ストリートビュー散歩17 ドイツのストリートビュー……

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(チェック:2021/04/03)

(2021/04/03 ドイツのストリートビューについて改めて記事を書きました。
ストリートビュー散歩79 【動画付き】ドイツのことと、動画

はからずも2回連続ヨーロッパになってしまいました。

私がヨーロッパのストリートビューを見ているってことあんまりないんですよ。でも、まあ、だからこそ「おお!?」と思って書きたくなるネタを見つけてしまうのかもしれません。


まず、下のスクリーンショットをご覧ください。いつもならgoogleのAPIで埋め込むんですがこれは意図したとおりにならなそうというのと、今後変わるかもしれないからちょっと保存ということもあって。今日現在の姿をね。

航空写真でも地図でも、googlemapの右下端(PCブラウザで見た時)にある黄色の人形アイコンを押すと、ストリートビューがある道路が水色のラインで表現されるんですね。縮尺を変えれば、国全体が水色で覆われたりします。

ずっと思ってたんですよ。

ドイツ……なんか薄いなって。


いまや、ストリートビュー(=グーグルカー)が走っていない地域って、ちょっと訳ありのイメージなのです。大きめの国でストリートビューが無いのは中国、インド。地域としては中東、旧ソ連、アフリカ、南米の北部のほう……紛争があったり危険だったり

全部ないって地域はあんまりないですね。中東でもドバイ近辺とかはあるし、イスラエル・トルコまで来るとがっつり全土が見られます。インドの近くでもネパールの一部、バングラディシュ、ブータンが観られる。旧ソ連や中央アジアではキルギスの全土が観られるし、アフリカは南アフリカ周辺国、ガーナ、セネガル、最近ではケニアあたりも観られるようになった。少しずつ確実に増えていますよ。


ドイツはなんか不思議だなって思っていた。都市にはあるみたいだけどとぎれとぎれ。ほかの国は、あんまり見どころの無いような山道やサバンナ、草原などの道もずーーっとストリートビューでつながってるんですよ。オーストラリアなんかほぼ砂漠で何にも見えてこないような道をずっと見ることができる、でもさすがに途中で「もういいかな……」って気分にはなる。


昨日はたまたま、きまぐれで「ドイツのストリートビュー見てみよう」と思ったのです。その薄さがとうとう心に引っかかって。

そしたら結構びっくりする状態だったのですよ。

これはボンの住宅街。何にも考えず、航空写真から「この辺住宅街だな」と思ってクリックしてみたらこれ。

こんな感じです。ドイツの、少し大き目な都市でストリートビューがある場所の住宅地はこんな感じ。

これは何かというと、ストリートビューはいろいろ勝手に写真を撮って行ってしまうわけですね。「うちの写真がネットで見られるなんて、泥棒も来るかもしれないしプライバシーにかかわるものが映ってるかもしれないし、とにかく気持ち悪い!!」という人はけっこういらっしゃるわけです。

そういう場合は、申し立てをすると見えないように処理してくれます。

日本でもこうなっているところありますよ。ただし珍しいことです。ほかの国ではあんまり見かけません、まだあんまり先進国の住宅街見て回ってないから言いきれないけど、見かけると「オッ削除申請されてるのか」と珍しいな~っと思ってしまうぐらいにはレアです。観光地や高級住宅街もいっぱい見ましたけど、「わぁ~立派なおうち」みたいなところでもそんなに隠してないですね。近所で隠してある建物の場所にはむしろ見に行ってしまったり、覚えてしまったりします。


ドイツは住宅街をちょっと歩くとこんな感じでマスクされている。わらっちゃうぐらいストリートビューがみづらい。なにを隠しているのか逆に気になってしまう。

繁華街でも、1階のお店部分はそのまんまだけど、2階以上の住居と思われるところだけマスクされてたりする。だからだいたいどこへ行ってもマスクされた建物を見ることができる。


「これは、ドイツではストリートビューが問題になったりしたのかな?」と予想を立ててドイツ語設定のgoogleでストリートビューのことを調べてみたのですが、
まあ一応「ストリートビューにはドイツは政治的に反対する」「プライバシーが映り込んでしまう」「他の国では歓迎的な人もいるが、私の国はそうではない」みたいな古い記事(2010年とか)をいくつか見つけましたが、まあそれぐらいだったら日本にもなくはないよなあと。


ベルリンも観てみたけどだいたい同じ感じですね。

というか、古い。どれも2008年~2009年に撮影されたもので、その後更新されてないみたい。こういう大都市でそれは珍しいことだ。やっぱ一回最初にやってみたけどその後更新する気にならないか、拒否られてるかどっちかなんだろうな……拒否られてるかどうかはちゃんとしたソースを見つけてないので不明ですが。

