ストリートビュー散歩93 トンガのストリートビュー

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トンガで火山の噴火があった

トンガで火山の噴火があった。

日本の沿岸も潮位の変化があった。そのニュースが無かったら、もしかしたらトンガの噴火のことを知ったのはもう少し後だったかもしれない。(津波注意報によって噴火のことを知ったから)

Tonga volcano eruption triggers tsunami warnings in Japan, Pacific islands | Reuters
https://www.reuters.com/business/environment/tonga-volcano-generates-tsunami-us-tsunami-monitor-said-2022-01-15/

海外でニュースがあると、そこがどんな場所だったかとマップを見たりストリートビューを見たりする。

トンガにはストリートビューはほぼなかった。地図上にストリートビューが走ってる青いラインを表示させた段階で、「あ、公式のGoogle Street Viewは行ってないんだな」とわかる。私は見るのになれてるので、公式と投稿の区別がつくのだよ。(簡単な話なので偉そうに言うほどでもないが……)

トンガには投稿されたストリートビューがある

Googleカーが走ってるわけじゃないけど、ちょこちょこ投稿されたストリートビューがあるので、それを見てみる。

GRID Pacific というチームによる投稿。webサイトによれば、ニュージーランドで登録されている組織だそうで。 海外の企業について調べるとき、すんなりと国がわからないことが結構あるんだけど、よく考えてみると日本の企業もいちいち「日本という国にある企業です」と書いていないことが多いかもしれない。小さ目の、ローカルな企業ならなおさら。私のサイトにも発信してる国はどこかってかいてないもんなあ……

GRID Pacificさんによる投稿ストリートビュー画像を見てみるよ。

おおっと、いきなりイノシシのような生き物がいたね!

こんな風にいろんな野生動物に出会えるのかな……って思ったけど、そんなにいるわけじゃなさそうで、他には今のところであえていない。 いきなりレアなシーンを引いたのかもしれない。

トンガは花がたくさん。大きくて緑が豊かな木や花々に囲まれていて、自然が豊かなのかなって思う。そんなに大きくない島国だから 、のんびり観光も出来そう。

強烈に真っ赤な花がすごく目立っている。名前がわからない花も結構あるんだけど、上の場所に写っている赤い花が咲いた大きな木は、南の方の島でよく見かけるホウオウボクだと思う。真っ赤だよなあ。花の季節になると真っ赤に染まってすごそう。花の期間はどれぐらいなんだろう。ちゃんと調べてみないとね。

花も、例えば桜は1週間ぐらいしか咲かないじゃないですか。しかもソメイヨシノだった場合は同じ時にバーッと咲いて、すぐ散っちゃうので、狙って撮影しないとストリートビューには映らない。(結構桜の季節を狙って撮影されたと思われるストリートビューがあるよ。特に桜の名所や、並木道)

トンガはお墓もすごい。私はストリートビューでいろんなお墓を見ているけど、トンガも独特ですごいなあと思った。

いくつか見られるので通りすがりに見てみたけど、

・人がそのまま入っていそうなスペースと、丁寧に作られたお墓
・華やかなお花や布で飾られている
・故人の写真?やメッセージを大きな看板にして立てているようだ

という感じで、日本のものとは全然違う。近隣国ではある事なのかな?

宗教施設はモルモン教の教会が多いみたいだけど、お墓は関係なさそう。

 

これはロイヤルパレスという建物で、つまり宮殿らしい。

正面じゃなくて南側から見たところで、裏口っぽいんだけど、それにしても右側に電柱みたいなのが倒れてるし(照明は倒れて割れちゃってる?)、カメラを回して後ろ側にはふしぎなおうちがたってるし……

あと、すごく海に近いのね。

tonga Googlemaps

この航空写真の、左上の方に写っているのが今回噴火した場所で、ロイヤルパレスやその周辺の政府機関もみんな海のそばに集中しているみたい。

まだぜんぜん、現地がどうなってるかわからないけど……
なにか出来ることが分かったらわたしも何かしたいと思います。世界の情報を楽しみにして見せてもらってるものとしては、世界の地域に対して何かできることがないかといつも思っています。知ること、発信することもひとつの活動だとは思っているけれども。もう少し何か行動を。

 

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ストリートビュー散歩92 南アイスランド セールフォスのお祭り

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(2023/06/02 チェック)

