2019/05/24 進撃の巨人読み返し中&アニメの話

いまアニメになってるあたりのおさらいと、まとめての読み返しで内容を理解しよう。と再読しているところです。

ネタバレしない程度にアニメの現在放送したところまでのことで言及すると、うん、違和感あったんだけどやっぱり、あの「四足歩行の巨人」の顔……イケメンというか美形になってる(アニメのほうは)。出てくるたびになんかギャグっぽくキラキラしてるから笑っちゃうんだけど(笑)

まあその後の展開からするとそっちの方がしっくりくるんかもしれんがそれにしたってよう。


アニメシーズン3の当りのお話は、大体ずっと「子(主人公たち)と父親」っていう話なんだよね。というか進撃の巨人がそういう話だと思う。まあ血とか家系とかが強くかかわってくる話だとそうなるのかもねえ。

それにしてもシーズン3はずっと具体的に父親の話だと言っても過言ではないですね。それぞれと、「父親」血縁でなくてもずっとそばで父のように存在した人、という人物からの呪いというか、そんな感じ。

サシャちゃんとコニーはそんなに強くしがらみや思い入れはなさそう(ごめんねコニー)だけど、それでも親は出てくるもんね。ミカサもそんなにない感じか。受け継いだものはあっても、親に縛られている感じは……ないかな?少なくとも目に見える形では。

ジャンの家族はまったく見えてこないですね。メインキャラだとハンジさんとかもか。まあ全員のことを追ってると私の追いきれない「キャラが全員活躍して掘り下げられないといけないことになっちゃったお話」みたいになってしまうので、これぐらいのバランスがいいと思うですよ。アルミンのご両親もそんなに存在感ないですし。

サイドストーリーとかスピンオフのほうではなにか言及があるのかもしれないですね。でもそれぐらいでいいかな。本編はある意味すっきりしてたほうが、むしろサイドにも興味が出ることもあるよね。説明すべきところはちゃんと入れ込んでると思うし。

今後も楽しみでございます。

イベントで本(同人誌)・小物を陳列する紙の棚(組み立て式)

同人誌即売会(コミケ、コミティアなど……)では机に本を陳列しますよね。
一番シンプルなのは、一冊見本を書見台などに立てかけ、頒布物を隣に積んで置くという形だと思うのですが、種類が多くなってくるとそれでは置ききれなくなってきます。

うちのスペースは……頒布物が20種類ぐらいあって……

置き方に工夫しないと置ききれないわけです。

これは5月のコミティアの様子。本が多いんですよ……あとできればポストカードとかグッズも並べたい。

そこで最近活躍しているのが、右奥に置いている紙製の陳列グッズ。

タカ印 ディスプレイ 44-5806 オリジナルワークス 傾斜かざり棚 組立式 2個 ブラック

↑こちらなのです!!

リンク先(Amazon)の商品説明画像にもありますけど、本来は台紙付きのアクセサリーなどの軽くて薄い小物を陳列するためのもの。

畳むとA4サイズぐらいにまとまるし、なにより軽い。
ポストカードぐらいならいいとしても、本のようなものを置くにはちょっと全面部分のツメが低いので、落下の心配があるのですが……少し工夫をして使っています。

ダイソーに黒い厚紙が売っていますので、それを前もって同じ幅に切って、全面をカバーします。

組み立て時は上の写真のような感じで、たたむときも外さずにそのまま片付けることができるので、最初に貼り付けてしまえば都度くっつける手間はありません。

マスキングテープで軽く貼り付けてあるだけですが強度はそんなに不安じゃなく、今のところ本が落っこちて来たりすることはありません。

↑横から見るとこんな感じ。まあ2cm程度カバーできていれば、滑り落ちてくることはないと思います。ポストカードとかなら全面の爪だけでもいいかも、補強するなら1cmもあれば十分そう。一番下だけでも透明のプラ板などにして絵を見せるという手もありますね。

↑商品を置くとこんな感じ。本はある程度厚みがあるので大丈夫ですが、台紙+αぐらいの厚みしかない商品や、ポストカードのような薄いものは注意が必要。
背側に隙間ができやすいのです。とくに繰り返し使っているとゆがみが出てくるのか、背側の隙間に入り込んでポストカードなどが落ちてしまったり、傾いてしまうことがあります。