町としては、なんだか日本に似た感じでちょっと親近感がわきます。わりと情報量の多い街なみというか。看板も文字もポスターもあるし。

どういう事情なのかはもう少し調べてみようかなと思っています。

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ストリートビュー散歩16 ベルサイユ宮殿

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(2021/4/1 チェック)

パリのストリートビューを見ていました。

歴史的な街並みというかヨーロッパの街並みはあんまり好きじゃないんですよね。

建物はあるけど人が住んでる感じがしないというか。もっと窓から洗濯物をたらしたり、広告をべたべた貼ったり、バケツを外に置いといたりしてほしい。
そういう意味では昨日初めてみてみたコペンハーゲンは良かった。北欧だしシュッとしてるけどなんかちょっとグイグイしたかんじがあって(?)。直接ぐいぐい来られるのは苦手ですが、通りすがりにちょっと見てってよって感じでぐいぐいしてるのは好き。広告がいろいろあったのも見てて楽しかった。日本みたいに店頭に商品並べたりしてて。

商品を店頭に並べるってのはなかなかすごいことですよね。日本では商店街とか歩いてると普通にあるし、それがないとちょっと入りづらいというか「中に入っても、買うものが無ければ出てくるのに気が引けるから最初から入らないでおこう」ってつい思っちゃうから、外に出てる特価品とか新製品で「これを買おう」ってもう決めちゃえると入りやすいんですよね。価格帯もわかるし。

海外では店頭に商品を出しておくってお店はあまりないですね。路面販売が多い国は全部出てますけど。雨降ったら大変だなって感じに出ています。アフリカとかだと、お店は商品にも鉄格子がかかってて、最小限の窓しか無いところもあります。お金を払ってから商品を取り出してもらうって感じかなと。


いろいろずれましたが、たまたまパリを見てたんですよ。

 

なんとなくたどり着いたヴェルサイユ宮殿の、中がストリートビューで見られたのでちょっと歩いてみました。お庭からもう素敵ですもんね。

中はこんなかんじでゴージャスです。シャンデリアとか燭台とかもすごいけどとにかく絵が……ふんだんに描かれていてすごいですね。こっちに贅沢さを感じてしまったりする。初めて中を見たし、正直全然詳しくないので、どれぐらい前のものが残ってるとかもわかんないんですよね。でもまあ豪華なのには違いないし。

燭台を人型のものとか天使とかが支えてるのはなんかたいへんそうであんまり趣味に合わないですね。「もういいよごめんね」って言いたくなってしまう。植物モチーフとかだったらすごく好きなんだけど。

マリー・アントワネットさんの肖像画も見つけた。ルブラン作。ルブランさんが描いた自画像のミニポスターをうちにも飾ってますよ。

googleストリートビューで美術館などを見ると、作品にグレーの丸がついてるときがあって、それをクリックすると詳細と高画質版が見られるんですよ。この絵も見られますので活用してみてください。

 

ほんと天井までぐるーっと芸術品の塊なのがすごいですね。天井の作品にも解説がついていることがありますよ。

 

googleカメラ操作してる人みつけた。こういうカメラがあるのか。

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ストリートビュー散歩15 シリコンバレーあたりの日本街

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(2024/3/23更新)

シリコンバレーの家賃はすごーく高いんですって。

IT企業の本社とかが固まってて、そこにいきやすい場所はどんどん家賃が高くなっていって、庶民はおろかIT企業の人たちも住めないぐらい高いらしい。

ちょっとまえに「これで2億だよ」って小さめなおうちの写真が掲載されたツイートが話題になっているのを見た。わりと特徴のあるいい写真だったので、「これどの家かわかるんじゃないかな」とちょっと探してみたけどやっぱ見つからなかったね。熱意もそんなに無いからざっと見ただけだったし。そもそも本当にそれがシリコンバレーにあるのか定かじゃないし。

私がストリートビューで見たのはアメリカ合衆国のマウンテンビューという場所です。とりあえずサンフランシスコへ行って、海岸からちょっと東側。ゴールデンゲートをくぐってサンフランシスコ湾という縦長の湾を南に行った突き当りのへん。

海に近いところに、グーグルのアスレチック・レクリエーション施設があって、そこのストリートビューが下のような感じです。

人だ。グーグルカーならぬ、ぐーぐるさん。

個人で撮影しているグーグルの施設内360度画像もいろいろあるんですけど、これはgoogleの名前で登録されているストリートビュー。てくてく歩いています。影が伸びているので人間がカメラを背負って歩いてるんだな~とわかりますね。

