2022/06/20 英語の勉強進捗【76】

英語学習進捗報告 兼 メモ

英語を楽しく勉強しているので、やったことを報告したりメモしたりする。
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2022年6月13日~6月19日の学習時間
【344.5分】

あんまりできなかった。映像もほとんど見れてないし……

今週やったこと

Duolingoとmikan。

Duolingoはダイヤモンドリーグに先週上がったんだけど、残留できなかった。リーグの30人中25位以内ぐらいだったら残留できるのに、それ以下だったということ……

日曜日の19時ぐらいがタイムリミットなので、17時半ぐらいからちょっとDuolingoやってみた。点数が離れてたからもう無理だろうなとちょっと思いつつ、でももしかしたらあと2人抜けるかも?と期待して。

でも18時過ぎに猛烈に眠くなってきた。Duolingoやってると眠くなる。

今寝たら確実にリーグ残留は無理だ。寝てはいけないが座ってられない。横になろう……横になってDuolingoをやればいいのだ……

……できませんでした……いややってたんだけど、強烈に眠くなって、へんな回答を入力し、でも寝ちゃいけないと無理やり起きて、変な回答が入力され……と全くDuolingoもできなければ寝ることもできないという大変中途半端な状態になってしまいました。

mikanは100日連続を再び達成。前は300日以上になってたので、それを途切れさせちゃってから何度目かの挑戦でいまは100日続いているのでした。


今週はなにか映像でも見たいなあ。

 


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2022/06/17 英語の勉強進捗【75】

英語学習進捗報告 兼 メモ

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2022年6月6日~6月12日の学習時間
【501分】

時間的にはそこそこのタイムを出している気がする。

今週やったこと

Duolingoとmikan。

あと映像、Youtubeでいろいろ見ていた。

短いもので、David Lynch’s Weather Report という1分ほどの動画を半年ほどちょこちょこ見ている。

映画監督のデヴィッド・リンチ氏が今日の天気をお知らせしながら、おすすめの曲?を教えてくれたりして1分ぐらいしゃべっている。

なんかすごいことだよな……これ毎日続けていらっしゃる。ぶれない。

2月のとある日だけ、プーチン大統領に向けたメッセージを一緒に話したけどそのほかはだいたい天気を淡々と、そして良い日を!としめる。

あと、いっしょに「今日のナンバー」も投稿されている。

これも淡々と「今日の番号はなにかな~ボールは10個あって、1から10までだよ。  今日は……〇!」って数字の書いてあるピンポン玉を見せるだけ。

デヴィッドリンチ氏がやってるということはこれが後々何かになる仕掛けとかがあるのか……?と考えてしまうが……ただやってるだけだとしてもなかなかの狂気(?)。

あんまり新しいことできなかったけど、また探そう。映像も見たことないものと、もう見たことあるものを見返そう。結構成長が感じられそうな予感はある!

 


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ストリートビュー散歩102 ブルガリアの街じゅうにある死亡広告

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動画でもストリートビュー散歩しながら解説しています。そちらもよければどうぞ。雑談もいろいろ混じっています。

ブルガリアのストリートビュー

ここのところ、ブルガリアのストリートビューをよく見ていた。

戦争の関係もあって、どこがどんな位置関係で、どういう場所があるかが気になったから。ブルガリアは黒海沿岸国でもあるんだよね。

特に考えず、内陸の大きすぎない都市で人々の暮らしを見てみよう……とてくてく歩いているうちに、あるものに気が付いた。

入口に、黒いリボンと紙。

「黒いリボン」という段階で、ちょっと「喪中をあらわすサインなのかも?」と予想した。ただ、この時点ではよくわかっていない。あと、結局今もまだリボンのことは調べていない……興味が紙のほうに移っちゃって。

黒いリボンはあちこちに見られた

Google ストリートビューより
Google ストリートビューより

そして、そこには必ず白い紙に何か写真と文章が印刷して貼られていて、むしろ「黒いリボンはないが、紙は貼ってある」ところをよく見かけることに気づいた。

お知らせの紙
Googleストリートビューより

複数枚貼ってあるときもあるし、家の前じゃなくて木に貼られていることもある。

写真付きだから、人探しかな?求人?などいろいろ考えたけどとりあえず保留していた。

テレビ番組でも見かけて、とうとう気になった

BS朝日の番組でお気に入りの、「迷宮グルメ異郷の駅前食堂」というヒロシさんが海外の駅前食堂を探して散歩する番組を見ていたら、ちょうどブルガリアの回の再放送で「もう前に見たことがある回だな……」と思ったのに、見直して初めて「ヒロシさんが立ち寄ったカフェのドアにも、あの紙が貼ってある!」ことに気が付いた。

結局、この紙はなんなんだ!やっぱり本当に貼ってあるんだ!!

