちゃんとどういう関係だったか、そのあとも、カッちゃんへの気持ちとどう付き合っていくか、そういう話なんだなあと。

改めて読んだら、カッちゃんが事故にあうまでの描写がすごく丁寧で、タッちゃんと南の二人がカッちゃんの死にとらわれないように描かれていることに気づきました。何よりも一番は、「周りの親しい人たちは南ちゃんがカッちゃんじゃなくてタッちゃんのことが好きなんだなというのを知っている・気づいている」ということ。カッちゃんの親友、孝太郎も知ってるんだよね。もちろん達也本人も元々伝えられている。和也もずっと、知っている。

だから、三人のことをよく知らない人はいろいろ言うかもしれないけど、大事な人たちは「和也がしんだから達也にのりかえた」とは思わないし、「達也が和也から奪った」とも思わないわけですよ。これは読者にとって安心感があると思う。

そういう風に、読者も周りもそのことをわかっているけど、どこか「和也をないがしろにしちゃうんじゃないか」と考えてしまう二人。

でもいいよなあ、タッチの登場人物たちは誤解もするけど、ちゃんと話し合ってすれちがいをすぐに解決していくところがいいと思う。


読んでいると、タッちゃんは素直じゃないし言葉を尽くさないから誤解されることも多いんだけど、でもちゃんと読者にはタッちゃんのいいところが見えていて、読みながら「あ~タッちゃんの魅力にみんな気づいて!」と思ってしまうし、だからこそいちいちカッちゃんと比べられて評価を落とされるタッちゃんを応援してしまうし、タッちゃんの本当のいいところを知ってるキャラ(南ちゃん、カッちゃん、原田、孝太郎、ご両親、南ちゃんのパパ、チームメイトたち……)のことを好きになっちゃうし、表面だけ見て誤解してる人たちにムッとしてしまう。


びっくりしたのは吉田くんだよね。出てきたときは「あ、そういえばこんな人いたなあ」って思ったのに、だんだん「こんなだったっけ?」となり、「何だこいつ?」となり、途中でいきなり退場してズコーッ!!となり、

また出てきたときはびっくりしましたね……

コテンパンに打ちのめされてましたけど……彼にもなんかいいことがあればいいですね……


新田くんも完全なライバルにはならなかったね。いやまあライバルなんだけど、達也のことを「和也が乗り移るだろう存在」だと思ってるし、達也も「和也として叩きのめしたい相手(なのかも)」として長く思われてたわけだしね。達也にとって越えるべきはいつまでも自分の中の和也ただ一人であって……

でも新田くんのパーフェクトさは、やっぱり「南の恋人にふさわしいか」という視点だと常に劣等感のあった達也にはまぶしく感じてるよね。お金も持ってそうだし。バイクも乗れるし。


ということで

なんか書き散らかしてしまってまとまらない。

しかし、長くはあったけど、エピソードのひとつひとつが説得力があり納得感もあり、自然に誘導される先が爽快な感じで読んでて「さすがだな……」と言った感想です。

最初の方で言ったように「周りのみんなは南の気持ちに昔から気づいていたから、南とタッちゃんの関係を見守ってくれている」のですが、最後の方でちゃんと露悪的な意見がぶつけられるわけですよね。単に「スペア」なんじゃないかと。もちろん南ちゃんは怒るし、読者も怒るけど、「やっぱりそう思われちゃうんだ」って言う「やっぱり」もあったと思うんですよ……周りがすべて察してくれる善意ばかりではないと。最後の方でそういう、タッちゃんと南のもろい部分や弱い部分がさらけ出されて、「それでも」って顔を上げた先にお互いがいて、一緒に未来を見るんです……達也が「和也とおれとどっちが好き?」って絶対聞いちゃいけないような質問をしてしまったり(これは孝太郎に投げかけたけど、きっと達也はすべての愛する人に問うたんだと思う)。もちろん自問でもあっただろう。越えなくてはならない達也の心の迷いと本質だけど、自分では答えを出せない。孝太郎以外の誰に聞くこともできないし、孝太郎は精一杯の「問うたことへの怒りと許し」を達也に伝えることができる唯一の存在だったと思うよ……


たぶん最初に読んだときには気づかなかったようなストーリー運びの機微を確認しながら読めたと思う。よかったよかった。

 


