【2024】今年使ったアプリその1「CLIP STUDIO PAINT EX」

◆2024年に私が現役で使ったアプリを紹介します
◆新旧織り交ぜて、デスクトップ・スマートフォン・WEBもごちゃまぜです

2024年 今年使ったアプリ 記事一覧

 

CLIP STUDIO PAINT EX

今年も最もお世話になったペイントソフト。わたしの仕事のほとんどがこのソフトウェアで制作されている。(現在使用中は1.12.0)

イラスト マンガ制作アプリ CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)
https://www.clipstudio.net/ja/

CLIPSTUDIOPAINTEXスクショ

CLIP STUDIO PAINT 略称クリスタ、私はこれが「イラストスタジオ」と呼ばれていたころからのユーザーである。

イラストスタジオ  Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/IllustStudio

使ったきっかけはわりとはっきり覚えていて、当時勤めていた会社で「このソフトウェアを販売するにあたって使い心地を試してほしい。阿智さんはイラストを描いているから他のペイントソフトとの違いも判りそう」……と声をかけられたのである。

確か体験版で期間限定、会社のPCに入れて使ってみたんだったかな。

その後「そんなに高価じゃないし、高機能だったから自分で買っちゃお」と購入して絵を描いていた。それまではPhotoshopとSAI、openCanvasを使ってたな。

昔は(今もそういう傾向はあるが……)結構はっきりソフトウェアごとに特徴があって、「こういう絵が描きたい」とおもったらこのソフトをつかうといい、という使い分けがあったと思う。

クリスタになるころには、FireAlpacaでもアイビスペイントでも、どのソフトを使ってもいろんな表現ができるようになった。だから現在は、ほとんど「慣れ」「好み」がソフトウェアの選択の理由な気がする。

同人誌も原稿もクリスタで

機能はたくさんあって、全然使いこなせていない。一応漫画家なのにコマ割り機能もストーリー機能も全く使っていない、単純に一枚の紙に線を引いてはみ出したらけして……みたいなシンプルな描き方で原稿を仕上げていく。

評論系の同人誌も書いている私だが、最終的に印刷所へ入稿できる状態にするのはクリスタで行っている。印刷用複数ページデータを作るのには便利だ。

そのまま電子書籍のデータも作れるところがありがたい。EPUBで出せば各電子書籍販売サイトに登録して販売することができる。

写真集も、ちょっと写真を加工したり短いテキストを付けたりしてPDFやEPUBにすることができる。長い文章はすぐ重くなってしまうので向いてないかも。最新バージョンならその辺改善されているかな?

ハトの写真集 台湾 作成中のようす
「台湾のハト」写真集もクリスタで作る

最近は写真加工もクリスタでやってしまっている

そんなにできることは多くないが、私が必要とする加工ぐらいはクリスタでもできるので、切り抜きや色調補正などクリスタでやってしまう。もっと気軽なソフトも使ってるのでそれはそれで紹介したいと思っている。

ドット絵もクリスタで

去年の後半ぐらいからは、ドット絵もクリスタで描くようになっている。

ドットペンを使って1ピクセルずつポチポチ書き込む。最終的に出来上がったものをアンチエイリアスなしで拡大すれば、印刷物にも使える大きさのドット絵風イラストも出来上がる。

ゆる言語学ラジオ堀元さんのお誕生日おめでとうドット絵
ゆる言語学ラジオ堀元さんのお誕生日おめでとうドット絵2024.4.30

iPad版も愛用している

同期がめんどくさいけど(これは仕方ない)、頑張って同期してデータを持ち出して出先でもお絵描きしたり仕事の原稿したりひとに見せてみたり……


いちばん最初にごっついお世話になってるソフトを持ってきてしまったのは失敗だったかも。でもこれからゆるい紹介になるソフトもあるしな。最初にクリスタを紹介しておかないとあとに回す方が大変そうでもあるし。

こんな調子で、私が2024年現在に活用しているアプリを紹介していければいいと持っている。「これすき。以上」みたいな短い記事もきっと出てくるはず……(でもどれも気に入ってて語ってしまうかもなあ……)

「いまだにそれつかってるのかよ!」とか、「知らない!」とか、何か驚きや新しい知見が提供できればうれしいから頑張って書く。何年も経ってから見返したら「うおおおおこんなソフト使ってた使ってた」って感じに、私も読者もなるかもしれないと思うとちょっとやる気が出てくる。

