いままでのストリートビュー散歩シリーズの記事はこちらから。
ストリートビュー散歩 索引ページ(記事一覧) (地域別一覧)
(記事の埋め込み地図・写真は記事を書いた当時・もしくは表記のチェック時のものです。Googleのデータ差し替えなどによって別の場所が表示されることがあります。ご了承ください)
※埋め込みMapが黒く表示された場合はページをリロードしてみてください。
ボリビアでいろいろ見て回っていて、いくつかまとめたい発見があったんですけど、まずはこちらから。
ボリビアのストリートビューで見かける人形
人形かな?
人の実物大ぐらいです。なぜなら素材が普通の「人間の服」なので。こういう感じで電柱に括り付けられています。
ちょっと……怖いかんじだけど、結構あちこちにぶら下がっているので「たぶん、この地域の行事だな。魔除けとか健康祈願とかそういう意味合いかもしれない」ととりあえず仮説を考えました。(日本人らしい発想)
街や家に、その地域独特の飾りやお祭りなど行事の痕跡が残っていることはよくあります。たぶんそういうものだろうと。
高い位置に。
靴も履いている。
とりあえずネットで検索してみた。
大体のことはネットで検索すると出てくる。
今どき、どこの国でも日本人が訪れていて、わたしがストリートビューで見つけるものぐらいのことは誰かが言及しているのですよ。 ゴミ箱の話はちょっと調べるのに苦労したけど……あんまりにも「そこでは当たり前」「ちょっとだけ変わってて、興味がある」ぐらいの話だと、空気の話より気にならなくなるのかもしれません。「その場所の空気について」の方がまだ話題になるかもしれない。
で、調べてみた結果人形がなんなのかはすぐにわかりました。
人形はちょっと怖い意味の「街角サイン」だった。
Rag dolls, not cops: Lynching mobs in Bolivia leave behind stuffed faces — RT World News
https://www.rt.com/news/bolivia-lynching-rag-dolls-524/
ボリビアでは警察が機能していない場所が多く、町では市民が自警団を作って、犯罪者を「私刑」に処していると。
この人形は「そこでそういうことがあった」という、犯罪者に向けた警告、または指名手配らしいのです。
街角に犯罪者の指名手配人形、住民による私刑が増加 南米ボリビア 写真14枚 ファッション ニュースならMODE PRESS powered by AFPBB News
https://www.afpbb.com/articles/modepress/2688441?pid=
↑こちらでも人形の写真が掲載されている。
The hanging effigies of Bolivia – Notes from Camelid Country
https://notesfromcamelidcountry.net/2012/10/28/the-hanging-effigies-of-bolivia/
↑も一つ記事を。写真多めでわかりやすい、そしてこうやって見ると怖さがすごい。犯罪者に向けた警告だとわかっていても、やっぱり怖いな。住民は警察を信用していないと書かれていた。私刑じゃなく、腐敗した警察でもなくきちんと法律で取り締まれるのが一番いいとは思うのだけど……
日本にはねぇだろ③ ボリビア色々|宍戸誠|note
https://note.com/shishido_m/n/n042a3c0b503c
日本の方の、日本語で書かれたボリビア紹介記事でも言及されていました。
今回の場合は言及記事が多かったのですぐにたどり着けました。たぶん最初のキーワードは「Bolivia hang doll」みたいに、ぶら下がってる人形。という特徴から容易にたどり着けます。あとは記事内の単語などを使って辿って行けば続々情報は出てくるといった感じです。
それにしても、最初は人形の近くの窓にもヒト型があったから「やっぱり何かのおまじないか、行事だな!」って思ったのにな。
窓に小さい人形が飾ってあるでしょ?
ここも向かい側の左右の電柱に、洋服で作った人形がぶら下がってるんだけど……
いままでのストリートビュー散歩シリーズの記事はこちらから。
ストリートビュー散歩 索引ページ(記事一覧) (地域別一覧)
(記事の埋め込み地図・写真は記事を書いた当時・もしくは表記のチェック時のものです。Googleのデータ差し替えなどによって別の場所が表示されることがあります。ご了承ください)
※埋め込みMapが黒く表示された場合はページをリロードしてみてください。