それを防止する工夫としては、「コの字型の紙を用意して棚の隙間をふさぐ」のが一番です。

商品が落ちるスキマをふさぐことができればいいので、コの字の横幅は適当でも大丈夫。紙などを折って作るといいと思います。

こんなかんじ……私は現地で応急処置的にふせんを折ったものなど使って対処したりもします。見えない部分なのでそんなにきっちり作らなくても大丈夫だけど、繰り返し使えるようにちゃんと測って作っておくのもいいかも。

あと、地味に便利なのはこの裏側。下部が空いているので、物を表から見えないように置いておくことができます。無料配布物のストックや在庫を置いてもいいし、おつりを置いてもいい。

何気に、500mlペットボトルの高さが収まるのが便利~。高さはギリギリなので上に持ち上げながら出すと引っかかっちゃうかも。でもこれは便利です。

売り子さんを雇うなら、この上の方の背の部分に料金表を貼っておくのもいいかも。


ポストカードなら1段に3枚ぐらい、同人誌ならA5サイズを2冊並べることができます。冊数はあんまり置けないので、薄い本を数冊ぐらい。私は3冊ずつぐらいにしています。あんまり重くて倒れたりしても嫌だもんね。


【まとめ】

【メリット】

・軽い!たたむとA4サイズ程度になるので持ち運びも便利。そんなにかさばることもないです。

・紙なので加工しやすい。

・そんなに脆くないので、私ももう何回も使ってるけどまだ大丈夫そう。差し込む爪が弱ってきたので、マスキングテープなどで補強してまだ使いたい。

・安い。定価は1700円+税で、実売価格も1700円ほど。で、2セットついてる。

【デメリット】

・紙なのでさすがにほかの素材よりは傷みやすい。傷んだら取り換える、ぐらいの気持ちで使うのがいいかも。

・重いものはのせられない。まあそういう用途の商品ではないので軽いものを乗せよう。

・紙製什器ダメなイベントでは使えないかも。

・組み立てるのはちょっとむつかしい? 慣れればスイスイだと思うけど。

・ちょっと圧迫感がある。販売者が隠れないように置き方を考えたほうがいいかも。


イベントで他のスペース回ってると、結構見かけるようになってきました。やっぱ便利だもんねえ。もっとがっつり同人誌を置きたい!という場合は丈夫な棚があったほうがいいと思いますが、数冊ずつでも種類を並べたいんだ~という私のような人にはとても便利だと思います。

【転載記事】2015年 好きな漫画ベスト10【完結】【個人的おすすめ】

2015年の記事ですが、「好きな漫画ベスト10【完結】【個人的おすすめ】」という記事を転載します。自分のブログ「ホンヨンダ」より。(元記事はこちら

あちらの更新どうしようかなあ……こっちに本の感想を移行しようかと思ってるんだけど。全部は大変だし、お気に入りの文章だけにしようかな。たまに自分でも「いい感じに想いを書き表したぞ」ってのがあって。

では、とりあえず2015年時点の「好きなマンガベスト10」をご覧ください。


 

Twitterで「#自分の人生においてトップ10に入る漫画をあげてけ」ってハッシュタグが流行って……

普段から、そういうのでリストをぱっと挙げるのが苦手なんですよ。
一番好きな食べ物は? って聞かれても、3番目ぐらいに好きな食べ物を「うーん、○○かな」って答えちゃって、後から「あああ!! ○○よりももっと好きで数日に一回は必ず食う、食いすぎるから我慢してるってぐらいのがあった!」って思い出したり……

しかし自分は漫画好きだとおもってたけど、読んでる人に比べたら全然読んでなくて、このハッシュタグを見てても
「読んだことがある」漫画ってほとんどない……なんなんだ私は、ほんとに漫画好きなのか?

しかも、定義が難しいよね。ついつい「ベスト」って考えたときに、いままでいろんな基準で考えたベストがごちゃ混ぜになってしまう。
・他人にはわかってもらえる気がしないがとにかく自分好みの漫画
・コレを読んで○○したから人生に影響を与えたといえる漫画
・とにかく薦めたい、面白い漫画・すばらしい漫画を読みたいのならこれを読めといいたい漫画
それぞれ違うじゃないですか……でも分けられるものでもないし……

ということで前置きが長くなりましたが(あとがきも長いよ)、
いろんな基準をごちゃ混ぜにした上での超個人的トップ10を。

【順不同】
・1作者/1作品で選びました。そうじゃないと作者が偏ってしまう。
・完結していない作品は選べない。終わらせ方ふくめ、全体を通して読んだときに好きかどうかが重要。
・作者名の後ろに(★)とついている場合は、作家買いしている作者の作品
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【残酷な神が支配する:萩尾望都(★)】
残酷な神が支配する (1) (小学館文庫)
残酷な神が支配する (1) (小学館文庫)

イギリス・アメリカを舞台に、悪魔のような義父からゆがんだ愛を押し付けられた少年・ジェルミの犯した罪への断罪と、壊れた心の救済を模索する話。(まるめすぎ?)

