ストリートビュー散歩90 中南米で見かける電線に巻き付いた植物!

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中南米で見かける、電線に巻き付いた植物。

もうタイトルで出落ちみたいになってますが。今回は中南米をストリートビューで見ていると見かける「電線に巻き付いた植物」を見ながら紹介しますよ。
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まず、どんなものか見ていただきましょう。

私はストリートビューを見るときもリアルで散歩してる時も、結構上の方に目線を向けて上空を見たりしているのですが、その時発見した電線にくっついた丸い物

電線についてる丸い物と言ったら、ヨーロッパをはじめとしてよく見かける「街灯」があるのですが、どうやらそれとは違うみたいなので目に留まりました。

よく見るとなんかモシャモシャしてるし、たぶんゴミかちぎれた植物(葉っぱや蔓)や何かが飛んできて絡まったんだろうな……と考えました。よくある事です。いろんなものが電線に絡んでいるのです。それはまた別の記事で書きましょうね……

でも、ボリビアあたりを見ているとよく見かけるんですよ、この電線に絡んだ丸い物体を。あるとき急に考え至りました、「これ、エアープラントじゃない?」

エアープラントにアタリをつけて検索してみたら……

電線に絡まったまま育つ植物だった

Tillandsia recurvata – Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Tillandsia_recurvata

例えばこのティランジアという種類。 「ballmoss」 などともいうようで、英語版wikipediaには電線にびっしりくっついた写真もあります。

南北アメリカでよくみられるものだそうです。北側にもあるのね。

ストリートビューでもワサワサポイントを発見できました!こんなにたくさん。飛んできて絡んで、そのままそこで成長しちゃうのかな。同じところにいっぱいつくのはどうしてだろう。まあ、条件が近いんだろうから、たくさん飛んできたりするのかもしれない。でもそれなら他の電線にもまばらについててもいいのに、集中しているのはなぜだろう。電線が新しいとかそういうこともあるかもしれないけど。

わかりづらいけど、真ん中に楽譜のような影ができているのが面白くてチェックしてしまった。音符だと「シソシソ~」みたいな場所に丸い影があって、かわいい。

プエルトリコにもあったよ

ここまではボリビアで見つけたものだったけど、プエルトリコでは もう少し低い位置の電線にくっついていたので、近づいて大きく見ることができました。

近づくと、花のための茎も伸ばしているのが分かって、ただ絡まっているわけではなくここで成長して暮らしてるんだな~ということが感じられます。

—-

メキシコで見られるエアプランツに言及した記事

電線に着生しているエアプランツ – LABRAVA [メキシコ 民芸 雑貨 インテリア 通販]
https://www.labrava.jp/mexico-note/0015.html

やはりこれも日本語で紹介したページがありましたね。

野生で、無機質なものにしがみついて頑張って生きている姿は、見る人の心を動かすのかもしれません。私そういうの大好きなんですよね……自然と人間が作ったものの融合というか共生?というか……

今回の記事はこんなところで終了にしておきたいと思います。軽めにね。

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2021/10/25 英語の勉強進捗【42】

英語学習進捗報告 兼 メモ

英語を楽しく勉強しているので、やったことを報告したりメモしたりする。
これまでの報告・メモはこちらから。


2021年10月18日~10月24日の学習時間
【527.5分】

ちょっと多めに、と意識をしたつもりだけどいちにちあたりはそんなに時間かけられなかった。でも映画を一本見たので、その分の時間を加算したら結構いい時間になった。映像強い……

今週やったこと

Duolingo、mikan、weblioテスト、youtube、アマプラ。

映画「ミッドサマー」見た

映画の感想メモはこちらに書きましたので、すでに見てて「おっ、どうだった?」って気になる方はこちらで私の話を聴いてください(?)。

【映画】ミッドサマー見た【ネタバレあり見た人向け感想・覚書】

ホラー、スリラー系ということもあって、会話のシーンが少な目だったのでリスニングには物足りないかも。でも騒がしくなくて静かに見れる方のホラーなので、落ち着いて?リスニングできそう。