 

↓このバナーもクリスタでつくっております。

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【2024】「ワックスプリント」本棚の本を1日1冊紹介する 2024/12/01

 

本が好きだ。

買ったら気に入ったものは大事にとってあって、古いものも取り出して読んだりする。
2024年12月は毎日1冊ずつ本を紹介しようと思う。ただ、「とても好きな本・イチオシの本!」と気合を入れすぎず、気軽な本の紹介文を書いていきたい。共通点は「わたしが現在も持っている本」である。古くても、買ったばかりでも、たくさん語れる本も、何も語れない本も紹介出来たらいいなと思っている。

まず一冊目。

ワックスプリント 世界を旅したアフリカ布の歴史と特色

アンヌ・グロフィレー著 ダコスタ吉村花子翻訳

ワックスプリント

2019年発行の本。

2019年、私はアフリカについての地域研究セミナーに参加していた。もともとアフリカに興味はあって、ひとりでいろいろ調べていたけど少し物足りなさを感じていた。「これは実際に行ってみたことがある人の話を聞きたいな」そう思っていたところに出会った地域研究セミナー。そこに参加するようになってぐんぐんアフリカ熱は高まった。

そんなある日見つけたのがこの「ワックスプリント」の本。ワックスプリントとはアフリカのひとたちが着ている服に使われているような、鮮やかで柄のくっきりした布のことで、特に西アフリカで今でも活用されている。ストリートビューでもたくさんのワックスプリントで作られた服を着た人々を見ることができる。

もともとワックスプリントが好きでショップで買ったりもしていたので、この本を書店で見つけてさっそく手に取ってページをめくった。

大判の書籍にたっぷりきれいな布の写真。

それだけでも「買う」と思っていたのだけど、4ページ目の前書きのような文章にブルキナファソに著者が滞在したときのエピソードがあり、

市場で「アフリカの布」を買いたいとホストファミリーに打ち明けたとき、はじめてワックスプリントのなんたるかを知ったのです。ホストファミリーから、「イギリスのがいいの? オランダのがいいの?」と聞かれ、(中略)私が「アフリカの布」と呼んでいるものは、ヨーロッパ製品だと教えてくれたのです。(ワックスプリント:4ページ)

という部分を読んで私も衝撃を受けたのである。そういえばアフリカで作ってるんだと思って疑ったこともなかった……! ヨーロッパのメーカーの布だとは思っても見なかった。あー全然何も知らない。これは買うぞ!と購入に至ったのだ。

アフリカの布「ワックスプリント」は魅力的

自分でも何枚か買って使っているが、「アフリカの布」は魅力的だ。描かれているモチーフと色がはっきりしていて図案として楽しいし、幾何学模様も良い。何よりもアフリカのどこに行っても気候と風景、人々に似合いそうだ。土の色にも砂の色にも海にも緑にもあうのは、太陽に合ってるからかもしれないな。

 

取り寄せも出来なそうだし中古価格はかなり高め。もう在庫なしのままなのかな。

◆出版社のサイト
https://www.graphicsha.co.jp/detail.html?p=39791

 

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ストリートビュー散歩123 中南米のシマウマ【その2】メキシコ・ティファナのシマウマ

いままでのストリートビュー散歩シリーズの記事はこちらから。
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ストリートビュー散歩121では、ボリビアの街で見かけるシマウマの着ぐるみを着た人々について書きました。

今回はメキシコで見つけた「シマウマ」です!

メキシコ・ティフアナの街角にシマウマ

ティフアナという、メキシコの北部、アメリカ合衆国に近い国境の街をストリートビューでうろうろ散歩しました。

国境周辺を見るのは好き。日本に一番ないものかもしれない「ここから他国になります」というゲートと、あちらから来た人とあちらへいく人が交差する街。

看板や行きかう人々を眺めながら散歩していると、にぎやかな街の一角にいたんです、シマウマが

2021年10月のストリートビュー

シマ……ウマ……いや……これは……

ロバ……ですよね

ロバに縞模様が描き足されたものにみえる。見世物になっているんだろうか? むかし観光地によくみられた「いや、本物じゃないでしょ……」という加工された動物なんだろうか。エサを食べているようだ。ずっとここにいるのかな。フォトスポットみたいになっているから、たぶんここで観光客がこの「シマウマ」と写真を撮るのだろう。縞模様も、実際のシマウマとはだいぶ違うように感じる。