いまだ繰り返し読み続けている名作。重いテーマゆえ、オススメしたくても気軽にオススメできない場合が多い。
いずれがっつりと骨太レビューを書きたい、とおもいつつ書ける気がしなくて先延ばし中……

【エスパー魔美:藤子・F・不二雄(★)】
エスパー魔美 1 (藤子・F・不二雄大全集)
エスパー魔美 1 (藤子・F・不二雄大全集)

ある日超能力に目覚めた中学生の少女、佐倉魔美。超能力を磨きつつ、困っている人は放っておけない性格のために、毎日おせっかいや人助けに奔走する。

毎回ミステリー仕立てであったり、おせっかいな魔美の少女らしい善意や、善意だけでは解決しない出来事、人を助けるということの難しさがわかるところがすごい。あと個人的に藤子F漫画の登場人物の中で一番高畑さんが好きなんだ。
子どものころは蛍光ペンで乳首に色を塗ったりした。あとマロングラッセなる食べ物が食べてみたくてしょうがなかった。
アニメの印象しかない人は特に原作を読んでみてほしいし、青年コミックって言ってもいいぐらいすべての話がしっかりしていて、作画もストーリーもとにかくレベルが高い! ひれ伏すしかない!

【N・Y小町:大和和紀】
N.Y.小町(1) (講談社漫画文庫)
N.Y.小町(1) (講談社漫画文庫)

時は明治。16歳まで男として育てられた小間物問屋の娘・志乃は、あとつぎたる弟がうまれたことで父から「今日限り男を捨て、女として生きよ」と告げられてしまう。しかも婚約者(幼馴染の退屈男)まで用意された……とあっては、家を飛び出すしかない。 途中で出会った開拓使のアメリカ人、ダニエル・アーヴィングと話をしたことで、女性も活躍できる国・アメリカへ行ってみたいという夢を持つ……

とにかく主人公の志乃ちゃんがイイ。どっちかというとイケメン系着物ヒロインで、武道にたけててアクションをこなし男と対等にやりあい、ずる賢く、でも一途なところが最強。舞台は開拓時の北海道、人種差別バリバリのアメリカ、花の東京……って感じでそのあたりの雰囲気が好きな人もうれしいんじゃない?
マスコット的に途中から現れるぶさいくなネコ・ポテ次も大好き。不細工なところがかわいい。
志乃ちゃんは女写真家として活躍するんだけど、その辺も見所。

【この世界の片隅に:こうの史代(★)】
この世界の片隅に(前編) (アクションコミックス)
この世界の片隅に(前編) (アクションコミックス)

昭和19年、広島・呉に嫁いだ女性「すず」は、不器用ながらも日々の暮らしを乗り越えていく。
戦時中ではあるけれど、そこには毎日の食事、毎日の着る服、毎日の仕事、人とのおつき合い・出会い・別れ……どの時代でも人が生きている限り変わらない日常が、めぐってくるのです。

こうの史代さんの漫画はほとんど好きで、中でもトップクラスに好きな「長い道」「夕凪の街・桜の国」という作品もあるのだけど、やっぱり「この世界の片隅に」がちょっと飛びぬけているかな。
戦争。悲惨。非日常。繰り返してはならない。……というような、普段わたしが触れている戦争への語り口を、極力排除したような戦時中の日常漫画で、「あ、戦争してたときも、国民全員が戦って殺しあってたわけじゃなくて、戦争をとなりに置いたまま人々は日常を生きていたのか」という、ある意味当たり前のことを、戦争に本当のイメージが沸かない世代のわたしに気づかせてくれた漫画なのである。
http://honyonda.seesaa.net/article/109324250.html (2008年の上巻の感想)

【男の華園~A10大学男子新体操部~:桑田乃梨子(★)】
男の華園―A10大学男子新体操部 (第1巻) (白泉社文庫 (く-3-9))
男の華園―A10大学男子新体操部 (第1巻) (白泉社文庫 (く-3-9))

大学に入学したばかりの青年・ユカリは、小説家になりたいとほのかな夢を抱きつつ、気になる女の子もできて、これから大学生活を楽しむんだ~!と思っていたのに、たまたまユカリの運動神経を見出した「男子新体操部」というマイナーな競技の部活に引きずり込まれてしまったのだ……先輩5人、新入生1人という状況で先輩たちに振り回されっぱなしのユカリ。小説は書けるのか。バイトはこなせるのか。好きなあの子とは接点が増えるのか?