訳は日本語字幕を見ながら英語の方を意識して聴いてたけど、今回はちょこちょこと「あ、この訳になるんだったらこの単語を言うかな?」と先回りして予想するというのをやってみた。「○○は避けたい」「お、避けたい、だと avoid っていうかな?」みたいな。別の表現だったり、翻訳の方に「なるほど日本語訳だとちょっとニュアンスを変えてこうしたか」など。

そんなに難しい脚本じゃなかったと思うので、わりとすんなり聞けてその辺はよかった。序盤の電話のシーンで「see you later.」って最後に言うところ、お決まりのフレーズ的には「またね……」「それじゃ、また」みたいなのかなって思うんだけど、ここの字幕が「後で会える?」になってたと思うんだよね。「お?」と気になった。話の流れや人物の心情的には「後で会える?」って聞いたとしてもおかしくないと思うんだけど、お決まりの電話を切る前のフレーズだったとしても別に悪くない。どっちかね。

Duolingoが……日本語をしゃべった!!!

まえから単語などはぽつぽつ音でしゃべってたけど、日本語の問題で文章を音声で読み上げるようになった。ちょっと英語版とキャラを合わせてきてるような話し方なのもよい。

さらに、日本語版ストーリーも出現!

私の好きな英語版の「ストーリー」が、日本語版にも出てきた!

ストーリーは同じだけど、「これはこういうお話ですか?」「このことを表す単語は何ですか?」「対応する意味の組み合わせを選んでください」っていう指示と答えが英語。ストーリーは何も考えずに読んでもすんなりわかるけど(日本語話者だから)、質問されてる内容を読み解く必要があるのでちゃんと英語力も試される。

ストーリーの最後に毎回出てくる「これはどういう単語?」って組み合わせを選んでいくものが難しかった。日本語訳ちょっと違和感があるというか、「うーん、この中で選ぶならこれか……?」って感じで判断に迷うものがある。英語版の方はそんな風に感じたことないんだけど。

ちゃんとストーリーの音声も日本語で声が出ていて、キャラクターにあわせた声にもなっていていいね。英語版でも「まぬけなストーリーだな!?」って思ってたお話、日本語で聞くと余計に「まぬけだな!!!」って思ってしまう(くちが悪くてごめんね)

だってヴィクラムがパスポートがなくなっちゃったって騒ぐ1話目、オチは「あなたがずっと手に持ってるじゃないの!」って妻のプリティに突っ込まれるって話なんだけど、なんじゃそりゃ!って思うでしょ。(笑)でも英語で聴いてる分には「そういうもんか」って思えたんだけど……日本語で言われるとばかばかしさが強調される気がしてしまう。これが慣れた言語か。

 

また締め切りウイークなのでちょっと控えめになるかもな。でもなんか新しいことやりたい。ちょっと最近やること見失ってきたし。

 


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【映画】ミッドサマー見た【ネタバレあり見た人向け感想・覚書】

ミッドサマー

amazonプライムビデオの見放題対象になったので「ミッドサマー」見た。

ミッドサマー
https://amzn.to/30M22Nd

【ネタバレあり・見た人向け感想・覚書】

見た人向けなのであらすじをまとめて書いたりはしません。

ネタバレ感想だけどそれでいいかなって思う。ネタバレってあらすじを書くよって事じゃないし、まだ見てない人は見てからここの感想を読んだほうがわかりますよ。見てないで感想だけ読んでも何のことやらでしょ。

あといつもながらとっ散らかっています。ほぼ自分用メモ。


amazonレビューでは、低評価のひとは「ヒロインが精神的に不安定すぎてイライラする」って人が多いけど、わたしは良かったと思うな。ホラーとかスリラーとかって、なんか陽キャのパーティーが行っちゃいけないところに突っ込んでって「あーあ、ほらね、」って感じになるイメージがあって(具体的にどの映画で見たかは思い出せないのだが……)、そうじゃないところが新鮮だった。

でも、つらいことが続いたし、彼ともうまくやりたいからって、あんまり歓迎されてない旅行にくっついていくのはなかなか無神経というか……普通気が付きそうじゃない?「彼はいいとしても、友達になんかウザがられてるな」みたいなの。