「まあ、こういうものもあるかな。メキシコってこういう感じなんだな」と最初はそこまで気に留めていなかった。

過去のストリートビューでもシマウマがいる。

2020年2月撮影

あれ……同じ場所にシマウマ模様に塗られた仔馬?ポニー?がいる。

2017年5月

毎回フォトスポットの絵も変わってるな……縞模様もだいぶ違うし……

2016年2月。

この場所の一番古いストリートビューは2007年で、「まさか……2007年にも撮影されているのか?この場所で?」と思いながら日付を変更してみたが、そこにシマウマの姿はなかった。

「そんなに昔にはいなかったのかな?」と思いつつ、少し移動したら同じ交差点の別角度の場所にちゃんといたのです。

2007年7月撮影。

このシマウマは何なのか?

Zonkey (Tijuana) – Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Zonkey_(Tijuana)

これだけ昔からここにいるシマウマ、ネットに記事がないわけがないのですぐに見つかりました。wikipediaにも項目があり、「Zonkey」というそうです。
(同じZonkeyという呼び名だけど、ロバとシマウマの交配種ではないとのこと)

1930年代半ばにカジノが閉鎖されて、代わりに目玉としてロバといっしょに「メキシコらしい」写真を撮るフォトスポットをあちこちに作ったとき、白いロバは白黒・セピアの写真に写りにくいということで縞を描き足す人が現れた。多いときは20以上あったが2013年には3に減り、「ティフアナの伝統」として継続されるように働きかけたけど動物愛護の問題で認められなかった……という事情がある様子。

From the archives:: How the zonkey got its stripes: Long before Instagram, Tijuana’s tourist donkeys were camera-ready – Los Angeles Times
https://www.latimes.com/entertainment/arts/miranda/la-et-cam-story-behind-tijuana-zebra-striped-donkeys-20151106-column.html

ロサンゼルスタイムズの記事には具体的に誰が始めたのかという言及があり、あくまで「インスタ映え」的な目的であって、シマウマに見せることでエキゾチックな魅力を出そうとしたわけではないと説明されていますね。

無理やり縞模様に塗られているのが動物愛護的に問題ということなら、カラー写真を撮影できる今となっては縞模様にする必要もないのかもしれません。でもこの「なんでシマウマ(模様)?」という違和感がなければ、私も気に留めなかったというのが実際のところ。


ゾンキーに言及した旅ブログなど

『ティファナ日帰りバスツアー』ティファナ(メキシコ)の旅行記・ブログ by pirosukeさん【フォートラベル】
https://4travel.jp/travelogue/10107371

2006年の記事で、写真がきれい。ゾンキーが単独で走ってるように見えるけど……模様も上のストリートビューに写ってる子たちより上手に入れられている気がする。

メキシコ・ティファナでシマウマ発見? | 【全ては最高のタイミング】紫陽花ユミの世界
https://ameblo.jp/okipochi/entry-11745524720.html

2014年の記事。ゾンキーに出会って、いっしょに写真撮って、とかなり堪能されているレポート。ロバ好きの方のようす。楽しそうでよいですね。

ジュエリー コラム,メキシコにシマウマはいるか?
https://www.gem-land.com/column/zebra_mexico.html

2006年以前の記事(詳細な日付は不明)。写真はないけどメキシコで「シマウマ」に出会った驚きがかかれていて良い!

⑲メキシコ・ティファナ観察日記 – 13年アメリカ西海岸
https://konyaqoo.blog.fc2.com/blog-entry-828.html

ゾンキー以外の街の見どころや見つけたものについての話も盛りだくさんで面白い記事。メキシコいいな~。


いま色々調べているメキシコ

メキシコについては、他にもきになる物があって調べている最中なのでそのうちまた記事を書くと思います。世界遺産とかもたくさんある国ですが、やっぱり私は生活風景としてストリートビューに写り込むような身近な風景が好きなんですよねえ。

 

ストリートビュー散歩121では、ボリビアの街で見かけるシマウマの着ぐるみを着た人々について書きました。 ボリビアのシマウマの記事も読んでね!

