トレース台を買ったよ!!
今までの長い漫画描き生活で、ただの一度もトレース台を使ったことがなく、なんとなく無くても困ってないので使わずにいたわけです。
トレース台があるとですね、一番いいなあと思うのは、消しゴムをかけずに済むことですね。下描きとペン入れを別の紙にできるでしょ。下描きは下描き、ペンはペン。
あとは、「この下描きはうまく描けたのにペン入れで失敗しちゃったな……」というときはペン入れをもう一度、おなじ下描き使ってやればいいわけですよ。修正できる小さな場所ならいいけど、輪郭の線が気に入らないとか髪の毛の線失敗しちゃったとか全体的に調子悪くて線がへろへろだとか、そういうのは超がっかりするんですよ。
amazonの、同商品のレビューでは「ドットがくっきりしすぎてトレース台として使いづらい」というものもありましたけど、正直紙を乗せる分には全然問題ないです。紙にドットが透けてくることは、最高に光を強くしても、無いですね。(フィルムとかもともと透過するものを光らせるのには向いてないかも)
今回ラクガキ帳に描いた下描きを裏返しにして、135kgの厚みの上質紙を乗せて描いたため、ちょっと透けはよくなかったんですけど、ラクガキ帳に描いた絵をそのまま上にして、135kgで見づらかったら110kgの紙に変更するなど対策が取れると思います。
あと、デスクマットのような透明のソフト下敷を紙の下に敷いたので、書き味はいつもと変わらない感じ。
パソコンデスクで作業しているので、USB給電は本当に便利。コンセントの空き口がないという問題も気にならない。
商品はこれです。
Unigear LED トレース台 A4サイズ ライトテーブル 薄型5mm
っていうか今見たら、買った時より値段が下がってますね。
とはいえ1400円だったんですよ私が買った時も……十分ですよ。なんですかこの安さは。あとはすぐに壊れなければ問題なし。何回か原稿に使えれば元が取れるんじゃないか。
下敷は、共栄プラスチックの硬筆用下敷A4を敷いて使ってみました。透明度が高いし、元々お気に入りの下敷です。