ヒロイン・ダニーが味わった冒頭の不幸は、「どこか遠くに行って気分転換したい」「これ以上人間関係で別れを味わいたくない」っていう気持ちになって旅行に行っちゃう動機としてはわかるなーっと思った。

途中で何度も家族の死がフラッシュバックするのもわかるし、彼氏のクリスが「いまダニーに別れ話するのはまずくね?」みたいな気持ちになって、もう気持ちは離れてるのに切り出せないのもわかる。

友人・マークはチャラくて悪事ばっかり頭の中にある感じの青年だけど、クリスに言った言葉とかでダニーとの関係がどんな感じなのか、ダニーがどんな女の子なのかちょっとキャラがわかるような気がした。マークがチャラいので相対的にクリスはまだ誠実な方かな?とちょっと思ったりする。でもクリスはとにかく優柔不断なので、ヒーローにはなれないよねという感じ。


友人の地元の珍しい祭りに招待されて行ってみたらあまりに文化が違いすぎてショックを受けるよそ者たち。

話が逸れますが、中南米の文化の話を聞いた時に、「今の我々の価値観や宗教感で、他の土地の文化を残酷だとか野蛮だとか断じてはいけないだろう」という解説もあって、生贄や死者の弔い方が「私たちの文化と違う」からと言って残酷で下品なわけではないとはわたしも思っているんですよ。

でもショックはショックだよね……前もって解説があったらよかったのかな。でももう「よそ者」たちは「よそ者」としてまつりの儀式に巻き込まれており、見学者とか傍観者じゃなくて「参加者」になってたわけだからね。本人たちはそうは思ってなかったと思うけど。


映像は(たぶんあえて)チープだったけど、視聴してる私にとってもショックだったなあ。いま私だいぶ安定してるしいろいろ平気で太いタイプなので「あーらら」ぐらいの感想で大丈夫だけど、ヤバイ時に見てたらヤバかったな。ショックな映像とか展開の物語を見たときは、最後まで見た方が私の場合は精神の安定に良い。だってショックだったからってそこで止めたらその件が全く解決しないじゃん……


最初の儀式は土着の宗教っぽくて凄いなあって思ったけど、その後の儀式の数々はちょっと宗教としての説得力が薄れてきて、グロさに振ったような気がしちゃうな。

「とにかく理解できない、野蛮なことを文化だと言ってやってる人たちです」って感じがちょっとあるというか……

あと「神」的な存在は描写されてないね。その辺気になる。日本人としてはいろんな宗教の神の考え方になんとなく理解を寄せられるが(本質的に、物心ついてからずっと「絶対」と信じているという気持ちについては100%理解できないと思うけど)もともと自分の中に宗教を持っている人は、他の宗教の「神」をどうやって描くんだろう?その辺の研究もありそうですね。ちょっと調べてみるかなあ。

 

クリスに救いは無かったね。っていうか結構無理やりあんなことやらされて、男女が逆だったらあんまりにも悲惨なのに、やっぱ男性だと主体性が男性にあると言われちゃうのかな。薬をかがされてって状況だともう自分の意思じゃなくて、「無理やり」と変わらないと思う。だからその点を最後にダニーに「許されなかった」としたらかわいそうだ。それだけじゃないと思うけど。

特に、もともと文化人類学を研究したいと思ってこの村に来たジョシュという友人がいながら、クリスまで「この村のこと論文に書きたいな~」とか言い出すのは、ジョシュがむかついたり焦ったりする気持ちがよくわかった。もしかしたらジョシュに一番共感したかもしれない。だってクリスひどいよ。ここまで別に興味なくただついてきただけっぽいのに、急にやる気出た感じでジョシュと同じテーマで、同じように見たもののことを論文に書いて提出しよう!協力して!とか、ジョシュが「ハア!?テーマ見つけるところから俺がどんなに苦労してると思ってんだよ」って思うのは当たり前だし、焦って独自の資料を入手しようとしてしまう気持ちもわかる……クリスはそういう、神経質に見えて無神経なタイプなんだろうなあ。ダニーも今まで傷ついていそう。最初の電話でも「君は妹を甘やかしすぎだ」みたいな的外れなアドバイスしてくるし。