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ストリートビュー散歩119 GeoGuessr中に気になるものが続々出てくる

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最近日記書くの止まってるけど、動画のUPを始めたりしていてまだまだ続けているゲーム「GeoGuessr」のはなし。

ストリートビュー見るだけでもかってに見てたんだから、そりゃゲームも続けますよ。最初のころはちょっとストリートビュー散歩とゲームが混乱しちゃって、どういう風にそれぞれを楽しんだらいいかなーって思ってたんですけど、今はGeoGuessrとストリートビューをそれぞれ楽しんだりいっしょに楽しんだりということができるようになってきた気がします。

今度は情報量が多すぎる

以前私がストリートビューを見る際の「きっかけ」になっていたのは、

・日々目にするニュースやメディアに出てくる地名・エピソード

・誰かが住んでいるとか行ったとかで「どんなところだろう」と興味がわいた

・アフリカは定期的に見たくなってどんどんみている

……とこういうものなんですが、いまはそこに

・GeoGuessrで遊んでいたら「なんだこれ!?」と思うものを見つけた

って言うのが加わってしまい、しかもそれが毎日どんどん増えるのです。

ゲームだからランダムな出会いがある

場所を当てるゲームだからこそ、何処に連れていかれるかわからないのですよ。そうすると「なんだこれ? 初めて見たぞ」というものにも出会うことが多いんです。「○○を見よう」という興味からピンポイントに探したわけではないので、本当になんだかわからない、自分では探すきっかけがなかったかもしれないものが続々出てくるんですよねえ。

それを日々「これは……これか!」と調べたりしている。楽しいけど時間がかかっていて、しかももともとの知識の範囲外なのでちょっと調べるとどんどんわからないことが出てきてしまっていつまでも調べものが終わらない。

そして記事を書きたいけどなかなか調べ終わらなくて記事にできない……というかんじ。

今日は気軽にGeoGuessrで最近出会ったものを紹介しちゃう

難しい記事は後回しにして、とりあえず気軽にUPできる内容で。Dailychallenge中に出会ったものからふたつ!

モンテネグロのお墓。

海外のお墓をストリートビューで見るのはとても好きで……

日本の埋葬とはだいぶ違うなあって思うことが多いです。というか、たぶん日本のほうがちょっと特殊だろうなって思う。日本のお墓はほかの地域と違うよなあ。

正教会がみんなそうなのかわからないのですけど、死者の顔を墓に刻んでるみたいなんですよね。ブルガリアでみたお墓のようなものも写真が彫り込まれているようだったし、そもそもブルガリア近辺の国ではDeath Notice を家の前や掲示板に貼り付ける文化があるみたいで、そこにも顔写真は印刷されている。

そういう弔いとか埋葬の文化の違いがいま気になっている。でもこの辺を自分で研究するのは難しそうだ。コミュニケーション能力が高くないと、実際に人の文化を研究するって大変だよな。だからありがたく、人の研究を読ませていただくわけですが……

ビルの上の貯水タンク

沖縄や台湾で貯水タンクをたくさん見たのですが。

【ストビュー散歩番外編】沖縄で気になった屋根の上の貯水タンクを探す!

GeoGuessr中にばったり出会ったこのビルの上の貯水タンクの群れには、「うわわわ!!!」と興奮してしまいました。こんなにたくさん乗っかってることってある?しかも黒いのでめちゃくちゃ目立っている。

それが、さっきのビルの上にたまたまたくさん乗ってたのではないことはちょっと左にカメラを回すだけでわかる。つやつやした黒い貯水タンクがジャボチカバの実のように……いやそれは言い過ぎか…… (※ジャボチカバの実:果物?黒い果実が樹の幹に直接つくが、ちょっと密集しすぎてて集合体苦手な人には検索をおすすめできない植物。)

ラマッラはパレスチナの事実上の首都なんですね。国旗もあちこちに掲げられています。

まだまだストリートビューで思いがけないものが見つかるなーと毎日楽しいです。ただ調べるのと記事にするのが追い付かない。調べたからにはちゃんと記事にしたほうが、自分の身につくので(やっぱり記憶への残り方が全然違いますね。)できれば調べたことは「こういうことなんだって!」とひとに伝わるようにアウトプットしていくことで自分のメモにもしていきたい!

こういう風に気軽に「こんなものをみつけた!」という記事もちょいちょいUPしようかなと思っています。

動画のほうも頑張ってるので是非見てみてね。都市中心の国当て動画がちゃんと解説もできてるとおもうのでオススメ!

チャンネル登録もよろしくお願いします!

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【ストビュー散歩番外編】沖縄で気になった屋根の上の貯水タンクを探す!