【追記】

「100日後に死ぬワニ」はTwitterで連載中にちょこちょこ追っていたけど、読みながら「ワニが本当にしんでしまうとしたら、この日のこのやり取りのことを思い出したときにこのキャラはツライ気持ちだろうな」とちょくちょく思っていた気がするけど、「タッチ」はカッちゃんがしんでしまうとわかっていても、「ああこんな風にしたことを後でこの人は後悔するだろう」という描写はほとんどなかったと思うんですよね。突然ではあったけど、「なんであの時あんなひどいことしたんだろう」などの後悔はのこらない。そりゃ「あれは正解だったのかな……」って思い返すことはいくつもあるだろうけど、みんな誠実だったから、カッちゃんの事故に事故以外の理由が生まれてこないようになってると思うんですよ……

へんな風に盛り上げようとしたら、「南ちゃんが気持ちにこたえなかったからもしかして和也は……」とかそういう風ににおわせることもできるわけじゃないですか。でも読者から見てもそれはないですよ、和也はそんなキャラじゃないんですよ。 と思える丁寧な描写と内容だったなあとしみじみ思いました。

「お楽しみは文房具」35話掲載されました!

漫画新作掲載されました!

【連載マンガ】お楽しみは文房具 #35「面白いノートは欲しくなる!」|
https://www.buntobi.com/articles/entry/series/manga/011913/

前回もノートについて書いたので、今回は持っているノートの話を。

「変わってるな~」っていうノートはいろいろあるんですけど、結局皆さんの目を引くのは……今回のオチにも登場するんですけど、おなじみのノートのバリエーションだったりするんですよね~。

 

ノートは紙製品なので、いくらでも変わったものが作れそうではあります。製本と印刷が重要なわけで。その分もう出尽くしちゃってるとも言えるかも……

小さいノートから大きいノートまで、薄いノートも分厚いノートも、かわいい表紙のノートもいろいろありますね。自分で好きな組み合わせを考えて買えるノートもある。

うちにも大量にノートはあって、まあ普通に生きていたらもう一生ノート買わなくていいだろって感じではあるのですが、それでも違うノートを見つけたら買いたくなってしまうものです。表紙とか、作りがかわいいとかそういう……おみやげ物でもノートはちょこちょこ買いますね。なにかとっておきのことを書くノートにしよう。と思って買ったものもありますが、そういうことはなかなか無かったり……

「お楽しみは文房具」描き下ろしを加えて電子書籍でも配信中!買ってね!


想い出のノート

想い出というか、忘れられないノートはB4サイズのノートです。
そういうとなんか「べつに普通じゃない?」って感じではありますが、子どもの頃に出会ったんですよ。なので「こんな大きなノートがあるんだ!」っていう驚きというか……ノートと言ったらB5サイズ。それが倍ですよ倍。もうそれだけで面白いじゃないですか。しかもムーミンのノートで、かわいい表紙でした。中身は普通に罫線だったか、ニョロニョロが書いてあったか……

とにかくお気に入りで、何かを書いていました。書いていたことも忘れた。でも「B4サイズの変わったノートに書き込んでいるんだ」という楽しかった気持ちだけ覚えている。


ノート同人誌作ろうかな

お気に入りのノートの同人誌はもう作ってあるんですけど、中身が便利とか書きやすいとかオススメとかリピってるとかそういうのではない、「買っちゃった!!」ってだけのノートを「見て」って紹介する同人誌……カタログ的になっちゃうとなあとは思いますが、結構持ってるぞ。買った理由ぐらいは語れるぞ。

以前作ったノートの同人誌は、kindleで電子書籍を購入できます。
お気に入りのノートをどういう風に使っているか紹介した本!フルカラー!
Unlimited会員さんは読み放題です!

「ノート・手帳/わたしと手帳のふたりきり。」 

こちらもよろしくお願いします!

2020/05/19 7日間ブックカバーチャレンジ で選んだ本

Twitterとかその他SNSで流行していたもの。そろそろ終わったかもな。最近新しく始める人を見かけないから、そういうのをやるタイプの人は一巡したかな。

私はあんまりバトンとかお題とかに乗らないタイプなのですが、Facebookで師匠(勝手に私が言ってるだけw)の納富さんから、私の作品をほめていただきつつ「やってもやらなくても自由」という体でご指名いただいて、