ということで、ジョシュ以外にはあんまり「ひどい目にあって、かわいそう」って気にならないんだよね。ジョシュについては「研究対象を誤ったね……」という同情の念が浮かびます。

みんなをこの村へ招待した留学生・ペレは「個が薄い村」の中で唯一識別できる登場人物だが、それでも自分のことを「個人ではなく、この村の一員、みんなの一部」と思っているテイで接してくる善意と笑顔が恐怖でよかった。彼が言う「両親は炎に包まれて死んだ」は例の儀式と関係があるのかな……

ダニーのつらい経験や悩みは、ダニーが「個人」すぎるから起きてるとも言えなくはない。だから村の一員として、「みんな」の中に溶け込むのが最良だったかもしれないね。そう考えると救済だな。

なんどか途中で出てくる、感情の高ぶりによる叫びを「アーッ!!」っとみんなで真似して叫び続けるのはよかった。つまり「強制的な共感」だよね。反応を同じようにオウム返しにすることによって、たぶん最初は共感できない感情も、叫びを返していくうちにだんだんすり合っていくし、返されてるうちに薄れて環境の中に充満して取り込まれるというか……説明が難しいのですが、それぞれの考えにかかわらず同じ反応を返すというのは強制的に一体感を得るためのひとつの方法だと思うのです。 みんなでおなじ言葉を唱える、同じ歌を歌う、同じ動作で踊る、これらは一体感を得る手っ取り早い方法で、そこで洗脳したり考えを誘導したりすることは容易になると思うのです。だから誰かに「そうされたとき」は要注意ですよ。深く伝わり、つながったという錯覚が生まれやすいと思うので。


感想まとめ

ホルガ村の人々に「個人」がないかんじの描写だったのが良かった。留学生で元々友人だったペレ以外の人は名前も立場もよくわからないまま話が進むが、そこがいいと思う。個人との触れ合いがあったら、そこでのやり取りで村を脱出したり、思惑があったりという展開がありそうだけどそんなことは無いし、「一人の指導者が権力でしたがわせている儀式」じゃないところが、逆に「逃れられない・突破口がない」という恐怖の演出になっていたと思う。こういう大きな渦に巻き込まれたら逃げられない。

宗教・文化のズレの恐怖っていう点では、もう少しリアリティがあったら怖かったかもなあ。最近amazonプライムでドキュメンタリーカルト集団と過激な信仰を見ていたためか、実在する理不尽で逃れられず流されて後悔したりトラウマを抱えた人たちの話と比べると、ちょっと違和感がある。まあ事実は「事実だ」っていうだけで怖いし不安にさせるので、物語と比べてはいけないといつも思ってるんだけど、だからこそ、物語だからこそ事実をとびぬけた怖さを生み出せると思ってるから、「もう少し」を期待してしまう。

 

なんだかんだ言いながら、映画を見た後に調べてしまったアレコレはこんな感じ。

Ättestupa – Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/%C3%84ttestupa

棄老 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%84%E8%80%81

ペイガニズム – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0

Paganism – Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Paganism

2021/10/18 英語の勉強進捗【41】

英語学習進捗報告 兼 メモ

英語を楽しく勉強しているので、やったことを報告したりメモしたりする。
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2021年10月11日~10月17日の学習時間
【297分】

うわああああああ~~~~すくない~~~

同人誌の締め切りに向けて頑張ってました。その分 英語は全然時間を取れませんでした。特に映像系は「見てる時間ないな」と見なくなっちゃうので、そうすると一気に時間が取れなくなる。日々アプリの連続記録を途絶えさせないようにちょっとやるぐらいが精一杯でした。

今週やったこと

Duolingo、mikanのおかげでなんとか0分という日はないまま過ごせている。

Duolingo、いま日本語の勉強の方でレッスン「Transit」がクリアできなくて詰まってる。日本語を勉強するモードのはずなのに……やっぱり逆に「英語で日本語を勉強する」のって大変で、やりがいがありますよ。英語学習のDuolingoをとりあえず一通りやった人とか、なにか変化が欲しいな~って人にはおススメ。最初の「ひらがな、カタカナ」あたりはだるいけど、日本語の文章の意味を英語で答えるのとかほんと手ごたえある。英語学習の方では出てこなかった文章ばっかりなんだもん。