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たまにはリアル散歩・お出かけもする

近所の散歩は毎日毎日飽きずにうろうろしているし、基本的に歩く速度でいろいろ見て回るのが好きです。

ただしあまりじろじろ見るわけにもいかないし、きょろきょろしちゃって不審人物まっしぐらなのでその辺がリアル散歩の難しいところですね。ストリートビューならいくらでもズームしたりいろんな角度から見たり行ったり来たりするのですが……

今回は沖縄!

沖縄に実際に行く機会があって、久しぶりに街をいろいろ見たのですが最近はすっかりGoogle Street ViewとGeoGuessrでいろいろ見つけるのがおなじみになってしまい、見つけるものもそんなものばかりです。

北のほうの道路にある「クイナ注意」という道路に書かれた文字も実際に道を車で「おっ!あとでMapsで見てみよう」などと思いながらチェック。

航空写真からでも見える「クイナ注意」の文字

ストリートビューでも。

こうやって改めて道路をみると、 文字が結構書いてあるものですね。もちろん「とまれ」とかはあちこちにもありますが、沖縄はほかにも文字がいろいろ書いてあるイメージになりました。

今回の旅で一番気になったもの

それは……貯水タンクです。屋根に乗っかってる。

貯水タンク

もともと貯水タンクのある風景は好きで、東京のご近所散歩でもエモい(?)貯水タンクや給水塔は写真に撮ってるんですよ。

でも沖縄の貯水タンク、あんまり見たことがないものの気がする。

・ピカピカしている
・統一感があるというか、同じものを使っている?
・たくさん設置されている。どこにでもある
・すごく目立っていて目に入る(私にとっては)

ということで気になって気になって……気づいたら写真を撮っていました。

給水タンクたち
給水タンクたち

まだまだあるよ。

高いところに登ったら、屋上を見下ろして撮影しました。

給水タンクたち

気づいたのは、むき出しで設置されてるもののほかにも囲いがあるものも多いこと。台風など荒天時にはむき出しだとちょっと心配ですもんね。

完全に囲う物ではなく、メッシュ状になっていて風通しはよさそうだったりデザインに工夫があって個性もあり、これも探して楽しいです!

給水タンクたち

給水タンクがこんなにある理由を検索して調べてみる

水不足対策ということで給水タンクを設置していると。

近年はその貯水タンクのメンテナンスにちょっと不安があるようですが……水は大事だもんなあ。

貯水タンク・給水タンクの問題|沖縄の水
https://water.okinawa/problem/chosui.html

私が住んでる東京でもその他の地域でも、給水タンクは集合住宅には設置されているもの。個人宅ではあまり見ないので、ここまで普及していて「どこでもたくさん見ることができる」状態ではないですね。

沖縄の日差しを受けてキラキラ光ってるタンクもなんだかカッコイイ。どうしてこのタンクが多いんだろう?このステンレスのタンクじゃないものも結構あるのですが……値段とか設置しやすさ・メンテのしやすさとか何かあるのかもしれない。

沖縄の家でよく見かける水タンクについて|沖縄離島 移住生活ブログ
https://yonner-yonner.com/tank/1427/

実際に移住して沖縄に住んでいる人による貯水タンクのおはなし。やはり気になりますよね。沖縄に水不足のイメージがないと記事にはありますが、島はどこも水(真水・生活用水)の確保には悩まされていると思う……

沖縄の家の工夫 | NHK for School
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/clip/?das_id=D0005310897_00000

NHKのサイトにも沖縄の家の工夫について紹介する映像がありました。じっさいの立地や気象条件にあわせた工夫だということが分かりやすいですね。

ジモティーでも売ってた

沖縄県の貯水タンクの中古が安い!激安で譲ります・無料であげます|ジモティー
https://jmty.jp/okinawa/sale-kw-%E8%B2%AF%E6%B0%B4%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AF

現状そのままを持っていってくれる人に無料で譲ります、とかを見ると確かに撤去費用も掛かりそうだよなあって思ったり。

ステンレスのピカピカした貯水タンクもありますね。

メーカーさんのサイトもありました。メンテ方法や必要な容量の選び方などよくある質問ページを読むといいですね……

沖縄 ステンレス 加工 タンク【有限会社 津嘉山ステンレス工業】公式ホームページ
http://www.tsukayama-sus.co.jp/

 

【予告】台湾にも同じような給水タンクがあった

それはまた次回以降の記事で! 屋根の上に乗ってるタンクをみんなも見てみよう!!

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