ちょうど、「バトンはやらないけどちょっとこの本を紹介するやつやりたいな」って思ってたんですよね。勝手に便乗してなんか紹介しようかな~とか。

で、あんまり気負わず、思いついたものを挙げていく感じで7冊選びました。Facebookには投稿したんだけど、せっかくだからここでも紹介するぞ。

今でも売ってるものについてはAmazonにもリンクを貼っておきます。


1冊目:こちら葛飾区亀有公園前派出所デジタル

7日間1日1冊本を紹介するあれ(ルールを逸脱している)
本の解説はなしで表紙だけで良いみたいだけど皆さん解説している。そりゃまあ紹介したら解説したくなるよね

7冊をどうやって選ぶか悩んじゃうけど、あんまり考えずにその辺の本棚に刺さってて思いついたのを紹介していこう。

これは「こちら葛飾区亀有公園前派出所デジタル」1997年当時の最新デジタル・ネット事情がこち亀の漫画で楽しくばっちり分かっちゃう★という特集です。
普通に連載の中で出てきたデジタルネタの回を一冊にまとめたもの。年代と表紙にちりばめられたワードですでに懐かしくて身もだえしちゃう。
今読むとすべてのコマの情報が味わい深い。もちろん漫画として面白い。特集カラーページは当時の最新インターネット情報が満載、もう歴史書の類かもしれない。

2冊目:MOTHER2 公式ガイドブック

スーファミのゲーム「MOTHER2」のガイドブック(攻略本)。
MOTHERシリーズの書籍では、1の「MOTHER百科」が伝説の攻略本で、そちらはゲームの攻略というより「旅のガイド」で、主人公たちが立ち寄る街がほんとうにあるように、人口や広さ、見どころ、住んでいる人やエピソードがつづられているもの。

こちらは「MOTHER百科」ではなくて、MOTHER2のガイドブック。内容は普通にゲームのマップや超能力リスト、アイテム紹介、敵のデータなど攻略本らしいもの。

ただ、敵キャラクターは立体模型でひとつひとつ作られているし、町のイベントのポスターや商業施設のチラシ、研究員によるまじめなレポート(の形のコラム)などが満載で「この世界が本当にありそう」な演出がさりげなくちりばめられており、細かいところまでじっくりみてしまう。

子どものころからずっとお気に入りで何度も繰り返し眺めている本。
巻末に掲載されている、26人のスタッフからのひとことコメント(写真付き!)にはそれぞれがプレイした時のキャラクター名も書かれている。

26人中たったひとり、岩田さんだけが、「作るのに夢中で「通し」ではプレイしていないのです。」とキャラクター名非掲載なのだ。

3冊目:HOW to ART Vol.2

Vol.1は持っていないけど、きっと本屋で2を見つけて買ったんだろう。
プロのイラストレーターさんたちの作画技法が垣間見れる本で、私はいろんな画材を知ったり描き方を見たいと思って読んだのだけど、最後のほうにコンピュータグラフィックについても解説がまとまっていた。コミックイラストだけじゃなく3DCGも。自作ツールでCG描いている人もいらっしゃったり。この記事を読んだことが、私がPCに興味をもったきっかけなのである。(そして進学は美術やコミック系の学科ではなく、コンピュータの専門学校を選んだ)

4冊目:「エンサイクロペディア ファンタジア 想像と幻想の不思議な世界」マイケル・ページ ロバート・イングペン 教育社

もう手に入らない古い本ばかりになっているけど。

「エンサイクロペディア ファンタジア 想像と幻想の不思議な世界」マイケル・ページ ロバート・イングペン 教育社

とにかく大きな本。B4サイズぐらいある? 中身はフルカラーで、イラストと文章がたくさん。
世界中の伝説のいきものや伝承、民話、風習など不思議なものを集めた本。日本語バージョンだけなのかわからないけど、巻末に「日本にまつわるもの」として妖怪や昔話の奇妙な話についても紹介されている。

多分立派な化粧箱に入ってたんだと思うけど、ケースは紛失してしまい、表紙を紹介するには向いていない姿に。

この本は私が子どもの頃、親が自分で読むために買ったんだと思うけど、もっぱら私が読み倒していた。ゲームで見るアイテムや魔法の名前の由来を見つけたり、漫画やイラストの題材をここから探したり。

そういえばアフリカにまつわるものも結構載っているな。

「エンサイクロペディア~」と名乗るだけあって索引がすごく引きやすくなっているのもいい。「あれってどこにあったっけ」みたいに思い出せないときも、キーワードで言及している箇所を調べることができる。

5冊目:THE NEW YORK PIGEON

先日買ったばかりの本。大きくてハードカバーで、美しいハトの写真がたくさん!
ただのハトの写真集ではなくて、これまた美麗な骨格レントゲン写真や、ヒナから成長する記録写真、ハトとかかわる人々のエピソードなど……

「ニューヨークの空からハトがいなくなることを想像してみてください……」的な始まり方をする本文もよさそう。まだちゃんと読めてない。
TwitterなどにNewyorkpigeonのアカウントがあったのでフォローしてしまった。

6冊目:ウミウシ学 (平野義明)