ちょっと離れてサンノゼまで行くと、ジャパンタウンという地域があって、和食や日本の食材、雑貨を売っているお店などが固まっている場所もあります。

スーパーマーケット(?)にも浮世絵っぽいペイントが。これは本来の図案が見慣れたもの すぎて日本人的には違和感出ちゃいますが……まず左右逆なのがもうなんか。あと波というよりやまっぽくなってる気がする。まあいいけど。

 

ベストスシ OKAYAMA も気になる。OKAYAMAは地名か人名か。


ジャパンタウンにはwebサイトもある。

Japantown Business Association
https://www.japantownsanjose.org/

サンフランシスコとか西海岸は昔日本人がいっぱいたどり着いた場所なんだもんね。(まんが・大和和紀先生の「ヨコハマ物語」で読んだ(笑))お店なども古くからあるのね。

シリコンバレーがこんなに発展して、その前のマウンテンビューあたりはどんな様子だったんだろう。たぶん普通の、土地がたくさん使える田舎だったんじゃないかな……いまは航空写真で見ても家がぎっしりですね。しかも小さめの家がギュッと詰まった場所が多い。アメリカではちょっと珍しいのかも?いやいやまだあんまりアメリカのことしらんから適当なこと言っちゃってるな。単なるイメージです。

ほかの地域はラスベガスとかLAぐらいしか見ていないので、もっと別の古い街などもちょっと興味あります。

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ストリートビュー散歩14 ドバァ~イ

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(2020/06/27 チェック)


ドバイです。アラブ首長国連邦の。

でも、普段このカテゴリの記事で書いているとおり、私の興味はどちらかというとアフリカ・アジアの生活に密着した地域で、あまり観光地や都市には興味が無いんですね。

でも、ドバイはちょっと面白いなと思っています。ほかの都市と違う感じというか。やはり普段はキリスト教・仏教の文化に私は触れていて、イスラム圏はまだなじみがないため、ちょっと目新しく見えるのかもしれない。

 

ドバイのイメージ。高層ビルとハイウェイ。ドーン!ドーン!と豪華なビルが建っています。デザインもひとつひとつ違っていて魅力的。近未来ってこれだったかも……と言う気持ちにもなります。

東京も高層ビル群はあるんだけど、ドバイとは規模が違う感じ……なんか広いんですよね。

あと、ドバイはインストアビューも面白いです、博物館、観光地、ショッピングモールなど。

いろんな場所の写真が投稿されているので、見てて楽しいです。観光地はみんなこんな感じですね、ヴェネツィアとかパリなども楽しいですよ。

 


ドバイはすごいな~って感じですが、私の楽しみは「作りかけだな!」というところを見ること。ビル群の中でも、まだまだクレーンがにょきにょきしていてこれから増やしていく感じがあるし、郊外に出ると資材が積まれて「ここに家を作りますよ」という場所も多い。

リゾート地的な別荘もたくさんあるけど、普通の人はマンションに住んでいるみたいだな。とか。

基本的に住居らしい建物のデザインは似ているし、みんな白いので、街並みはどこに行っても同じ感じですね。

車社会だと思われるので車もたくさんありますが、歴史が古すぎるヨーロッパの街だと車を置く場所が無くて全部路駐なのに対して、大きな駐車場スペースもあるところが特徴かな。

 

まだまだ見どころがありそうなので、ドバイ以外のアラブの街もみて行きたいと思っています。

2019/01/16 google mapでシリアの写真を見る

シリアにはさすがにストリートビューは無いんですけどね。

投稿された写真はあちこちで見ることができます。

携帯ショップだったり、モスクだったり

街中はひどく壊れた後の様子だったり……

シリアも商店や街並みは、ほかの国と同じような感じで、やはりそこにも人は住んでいるんだなあと。空爆とかテロとか武装組織とかそういう話を聞くと、早くそこから逃げたほうがいい、住まないほうがいいと思ってしまうけど、実際に誰かが生活している空気を感じると気軽にそんなこと言えなくなってしまう。

衛星写真(航空写真?)は灰色だなあ。建物がみんな石造りだから灰色に見える。

海外にはそういう、航空写真で見ると石畳などでまったく緑がない場所も多くて、そう考えると日本は緑の多い場所だなあと。都心部ほど気を使って緑を多くしてる気がする。住宅街とかはあんまり緑がない。庭も東京だと少ないしね。

ぜひ一度シリアの上空から、写真が投稿されている地点を見つけてクリックしてみてください。