「お楽しみは文房具」第16話が文具のとびらに掲載されました。
【連載マンガ】お楽しみは文房具#16「TAG文具まつりに行ってきました!」|
http://www.buntobi.com/articles/entry/series/manga/008542/
今回は「TAG文具まつり」に参加してきたおはなし。
参加というか、ここでも告知&報告しましたがトークライブをやったんですよね。
その時の話です。
16話の中で、「8話に出てきた~」と8話に言及していますので、8話も合わせてどうぞ。
【連載マンガ】お楽しみは文房具#8「思い出の文房具と再会!」|
http://www.buntobi.com/articles/entry/series/manga/007447/
毎回作画にはいろいろ工夫をしている……と言うか、漫画のスゴイところは、毎回いままで描いたことのないものを描く必要が出てくるということなんですが(描き手にとってのすごいところ(笑))
こんかいはパイプイスがそれです。
一脚ならいいけど、これたくさん並んでるんですよね……
写真のトレースとはいえ、これ全部かくの……? と途方にくれますよ。
で、厳密には「正しくない絵」になることは承知で、ささっとパイプイスを作画しようと思い立ちました。「パイプイスのブラシ化」です。
ということで、こんな感じにパイプイスをペンタブレットのストロークだけでさささーーっと書けるようにしてみました。
ほんとうは、パースも面倒だから、筆圧でパイプイスが小さくなっていくようにすれば、スーッ……と力を抜くだけで奥の方のイスが小さくなっていき、すっとパースのかかったようなイスがかけるんじゃないか!?
と思ったのですが、さすがにそうは甘くなくて、ペンの入り抜き設定で何とかなるのかもしれませんが、極端に小さなおまけのイスがつくような状態になってしまいました。そこで、ブラシとはいえスタンプのように、ぺたぺたと、たまにブラシサイズを変えながら並べていくように描きましたよ。
パースの表現は、メッシュ変形という、台形(など)に変形できる機能を使って奥行きを出しました。
毎回手抜きにならずきれいに作画できる時短方法を探して模索しながら描いていますよ!