と、ネットで検索を始めた。

まずブルガリア語で「ポスター」「Постер」と検索してみる。まあ、出ない。じゃあポスターじゃないんだなということで、いくつか考えてみるけど……

実際のところ、自分たちの文化って自分たちでは気づいていないことが多く、ブルガリア語では言及されてないかもしれない、海外からの視点で解説されてるほうがチャンスがあるかもな?と、「Bulgaria poster」で検索。探してるものの姿がわかっている場合、画像検索で探せば「それがどういう名前で呼ばれているか」を手っ取り早く知ることができる。

そしたら、Redditでドンピシャの話題をしている人がいた!

 In Bulgaria we have this Christian custom to put up posters of recently passed people, or for commemorating them, on their house/apartment doors, or sometimes even around the whole block : europe
https://www.reddit.com/r/europe/comments/qdegz2/in_bulgaria_we_have_this_christian_custom_to_put/

こういうのは「Death notice」であり、亡くなった人のことを知らせるための貼り紙だと。

ブルガリアだけでなく、ほかにもこういう風習のある国はある……と書き込んでいる人もいたので、名前を挙げられていた国のストリートビューをちらっと見返してみたけど、すぐには見つからなかった。ブルガリアだとすぐに見つけられるから、やはりブルガリアに多いものの様子。

Death Notice を調べてみる

.ukドメインで「作ります」という広告をよく見かけるような気がする。ということは、この紙自体はブルガリア特有のものではないようだ。ただ、外に貼ってないということなのかもしれない。

また、Death notice 一覧のwebサイトもたくさんあることを知った。「何年何月何日、どこどこに住むA氏が何歳で亡くなった。」という、いわゆる……新聞の「お悔み欄」みたいなののweb版だ。お悔み欄と考えたらちょっと納得がいった。その「死亡広告を作成しますよ」というのがUKドメインで紹介されてるサービスなのかもしれない。

ブルガリアではとにかく、屋外のあちこちに掲示されているところがほかにあまりない特徴のようだ。

こうやって、掲示板にいっぱい貼っているところもあるようだ。

亡くなったという告知だけではないそう

さらに、「Memorial notice」というものも存在するそう。(ブルガリアにもあるかはわからない) Google画像検索→Memorial notice

こちらは、亡くなってから数か月、1年、数年など節目に改めて作られるものだそうで、そう考えるとたくさん貼られているのもわかる。これが全員最近亡くなった人だと考えるとちょっと怖くなってくるが、中には亡くなってから数年たった人を思い出すためのものも混ざってると思うとなんとなく安心する。本当のところはわからないが……

「これはブルガリアの慣習」なのは間違いないみたい

英語版wikipediaで「死亡広告」(Obituary)のページを見ると「ブルガリアの伝統的な Street Obituary notes」と、街角にたくさん貼られている様子が紹介されている。

ObituariesontheWall
ObituariesontheWall 英語版Wikipediaより

Obituary – Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Obituary

写真付きで言及するぐらいだから本当にそうなんだろう。

ブルガリアに旅行した人のブログでも言及されていた。

Srebarna Nature Reserve – I am a traveler … a smiley one
https://smileytraveler.com/srebarna-nature-reserve/


ついでに、日本語版wikipediaの「死亡広告」のページも見てみた。

死亡広告 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%BB%E4%BA%A1%E5%BA%83%E5%91%8A

著名人の死亡を知らせる記事ではなく、一般人(もしくは何かの役職のある人物など)の死去を知らせる広告がそれにあたると。

wikipediaの記事によれば、沖縄は日本の中では少し特別で、一般人が活用していて、それをチェックすることも習慣になっていて、それで知ってお葬式に参列すると。

そういえば沖縄は結婚式も、やっているのを見かけたら参列していいような話も聞くし、お葬式もそういうことなのかもしれない。

私の育ちの地・長野の町でも、オフトーク・有線放送と呼ばれた町内放送でお悔みは必ず告知されていた。誰が亡くなって、喪主はだれで、葬式はいつどこで行われて、お焼香が何時からか、方式はどうなのか。

日本でもブルガリア方式だったらどんな風景だろうか?