100記事を達成しないまま2022年になってしまった。

今年は書くぞ。ネタはいっぱい貯まっちゃってるんですけど、時間がたつと思い出せなくなってくるし……前にいろいろ調べていろんなことがつながったいい話があったんですが、もう少し調べようとか、書くのが大変そうだなとか思って保留にしてたらどういう話だったか忘れちゃった。ぼんやり憶えてるけどまたイチから調べなおしだ。そういうことがよくある。

南アイスランド、セールフォス

今回は南アイスランドから。レイキャビクから東南の方向にあるセールフォスという街をなんとなく見ていました。

アイスランドは街がきゅっとかたまっていて、小さな町があったらまた広大な土地があって……という感じなので、ひとつひとつの町を見て回るのが楽しいのです。


住宅地で、こんな風に飾り付けをしているおうちを見つけました。

ドアにはキャラクター。色を合わせたのか、黄色の丸い物や、紙のりぼんみたいなものが生垣にも取り付けられて、きれいに飾られています。

「このおうち、こんな風に素朴な飾りつけをしてるんだな。色も統一されているしかわいいな~」と思いながら先に進みました。

すると、アレーッ。お隣もこんな感じで飾り付けられている。モチーフは違えど、黄色いのは同じ。

とにかくこの辺一帯が、黄色いかざりでいっぱいなんですよ!

近所だけどちょっと離れたところでは、全体的に赤い飾りで統一されていたり。
赤チーム手が込んでてすごいところがいっぱいあるな。

他にも緑、オレンジ、ピンクがあった。青もありそうなのに見つけられてない。どこかに青チームあるかな?

色が揃っていれば何でもいいのか、車のカバー、自転車、かかし、三輪車、バケツ、お菓子のパッケージなどいろんなものが軒先に飾られています。

—————————————-

行事を探してみる

「これはこの地域の行事なのかもしれないな。お祭りとかかな?」とまず考えます。そしたら、撮影時期を見てみます。PCのブラウザからだと、ストリートビューの画面の左上と右下にあります。

2013年8月に撮影したストリートビューのようです。

8月 セールフォス 祭り

などのキーワードで検索。日本語で出てこない場合は、それぞれの英語表記を調べて、それで同じく検索してみます。

今回は日本語のwikipediaにもこのお祭りについて掲載されていました。

セールフォス – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%82%B9

8月に行われるお祭りで、ストリートごとに色を決めて飾って、きれいだったところに賞がある。というものらしい。

面白いなあ。ストリートビューがこの季節を選んで巡回したという気がする。


Redditでは、町に電話した人も。

why do you put cheerios in your front lawn, selfoss iceland? : Google_Maps_Oddities
https://www.reddit.com/r/Google_Maps_Oddities/comments/flm0cn/why_do_you_put_cheerios_in_your_front_lawn/

Q:なぜ彼らは家の前の庭を飾るのですか?

A:私は街に電話をしました。8月のフェスティバルのコンテストのため飾ります。最高のストリートに賞が送られます。

すごい。私などこのようにネットで検索するだけなのに、直接街に聞いてみてくれちゃうところがすごいな。行動力ある。

ほかにも、セールフォスを訪れるならこのフェスティバルの時期がおススメ!という記事を見つけたりもしました。実際、8月なら一応夏だろうから、アイスランドのような寒い地域を旅するには良さそうなイメージですよね。緑もあるし花も咲いているし。

 

他にもアイスランドで気になるものを見つけているので、そちらも調べがついたらどんどん記事にしていきたいと思います……!

ストリートビュー散歩91 オーストラリアの道路標識

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オーストラリアはあまりチェックできていない。

ちょこちょこ見てはいますが、まだあんまりチェックできていないのがオーストラリア。ストリートビュー網は充実しています。市街地は2007年ぐらいの昔から保存されているし、砂漠・草原地帯を突っ切る道路もストリートビューで見ることができます。

でもわたし自身が、あんまりオーストラリアに興味を持っていなくて……まだ見たいものがよく思い浮かばないというか。他にも見たい地域が沢山ありすぎて。

今回はたまたま見ていたら気づいたものを紹介します。

西部劇で転がってる草を探して

もともと、「コロコロ転がる西部劇のアレな草」を見たくて、もしかしたらストリートビューに写りこんでないかな……と思いついたのがきっかけ。植物もストリートビューでいろいろ見られるし。

でもよく考えたら私、いわゆる「西部劇」っていう映画一本も見たことないですわ……

タンブルウィード – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%89

ころころ転がってる草はタンブルウィードと言うらしい。このwikipediaの記事によれば、

オーストラリアのビクトリア州ワンガラッタでは2016年の2月(つまりオーストラリアでは夏の終わりごろ)にタンブルウィードの発生によって複数の家が草に埋もれてしまうということも起きた。