なんの前触れもなく漢字が出てくるので、日本語が母国語だから違和感なくスイスイ答えちゃうけど、これ本当に日本語を勉強してる人にはいきなり難しくないか?と思う。あと、熟語に「存在しない熟語」を形が似てるからってだけで出してくるのやめてほしい。そんな漢字の組み合わせの言葉ないのに、絵合わせじゃないんだぞ漢字は。英語の方でも「どのつづりが正しいか?めちゃくちゃな文字列も含まれてるよww」ってのやったか?ないな?ないだろ?じゃあ日本語でも駄目だとおもうよ。

weblioで成長を見る

weblioの語彙力テストも結構やってます。

一番スタンダードなテストも回数は150回を超えました。

右の方が最近の成績なんですけど、どうです。だんだん緑の部分が濃くなってる気がしませんか。芝が伸びてるというか。

英語の語彙力の測定テスト~英単語のボキャブラリーレベル計測試験~ – Weblio
https://uwl.weblio.jp/vocab-index

基本的には4択から選ぶんですけど、この単語テストのmikanと違ってややこしいところは、「この中にない」という5番目の選択肢がある事なんですよ……!

「絶対4つの中に答えがある」という状態と、「どれでもないかもしれない」って言うのはこんなに違うんだなと。

で、また、「ちょっとイメージと違うな……」って言うのが正解だったりもするので「こういうニュアンスでも使うのかもしれない」とも考えなくちゃいけないのと、似てるけどそれが正解じゃなくて「この中にない」だったんだな~っていう時もあって、もうほんとややこしいです。

先週書きそびれたこと

「矢作とアイクの英会話」で話していたことなんですが。

「よく、言葉を覚えたければ現地で恋人を作ると良いといいますよね」という話題がでて、でもアイク氏が「でも、それだと異性の言葉遣いを覚えてしまいますよ」とちょっと難を示したんですよ。

「英語にも女性っぽいしゃべり方、男性っぽいしゃべり方がある」という話で。

単語とか文章には性別が現れることが少ないのかもしれないけど、言い回しや言葉のチョイスに男性らしさとか女性らしさが出ちゃうんだろうな。

犬のしつけとかは、女性と男性・もしくは年代や個人によって大幅にかわる日本語ではなく、英語でしつけたりとかがあるじゃないですか。「Stop!」みたいなの。日本語だと「すとっぷ、すとっぷ、」「とまって~」「まって?」「とまれ!」みたいに揺らぎが多いというか、これもどれかに統一すればいい話なんですが、日本語だととっさに出ちゃうぶん毎回微妙に違いそう。英語ぐらいの距離感のある言葉だったら、呪文のように唱えられるからしつけには揺らぎが無くて良いよね。

確かに、日本語を勉強したい人が日本の人と付き合ってそのまんまのことばを生活から覚えた場合、 相手の人の話し方によって乱暴な言葉遣いになったり丁寧な言葉遣いになったりっていう違いが出そうだなと思いました。ちゃんと勉強を並行して、「これはこういう立場でこういう人が使う言葉だな」というのも学んでいった方がいいと。

そういえば、アニメから日本語を覚えたという人も「アニメから言葉を覚えると役割語に惑わされるという懸念がありますが」と言っていた。惑わされるというか、思いこんじゃうというか……「役割語」というのは、「ちょっと!そんなのって、ひどいわ!よしなさいよ!」みたいな、現実には女性だからってそんなしゃべり方しないのに、アニメなどで女性性が強調された結果に出る言葉。おじいちゃんキャラの「わしの記憶が確かならば、あの場所にあったはずなんじゃが……」みたいなのとか。確かに、「何歳になったらそのしゃべり方になるんだ?」と思っていた……「ゆるしてあげてもよくてよ。わたくしのクツをお舐めあそばしっ!」とか……まあ……