私の好きな、ダラダラ部活動いりびたり系コメディ!!
桑田乃梨子先生のまんがは全部大好きだけど、一番私の心をつかんではなさないのは「男の華園」!タイトルはもともと「A10大学男子新体操部」にする予定だったけど、編集サイドから「男の華園」の提案があったそうで。
桑田作品には、多くの「学校=楽園」というテーマが下敷きにある漫画があるのだけど、この「男の華園」は読者(桑田ファン)にも作者にも、それが強く感じられた最初の作品じゃないかな。
消えてしまってからも愛おしく感じる、まさに「日常」だったことが懐かしく胸を締め付けるような……あの時ずっと一緒にいた人たちは消えたわけではない、でも関係性は変化して、日常は緩やかに変わってしまった。今も過去からの続きとして、楽しくやっているけれど、思い出すとあのころは「楽園」だったと気づくような経験がある人はより心に残るんじゃないか。

【ルナティック雑技団:岡田あーみん】
ルナティック雑技団 (1) (りぼんマスコットコミックス (721))
ルナティック雑技団 (1) (りぼんマスコットコミックス (721))

両親の海外赴任のため、ひとり日本に残ることになった中学生・夢実。 生活の面倒を見てくれる「お父さんの部下の家」はなんと、学校一のカリスマハンサムボーイ(?)天湖森夜の家だった! 天湖くんに憧れる(男女問わない)生徒たちからの嫉妬、夢実に想いを寄せる学園のアイドルだけでも大変なのに、天湖家の母親もキョーレツな個性。夢実は森夜と友達になれるのか?そもそも生きて無事に帰れるのか?(笑)

伝説級の「りぼん」掲載少女向けギャグマンガ。
岡田あーみんと駆け抜けた青春。
不条理なギャグが多いような気持ちでいたけど、ちゃんと読むと王道ギャグだし、いろんな文化に触れるとさらに楽しめるパロディも多いし、恋愛を軸にして少女マンガとしてもがっつり読めるし、森夜がとにかく魅力的。2015年7月には新装版が発行されるとのことで楽しみ!

【新装版】通常盤には未収録のお話も。
  

【イタズラなkiss:多田かおる(★)】
イタズラなKiss (1) (集英社文庫―コミック版)
イタズラなKiss (1) (集英社文庫―コミック版)

主人公・琴子は学校一のハンサム入江直樹に告白すべくラブレターを渡そうとするが、受け取ってももらえず玉砕。その傷もいえないのに、今度は新築の自宅が欠陥住宅のため地震で全壊してしまう。緊急で同居させてもらうことになった、父の友達の家とは……なんと入江家だった!!

あれ、「ルナティック~」と似たあらすじ紹介になっちゃったよ。
私「同居モノ」すきなんですよね……「イタkiss」は比較的最近の少女マンガの中で一番好き。やっぱり、ガッツリ「両家の家族」が絡んでくるところがいい。家族がちっとも見えないマンガは(特に長期連載の作品では)好きじゃない。入江家もいいし、琴子のお父ちゃんも親戚もみんないいよね。
このトップ10リストの中では、唯一未完の作品。あと少しで終わるところだったろうに、多田先生が事故でお亡くなりになってしまったから。でもムリにほかの人の手で終わらせたりしないで、このままにしておいてほしいというきもちが強い。
1~6巻の感想かいてます。
http://honyonda.seesaa.net/article/388814804.html

【まんが道:藤子不二雄A(★)】
まんが道 (1) (中公文庫―コミック版)
まんが道 (1) (中公文庫―コミック版)

少年・満賀道雄は引っ込み思案で内気だけど、絵を描くのが得意な少年。授業の合間にも絵を描いていたら、同じクラスの才野茂が声をかけてきた。才野も絵を描くのが好きで、将来は漫画家になりたい!と夢を熱く語る。漫画家の夢は持っていなかった満賀も、少しずつ漫画への情熱を持ち始めて……