とのことで、じゃあそれを見たい!!とオーストラリアの地図を開いたわけです。

草は無かった……気になったのは道路標識

草はすぐには見つからなかった。また探してみますけど、とりあえず「ないな~」とうろうろ。

そこで出会ったのが道路標識。

 

馬の標識

馬に乗った……女性?の標識。

ゴディバの話を思い出した

馬に乗った女性と言えば、ゴディバのマークの話をこないだちょうど聴いたのでそれを思い出したのですよ。

ゴディバのマークは、むかしむかしゴダイヴァ夫人が市民のために陳情し、交換条件として裸で馬に乗って移動したという(史実ではない)伝説から来ているそうなんですけど、一瞬この標識のことを「それかな!?」と思ってしまったんですよ。

ゴダイヴァ夫人 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%82%A1%E5%A4%AB%E4%BA%BA

そうだったとしても違うにしてもこの標識がなんなのか調べてみたいと思いました。オーストラリアの標識を検索する。

オーストラリアの道路標識 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%81%AE%E9%81%93%E8%B7%AF%E6%A8%99%E8%AD%98

はい!ずらっと一覧になっていました。

ひときわめだつのはやっぱり動物の標識ですね。たくさんあるんだな。

カンガルーの標識はもちろん、コアラの標識、ウォンバット、エミュー、ラクダ……といろいろ。「家畜優先」なんてのもありました。

馬に乗った人や馬の標識もありますね。

Road signs in Australia – Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Road_signs_in_Australia

英語版wikipediaにはもう少し多くの種類が載っています。

女性バージョンとは限らないみたいですし、乗馬標識も少しずつ違うものがいろいろあるみたい。とにかくゴダイヴァ夫人は全く関係なかった。

でもいろんな標識が沢山あることを知れました。今後オーストラリアのストリートビューを見るときにそれも楽しみになりそうです(世界中、どこでも道路標識を見るのは楽しみなものなのです)。

考えてみると日本もいろんな動物の標識がありますね。鹿はもちろん、狸もあったような気がする。あとは猿があったかなあ?

狸は海外にはあんまりいなくて珍しい動物らしいので、一部では幻獣扱いされてるようなので「日本は空想上の動物を標識に使っている」と思われたりも……しないかな? さすがに。


今日はこんな感じで、軽めのネタでした!

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ストリートビュー散歩90 中南米で見かける電線に巻き付いた植物!

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中南米で見かける、電線に巻き付いた植物。

もうタイトルで出落ちみたいになってますが。今回は中南米をストリートビューで見ていると見かける「電線に巻き付いた植物」を見ながら紹介しますよ。
(埋め込んだ地図が真っ黒になっている場合はページを再読み込みしてみてね)

まず、どんなものか見ていただきましょう。

私はストリートビューを見るときもリアルで散歩してる時も、結構上の方に目線を向けて上空を見たりしているのですが、その時発見した電線にくっついた丸い物

電線についてる丸い物と言ったら、ヨーロッパをはじめとしてよく見かける「街灯」があるのですが、どうやらそれとは違うみたいなので目に留まりました。

よく見るとなんかモシャモシャしてるし、たぶんゴミかちぎれた植物(葉っぱや蔓)や何かが飛んできて絡まったんだろうな……と考えました。よくある事です。いろんなものが電線に絡んでいるのです。それはまた別の記事で書きましょうね……

でも、ボリビアあたりを見ているとよく見かけるんですよ、この電線に絡んだ丸い物体を。あるとき急に考え至りました、「これ、エアープラントじゃない?」

エアープラントにアタリをつけて検索してみたら……

電線に絡まったまま育つ植物だった

Tillandsia recurvata – Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Tillandsia_recurvata

例えばこのティランジアという種類。 「ballmoss」 などともいうようで、英語版wikipediaには電線にびっしりくっついた写真もあります。

南北アメリカでよくみられるものだそうです。北側にもあるのね。

ストリートビューでもワサワサポイントを発見できました!こんなにたくさん。飛んできて絡んで、そのままそこで成長しちゃうのかな。同じところにいっぱいつくのはどうしてだろう。まあ、条件が近いんだろうから、たくさん飛んできたりするのかもしれない。でもそれなら他の電線にもまばらについててもいいのに、集中しているのはなぜだろう。電線が新しいとかそういうこともあるかもしれないけど。