……などと想像してみる。私に読める、理解できる文字で書かれた亡くなった人の歴史、遺族の思いなどを街じゅうで日常的に見かけることになるのか。なんか死生観がすごく変わりそうだ。

動画でも解説しています。

実際に、行き当たりばったりにブルガリアの町をストリートビュー散歩しながら解説する動画を作りました。だいたいこの記事と同じようなことをしゃべってますけど。実際にどういう感じで街に溶け込んでいるのかを見たい方はぜひ参考にしてみてください。

 

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2022/06/07 英語の勉強進捗【74】

英語学習進捗報告 兼 メモ

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2022年5月30日~6月5日の学習時間
【588.5分】

結構映像を見たぞ~と思ったけど、終わってみたら大して時間かけてなかった。あれー。

5月の総学習時間は2094分。そこそこやれたかんじ。

今週やったこと

Duolingoは550日連続を達成したけど、特にボーナスなかった。50日ごとじゃなくて100日ごとになったのかも、、まあいいけど。

英語モードのゲームとして、「無限カルタ」っていうのが最近出てきた。いっぱい単語が英語と日本語で出てくるので、同じ意味のものを組み合わせるという遊び。制限時間もあって、それ以内にできないと点数もらえないけどもらえると大きい。

ただミスするとすごく時間をロスしてしまうので、結構神経使うのであんまり何度もやるとおかしくなりそう。たいして勉強にもなってない気がする。

今週こそ、黒曜石リーグを抜けてダイヤモンドリーグに上がれるようにがんばろうかな?

映画「ホテル・ムンバイ」観た

映画「ホテル・ムンバイ」観た。

見る予定も前情報も何もなかった。なんか見よう、ウォッチリストから……とアマプラにアクセスしたら、「今日までで終了」と書かれていたので「あ!あのホテルムンバイが。急いで見よう」と見始めたけど、クリックして最初の1分以内に「私が見たいなって思ってたの”ホテルルワンダ”だわ……ムンバイ、インドじゃん」って気づいた。でもまーいいかと思ってそのまま見た。

たくさんひとがしぬ映画だった……実際にあった事件(ムンバイ同時多発テロ)をもとにして、結構忠実に出来事を再現しながら作られているらしい。それだけにつらい。メインの人たちに起こるドラマは本当にあったことなのかわからないけど、実際にたくさんの人がこのホテルで亡くなったり、従業員の気転や努力で抜け出せたりということがあったようだ。

何気に主演のデヴ・パテルの映画はこれで3本目、そんなに主演男優が同じだったことほかにないかも。私が見た映画に最多出演の俳優かも。シャールト・コプリーも同じく3本かな(主演じゃないのと顔が出てこないのが入ってるが……)。日本だとリリーフランキー氏がほんとあちこちに出てて、アレーここにもでてきた……という感じで(でもだいたいスタッフロールで名前を見つけて「誰役だった!?」ってびっくりする)、一番映画で見てるかもな。いや市川雷蔵かな。まあ日本の映画のことはとりあえず置いておこう。

「ホテル・ムンバイ」は本当に、ひとをころそうとおもって強い意志をもってやってきて、それが正義だと思っている犯人が悪を打つつもりでさつりくしていくので、容赦なく「見つかったら・用が済んだら」ころされていく。だから誰がどこでしんでしまうかわからなくてかなり神経すり減った。ひとの生き死にを考えるのは好き(?)なんだけど、そういうドキっとするものはけっこう苦手なの。直接的になにかがふっとんだりってことはなくて、物陰になったり、カメラから外れたりしてうつされないところは良かったかも……別にそれが見たいわけではないので……