有名な作品。「藤子不二雄」と名乗る二人組みの漫画家の、幼少期から青年期までの体験を基にしたノンフィクション風漫画。エッセイや自伝ではないところがポイント。あくまで実際にあったエピソードや出合った人物をモデルに再構築した漫画ということ。しかし読むたびアツくなる。とくに、満賀はいつも才野に劣等感を感じているところがリアル。二人の天才がいた……という話になってしまわず、満賀は「なにも漫画家をめざさなくとも」やっていけそうな人間関係とキャリアを築き始めるところなんか、本当にドキドキする。
具体的な漫画の技術・見せ方の話も充実してるし、自分でも出来そうな漫画の工夫・生活の工夫・食べてみたい食べ物が続々出てくるので、多方面から楽しめるところも「何度も読んじゃう」理由かも……

【動物のお医者さん:佐々木倫子】
動物のお医者さん (第1巻) (白泉社文庫)
動物のお医者さん (第1巻) (白泉社文庫)

H大学の理系を受験しよう。と思ってたぐらいで将来のことを考えるまでにはいたってなかった高校生のハムテルと二階堂。学校からの帰り道、近道をしようと通り抜けた大学の敷地内で「追われている子犬」を助け、教授には「キミは将来獣医になる」「このカシオミニを賭けてもいい」と断言されてしまう。
犬を飼うつもりも獣医になるつもりもなかったのに、流されるように犬を飼い獣医への道を進むハムテル……変態教授をはじめ、個性豊かすぎる人々(&動物)との戦いがはじまるのであった!

好き。何度も読んでるしどこからでも読めるしなぜか細部まで記憶している。
油断してると頭の中に「フースフフースフス」とか浮かんでくるけど、いまだに何のことだかわからん。
(試験前に学生たちがつぶやいている。語呂合わせのようなものらしい)
個性豊かなキャラクターがいい……とかいったって、それぞれ超能力があるわけでもないし、ぶっ飛んでる変人なわけでもない。少しずつ「ほかの人とは違う、この人だけの」何かがあるという微妙なラインなんだけど、文庫の8巻を読み終える頃には「あの人ならこう言いそう」「これ好きそう」と、実際に身の回りにいる人のように親しんでしまう。今日もハムテル、二階堂、菱沼さんとチョビは大学にたむろしてるのかな~とか想像する。
あと、私のリアル動物嫌いが緩和された気がする。テレビ、本、写真で見るのは好きなんだけど、実際に触ったり近寄ったりするのは苦手なんだ……でも「動物のお医者さん」読んだらちょっと平気になってきた。不思議。

【風の谷のナウシカ:宮崎駿】
風の谷のナウシカ 1 (アニメージュコミックスワイド判)
風の谷のナウシカ 1 (アニメージュコミックスワイド判)

人を寄せ付けない毒の森・腐海のほとりに生きる風の谷の人々。やがて毒に犯され死んでいく運命を背負って、それでも長い年月を森と共存してきた。しかし大国たちは小国も巻き込んで、領土を求めて戦争を始める。望む・望まないにかかわらず戦いの渦に飛び込んでいく人々。ナウシカも小国の長の娘として戦いに赴くが、腐海が存在する意味に少しずつ気づいていく。

漫画版を説明しようとすると、よく知られた映画版と違う話みたいになってしまう。
中学生ぐらいのときに初めて読んで、まだ全巻出てなかったし、戦争部分は難しすぎてよくわからないまま読んでいたと思うけど、当時から好きだったなあ。大人になってから読むと、戦争部分もそんなに難しいことは無かった。これも重いテーマで、善も悪もすべての人間が併せ持っていて、すっきり解決なんてことは出来ないことを知らされながらも、やっぱり日々は続いていって、生も続いていくということを実感する。

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以上です。
やっぱり10本選ぶのは難しい。ハンパに多い。
3本とか5本なら、ズバッと選べそうなんだけど、10本選ぼうとすると「同順位ぐらいに好きな漫画が他にも……」ってのが出てきちゃうんですよ。
「これをあげてコレを入れないなんて……」とか。

今回あげたものより、読み返した回数では勝ってる漫画もあるんですよ。
でも読み返した回数ではなく……冷静に、かつ熱く、考えた結果のTOP10というか……
1位から10位に並べろって言われると余計に困っちゃうのでやめておきます。
(ランキングではありません)
それぞれ全然別物だから、基準が無いようなものなので順位がつきません。

また、好きすぎてほとんどレビュー書いたことのない作品ばかりになってしまいました。
とてもじゃないけど、感想としてこの「好きなきもち」をまとめることが出来るとは思えない。
上記の紹介文は「これが好きだ!……アッ、こっちも、好きだ!」って感じでうきうきしながらしゃべってるとおもって読んでください。

