ストリートビュー散歩56 【国境シリーズその1】ガーナからブルキナファソ

国境またいだことがない

私は海外に行ったことがないので。

日本にいると、飛行機に乗って自国の国境を出る感じじゃないですか。しかもこう……「ここから別の国かあ」っていう実感とかなさそう。飛行機で飛んでる間にいつの間にか200海里というか排他的経済水域というかを超えて、「そろそろ外洋ダゾ」って……うーん。

県境とか区境とかいろんな境目はあるけれど、国ってやっぱり違うもんね。穏やかに、「お隣同士だからビザとかややこしいことしないで行き来しようや」って国もあるだろうし、「国境付近は戦闘態勢にあるから、そっちの方角は危なくて行かれない」とか、それぞれだろう。

ストリートビューと国境

国境はいつも気になるエリアです。陸続きの国では、基本的に国境も道路でつながっていたりするので、ストリートビューが走っている国ではとなりの国の近くも観ることができます。

まだあんまり見に行ってないんですけど、気が付けば国境もチェックしています。国境は見どころですよ。私はいろんな国の「国境辺りの扱いがストリートビューではどうなっているか」を見てきました。

基本的に、ストリートビューの車で国境はまたがない

車がそのままお隣の国に突入していくということはあまりありません。いや、無いんだと思ってたけどそういう場所があったので、「基本的に、無い」と言います。

多いパターンは、
■国境の手前で撮影を終了する
■国境でUターンする(戻ってくる)
■国境に向かうだけの道は通らない
こんなかんじ。

車で行く道だから、あんまり近くにもよれないみたいで、数百メートル手前で引き返している・撮影を終えているという感じで、国境がどんな雰囲気かも見られないことが多いです。

となりの国にストリートビューがない場合など、私はストリートビューで見られる国の国境付近から、「ああ、あのゲートの向こうが○○国か。いつか見られるのかな」とジッと先を見つめていることがあります。


国境がどうだったかを紹介するシリーズやろう

せっかくだから、あちこち見てみて、「ここはこんなでしたよ~」っていうのを紹介しよう。普通にゲートがあって、だいぶ手前で引き返して……っていうんじゃない場合を中心に紹介しますよ。

今回は、ガーナからブルキナファソ。

「ブルキナファソどんなところだろうな~みたいな~でもストリートビューないんだよな~、近隣の国でもストリートビューが走ってるのはガーナしかない……」

ということで、ガーナからブルキナファソを見てみようと思って、国境付近の道路へ行きました。ガーナは広範囲にストリートビューが走っていて、国境に近い道路もいろいろ見られますよ。トーゴの近くのAflaoからトーゴは見えなかった。ちょっと手前で引き返している。海沿いの国境近くはにぎやかで、その先も面白そうなのに……トーゴのストリートビューも希望しますよ。

で、ガーナからブルキナファソへの国境……北西のHamileという町。

BYE BYE SAFE JOURNEY 

ちょっと、なんか、いいぞ!! ガーナから出ていく人に向けたご挨拶。

ああ~こういうのあっち側はどうなってるのか気になる。こういう場合、裏側には「WELCOME」的なことが書いてある可能性がある。でも裏側は見えない。

この国境は、すぐそばまで施設や住居があって、人々もいてほどほどに賑やか。荷物を運んでいるらしいトラックもどんどん来るから、大事な道路だと思いますよ。

アフリカの国境

ガーナとブルキナファソの国境は、ガーナの西側は川の向こうがブルキナファソ……というある意味わかりやすい地形に基づいたものですが、北側は基本的にピーっとラインがひかれてまっすぐに分けられている。ひとの生活ってそういう直線で分けられるものではないと思うんだけど、そう考えると国境って難しいね。言葉も人間も、そのラインでガラッと変わってしまうわけではないんだろう。


他にも「この国境面白いなあ」という場所を見つけていますので、次回以降紹介していきますよ。

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