わかりづらいけど、真ん中に楽譜のような影ができているのが面白くてチェックしてしまった。音符だと「シソシソ~」みたいな場所に丸い影があって、かわいい。

プエルトリコにもあったよ

ここまではボリビアで見つけたものだったけど、プエルトリコでは もう少し低い位置の電線にくっついていたので、近づいて大きく見ることができました。

近づくと、花のための茎も伸ばしているのが分かって、ただ絡まっているわけではなくここで成長して暮らしてるんだな~ということが感じられます。

—-

メキシコで見られるエアプランツに言及した記事

電線に着生しているエアプランツ – LABRAVA [メキシコ 民芸 雑貨 インテリア 通販]
https://www.labrava.jp/mexico-note/0015.html

やはりこれも日本語で紹介したページがありましたね。

野生で、無機質なものにしがみついて頑張って生きている姿は、見る人の心を動かすのかもしれません。私そういうの大好きなんですよね……自然と人間が作ったものの融合というか共生?というか……

今回の記事はこんなところで終了にしておきたいと思います。軽めにね。

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ストリートビュー散歩89 ボリビアで見つけた、電柱にぶら下がってる人形について調べてみたら……

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ボリビアでいろいろ見て回っていて、いくつかまとめたい発見があったんですけど、まずはこちらから。

ボリビアのストリートビューで見かける人形

人形かな?

人の実物大ぐらいです。なぜなら素材が普通の「人間の服」なので。こういう感じで電柱に括り付けられています。

ちょっと……怖いかんじだけど、結構あちこちにぶら下がっているので「たぶん、この地域の行事だな。魔除けとか健康祈願とかそういう意味合いかもしれない」ととりあえず仮説を考えました。(日本人らしい発想)

街や家に、その地域独特の飾りやお祭りなど行事の痕跡が残っていることはよくあります。たぶんそういうものだろうと。

高い位置に。

靴も履いている。

とりあえずネットで検索してみた。

大体のことはネットで検索すると出てくる。

今どき、どこの国でも日本人が訪れていて、わたしがストリートビューで見つけるものぐらいのことは誰かが言及しているのですよ。 ゴミ箱の話はちょっと調べるのに苦労したけど……あんまりにも「そこでは当たり前」「ちょっとだけ変わってて、興味がある」ぐらいの話だと、空気の話より気にならなくなるのかもしれません。「その場所の空気について」の方がまだ話題になるかもしれない。

で、調べてみた結果人形がなんなのかはすぐにわかりました。

人形はちょっと怖い意味の「街角サイン」だった。

 

Rag dolls, not cops: Lynching mobs in Bolivia leave behind stuffed faces — RT World News
https://www.rt.com/news/bolivia-lynching-rag-dolls-524/

ボリビアでは警察が機能していない場所が多く、町では市民が自警団を作って、犯罪者を「私刑」に処していると。

この人形は「そこでそういうことがあった」という、犯罪者に向けた警告、または指名手配らしいのです。

街角に犯罪者の指名手配人形、住民による私刑が増加 南米ボリビア 写真14枚 ファッション ニュースならMODE PRESS powered by AFPBB News
https://www.afpbb.com/articles/modepress/2688441?pid=

↑こちらでも人形の写真が掲載されている。

The hanging effigies of Bolivia – Notes from Camelid Country
https://notesfromcamelidcountry.net/2012/10/28/the-hanging-effigies-of-bolivia/

↑も一つ記事を。写真多めでわかりやすい、そしてこうやって見ると怖さがすごい。犯罪者に向けた警告だとわかっていても、やっぱり怖いな。住民は警察を信用していないと書かれていた。私刑じゃなく、腐敗した警察でもなくきちんと法律で取り締まれるのが一番いいとは思うのだけど……

日本にはねぇだろ③ ボリビア色々|宍戸誠|note
https://note.com/shishido_m/n/n042a3c0b503c

日本の方の、日本語で書かれたボリビア紹介記事でも言及されていました。


今回の場合は言及記事が多かったのですぐにたどり着けました。たぶん最初のキーワードは「Bolivia hang doll」みたいに、ぶら下がってる人形。という特徴から容易にたどり着けます。あとは記事内の単語などを使って辿って行けば続々情報は出てくるといった感じです。

 

それにしても、最初は人形の近くの窓にもヒト型があったから「やっぱり何かのおまじないか、行事だな!」って思ったのにな。

窓に小さい人形が飾ってあるでしょ?

ここも向かい側の左右の電柱に、洋服で作った人形がぶら下がってるんだけど……

 

いままでのストリートビュー散歩シリーズの記事はこちらから。
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