「ハマって、同人活動をしたことがある漫画」もいくつか存在はするのですが、上記のTOP10には入りませんでした。
次点にもほとんど入ってないな……不思議。同人活動をするかどうかってのが、必ずしも「一番好きな漫画」ではないということでしょうかね。好きには違いないけど。あと、リアルタイムで読んでてはまって、人気作品のために引き伸ばされて、最後までついていけなかったり、終わりのほうはいまいち好きになれなかったという理由もあるかもしれません。

以上です。まあ読み返してみてそんなに変わってなかったのでそのまま転載しました。

すきな作者10とかいろいろやりたいとは思います……

冬コミC95は三日目に参加します!

告知をこちらでするのが遅くなってしまいました。

冬コミ・C95は三日目に参加します!
12月31日(月曜日)スペースは東2ホールT-36b です。

新刊は、最近冬コミでは(うちのサークルの発行物的に)おなじみとなった、文房具とちょっと関係あるような内容の特集本です。今までにも筆記具やノートや手帳のことをかいたりしていました。

今回は収納本です。うわーやっちゃった。ほんとやっちゃった感でいっぱいです。

正直、うちは散らかっていまして、何にも収納できてないんですよ。でも収納したいという気持ちはもちろんありまして……今までにいろんな箱を買ったりファイルを買ったりして試しているんですよ。

なので、いろいろ試した結果「長く使っているなあ」と思えるいいボックスとか、ファイルとか、逆に「なんか使い続けられなかったんだよなあ」という物の「使い続けられなかった理由」というのを紹介しようと。

さらに、むかしっから使ってるものも入れたら、廃番商品が多いのです。

さらにさらに、「あ~言及し忘れた」ってこともあったり。でも頑張って作りましたよ。さらけ出してしまっています我が家の部分部分を。恥ずかしいんじゃないのか大丈夫かこれ。


あと、既刊ももちろん持っていきます!夏コミ発行の文房具17とか、11月発行のコピー誌とか。こちらもよろしくお願いします。

それでは、冬コミに合わせて作ったお品書きボードです。

来年は2月のコミティアに参加予定で、そちらにも収納本を持っていきますのでコミケは大変そうで……と言う方はぜひコミティアへいらしてくださいませ。

2018/4/23 トレース台を買った

トレース台を買ったよ!!

今までの長い漫画描き生活で、ただの一度もトレース台を使ったことがなく、なんとなく無くても困ってないので使わずにいたわけです。

トレース台があるとですね、一番いいなあと思うのは、消しゴムをかけずに済むことですね。下描きとペン入れを別の紙にできるでしょ。下描きは下描き、ペンはペン。

あとは、「この下描きはうまく描けたのにペン入れで失敗しちゃったな……」というときはペン入れをもう一度、おなじ下描き使ってやればいいわけですよ。修正できる小さな場所ならいいけど、輪郭の線が気に入らないとか髪の毛の線失敗しちゃったとか全体的に調子悪くて線がへろへろだとか、そういうのは超がっかりするんですよ。

トレース台テスト
トレース台にてペン入れ
ペン入れ後の絵

amazonの、同商品のレビューでは「ドットがくっきりしすぎてトレース台として使いづらい」というものもありましたけど、正直紙を乗せる分には全然問題ないです。紙にドットが透けてくることは、最高に光を強くしても、無いですね。(フィルムとかもともと透過するものを光らせるのには向いてないかも)

今回ラクガキ帳に描いた下描きを裏返しにして、135kgの厚みの上質紙を乗せて描いたため、ちょっと透けはよくなかったんですけど、ラクガキ帳に描いた絵をそのまま上にして、135kgで見づらかったら110kgの紙に変更するなど対策が取れると思います。

あと、デスクマットのような透明のソフト下敷を紙の下に敷いたので、書き味はいつもと変わらない感じ。

パソコンデスクで作業しているので、USB給電は本当に便利。コンセントの空き口がないという問題も気にならない。

商品はこれです。
Unigear LED トレース台 A4サイズ ライトテーブル 薄型5mm 

っていうか今見たら、買った時より値段が下がってますね。

とはいえ1400円だったんですよ私が買った時も……十分ですよ。なんですかこの安さは。あとはすぐに壊れなければ問題なし。何回か原稿に使えれば元が取れるんじゃないか。
下敷は、共栄プラスチックの硬筆用下敷A4を敷いて使ってみました。透明度が高いし、元々お気に入りの下敷です。