(余談:英語と関係なく、役割語みたいなのは気になっていて、日本国外の女性のしゃべった言葉を妙に「~~だわ。」「~~って思うの」みたいに翻訳して吹き替えたりテロップ出すのって嫌だなあと思っている……フィクションならまだいいけど、現実のインタビューだとちょっと気になる。)

英語にもやっぱり、そこまでではなくても「○○な人が使いがちな言葉遣い」ってのはあるんだろうなと。ストリートで飛び交う言葉と、ビジネスのシーンで話される言葉も違うだろうしな。

究極はそういう「シチュエーションによって違う会話のトーン」も使い分けられるぐらいになったらいいですよね……

今週はちょっとがんばっとくぞ。また最終週も忙しいから。


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ストリートビュー散歩89 ボリビアで見つけた、電柱にぶら下がってる人形について調べてみたら……

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ボリビアでいろいろ見て回っていて、いくつかまとめたい発見があったんですけど、まずはこちらから。

ボリビアのストリートビューで見かける人形

人形かな?

人の実物大ぐらいです。なぜなら素材が普通の「人間の服」なので。こういう感じで電柱に括り付けられています。

ちょっと……怖いかんじだけど、結構あちこちにぶら下がっているので「たぶん、この地域の行事だな。魔除けとか健康祈願とかそういう意味合いかもしれない」ととりあえず仮説を考えました。(日本人らしい発想)

街や家に、その地域独特の飾りやお祭りなど行事の痕跡が残っていることはよくあります。たぶんそういうものだろうと。

高い位置に。

靴も履いている。

とりあえずネットで検索してみた。

大体のことはネットで検索すると出てくる。

今どき、どこの国でも日本人が訪れていて、わたしがストリートビューで見つけるものぐらいのことは誰かが言及しているのですよ。 ゴミ箱の話はちょっと調べるのに苦労したけど……あんまりにも「そこでは当たり前」「ちょっとだけ変わってて、興味がある」ぐらいの話だと、空気の話より気にならなくなるのかもしれません。「その場所の空気について」の方がまだ話題になるかもしれない。

で、調べてみた結果人形がなんなのかはすぐにわかりました。

人形はちょっと怖い意味の「街角サイン」だった。

 

Rag dolls, not cops: Lynching mobs in Bolivia leave behind stuffed faces — RT World News
https://www.rt.com/news/bolivia-lynching-rag-dolls-524/

ボリビアでは警察が機能していない場所が多く、町では市民が自警団を作って、犯罪者を「私刑」に処していると。

この人形は「そこでそういうことがあった」という、犯罪者に向けた警告、または指名手配らしいのです。

街角に犯罪者の指名手配人形、住民による私刑が増加 南米ボリビア 写真14枚 ファッション ニュースならMODE PRESS powered by AFPBB News
https://www.afpbb.com/articles/modepress/2688441?pid=

↑こちらでも人形の写真が掲載されている。

The hanging effigies of Bolivia – Notes from Camelid Country
https://notesfromcamelidcountry.net/2012/10/28/the-hanging-effigies-of-bolivia/

↑も一つ記事を。写真多めでわかりやすい、そしてこうやって見ると怖さがすごい。犯罪者に向けた警告だとわかっていても、やっぱり怖いな。住民は警察を信用していないと書かれていた。私刑じゃなく、腐敗した警察でもなくきちんと法律で取り締まれるのが一番いいとは思うのだけど……

日本にはねぇだろ③ ボリビア色々|宍戸誠|note
https://note.com/shishido_m/n/n042a3c0b503c

日本の方の、日本語で書かれたボリビア紹介記事でも言及されていました。


今回の場合は言及記事が多かったのですぐにたどり着けました。たぶん最初のキーワードは「Bolivia hang doll」みたいに、ぶら下がってる人形。という特徴から容易にたどり着けます。あとは記事内の単語などを使って辿って行けば続々情報は出てくるといった感じです。

 

それにしても、最初は人形の近くの窓にもヒト型があったから「やっぱり何かのおまじないか、行事だな!」って思ったのにな。

窓に小さい人形が飾ってあるでしょ?

ここも向かい側の左右の電柱に、洋服で作った人形がぶら下がってるんだけど……

 

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