ウミウシ好きなので写真集なども持っていますが、こちらは生物としてのウミウシの解説が満載。形も不思議だけど生き方も不思議な後鰓類の謎は深いのです……

7冊目:トリフィド時代

最後の1冊は
トリフィド時代 ジョン・ウィンダム

世界中が注目した天文ショーの翌日、人々の大半が視力を失ってしまった……というところから始まるSF。

多くの人の生活が変わってしまったことで残った人たちも元の暮らしはできず、文明も維持できず、新しいルールの下で助け合いながら生活すべきかどうか悩む中、そこに未知の感染症も出現する……というなんだか「いま」っぽい内容なのですが。

好きな小説で、左の旧訳版などボロボロだし補修してあるしふせんが貼られてるしで変な読み方をしていますよ……
最近出た新訳も買ったのですがなかなか読めていない。
また読みたいと思ってたところだったから、新訳の方で読んでみようかな。

 


本の紹介って楽しいよね。不思議だけど、同じ体験をしたひとを増やしたい、同じ話を知ってる人が増えたらその人とその話をしたいなっていう気持ちもちょっとあるような気がしている。

ブックカバーチャレンジってなんでそんなタイトルかって言う疑問も見たけど、なんとなく思うのは

・装丁から興味を引く本を紹介&見つけてほしい
(ルールには本の解説無しって書いてあるんだよね、私はついついしゃべってしまったが……本来は表紙だけで勝負?するものなんだろう)

・一般的には7冊の本を挙げるのはけっこう大変なことなんだろう

ということでした。本いっぱい読んでる人には「7冊に絞るのか~……」って感じだけど、たぶん多くの人は「7冊も思いつかないな……」って感じなんだろう。

わたしだったら何を7つ挙げろって言われたら「思いつかないな……」ってなるかな?

・好きなファッションブランド
・好きなスポーツチーム
・かっこいいとおもう車種

いろいろありそうだけどやっぱジャンルすら思いついてなさそうだなって思う。
それぞれ数個ならあるけど「7つは多い、もしくは知っているもの全部」って感じになっちゃいそうだ。

2020/5/17 エアコミティアに参加していました

今日は「エアコミティア」に参加していました。

5月は参加するイベントが3つ予定されていたのですが、全部中止・延期ということで、エア開催……という名のオンラインイベントになったんですね。

私は新刊も用意しましたよ。

エアコミティア新刊あります!

小説!ショートショート集!50作が1冊に!シリーズ第二弾!

★【2020年5月新刊】そしてハトの道はハトの後に(80p 330円)

そしてハトの道はハトの後に

「ハト掌編シリーズ」第二作。前作に引き続き、500文字以内のショートショートを50本収録。すべてハトがテーマで、ハト目線に限らずハトと人間のかかわり、ハトSF、ハトラップ、ハトポエムなど満載。写真も収録していますよ。表紙の写真も某駅前で奇跡的に人のいない瞬間とハトっていうのを撮れたんですけど、お気に入りの写真です。1巻の写真もお気に入りです。

BCCKSで作成していますので、BCCKSなら紙の本をオンデマンド注文することができます。(紙本は1,012円・税込)かなりいいかんじの本が届きますよ……中身の写真は白黒になります。でも、紙本を注文すると電子書籍版ももれなくついてくるので、そちらでカラーを見ることができると思います。電子書籍だけならお得な価格で販売中。

【BCCKS】 【BOOK☆WALKER】 【AmazonKindle】


他にも、エアコミケ・エアコミティアにあわせて電子書籍を紹介しまくったので、そちらをご覧ください!

【電子書籍紹介】#エアコミケ & #エアコミティア に参加するぞ!【オンラインイベント】


当日(今日・2020年5月17日)は、せっかくなので開催時間に合わせて準備して、電子書籍を改めて紹介するついでにスケブ(イベント会場でスケッチブックにさらさらっと描くサイン的なイラスト)もやろう~ってことで、何枚も描き下ろしました。ここでそのツイート紹介しときますので、ぜひ見てみてください。

終わった後なんか疲れたのか寝てしまってました。


 

こんな感じです!

ツイートに「いいね」していただいたり、RTしていただいたり、なんだかそういうことがイベントでスペースに来てくださってるような気がしてうれしかったです。

他の方も動画配信や、ZOOMなどミーティングアプリで会いに行ける仕組みを作ったり、電子書籍や通販などをやったりとそれぞれ工夫されていて、今後のイベントでもいろいろできそうな可能性を知れましたよ。

うちの電子書籍も是非よろしくお願いします。特に新刊……なかなかの自信作ですよこのハト掌編シリーズは。


【広告】藤村阿智の電子書籍・オリジナルグッズはここで買えます!【買ってね】