英語の勉強になったかというと、結構なるかも。アフリカの映画と同じで、英語圏が舞台じゃない映画ってはっきり聞き取れる英語をしゃべってくれる感じがあって、リスニング初心者にはうれしい。正しさという点では、英米で伝わる英語を知りたい場合にはちょっと点数が下がるのかも?でも「ああ、何を言ってるか結構聞けるぞ」っていうのは学習者にとっては喜びであるよ。

あと、アラビア語かウルドゥー語か……現地の言葉とか……英語じゃない言葉もいっぱい飛び交うので、時間の中で英語を聞けるシーンは少なめという感じもある。

最初のほうで、VIPの宿泊客へのおもてなしを準備するホテルスタッフの偉い人が

「おい!なんだそのベビー服は!ピンクじゃないか、お子さんは男の子だぞ、男の子はブルーだろ!ブルーをよういするんだ!」的なことをいうシーンがあって、

えー、インドでも男の子はブルー、ピンクはおかしい!っていうのあるんだなあ?と思ったりしました。

ほかに聞き取った英語メモから。

You need to leave. (帰れ)

Guest is GOD. (お客様は神様)

Will try. (頑張ってみるよ)

 


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ドラえもん2巻 全話感想

ドラえもん読み返し2022

★全巻一覧はこちら ドラえもん読み返すぞ2022

だらだらと、思いついたことや思い出などを書いていたらものすごく膨大になってきてしまった。でも、こんなことなかなかしないだろうからそれでいいや。長くなってもいいので思い出したこと思いついたこと、感じたこと全部メモっていく。

【てんとう虫コミックス2巻】

サブタイトル

テストにアンキパン

先日(2022年の話)とてもいい話を聞いた。日本語学習をされた方が、「ドラえもんといえばアンキパンのお話にとても思い入れがあります、教科書に載っていて、初めて日本語で読めたマンガだったから」とおっしゃっていた。

「いい話でうれしいです、”暗記”とか勉強にかかわる言葉が出てくるから選ばれてるんですかね?」って話してみたら「そうかも!」と話が弾みました。ドラえもんありがとう。なんか、こういう風にいつでも私の周りにあってくれて助けになってくれて楽しい話ができるんだよね。

さてさて、感想。

初期らしい、ドタバタして無茶苦茶なギャグも織り交ぜた楽しい話で好き。だいたい好きなんだけど。「このせん風機で……。学校をふきとばせば、テストがない。」っていう、この落語的な無茶苦茶な理論を言い始めるドラえもん好きなんだよなあ。「ここ面白いところだよ」っていう押しつけがなくて、あくまで本人は淡々と・突っ込み役ののび太の慌てっぷりに笑えちゃうところがいい。

アンキパンで覚える内容が計算問題なのが、大人になってから気になってる。国語と算数のテストがいっぺんにあるんだから、国語のほうに使ったほうがよさそう。私も漢字が苦手だったから、漢字を覚えるのに使いたいなあ。

「はなをかむとき、ちり紙がなくて……」でノート(教科書?)を破っちゃうのび太、結構上品だな。手鼻とかしないんだ(下品)。

調子に乗ってしっぺ返しにあうのはいつものことか。やっぱアンキパン使うのは嫌かもなあ。あと、覚えてることを「アンキパン」使って覚えなおして、トイレに流しちゃったら忘れちゃうのかな?

母の日の出来事だということも改めて読んで気づくなど。

ロボ子が愛してる

ピーナツをほおり投げて食べるのが得意なことが明かされる。地味な特技でとてもいい。「わたしもじょうだんのつもりだったのよ。でも、せっかく野比さんがきたんだから。」と友達を招集して「おじょうず。」と距離感のあるほめ方をする女子たち、さりげなく笑ってドラえもんにそのことを報告するのび太……

そして登場する、ロボットだとわかっててもなお魅力的なロボ子!

かわいいなあ、私、パー子とかU子さんとか、A先生の作だけど怪物くんの怪子ちゃんとかすごく好きなんですよね。ちからもちで強いけどどこか上品で、でもやっぱ荒っぽい感じの。

ジャイアンとスネ夫の「素敵な子と一緒にいるのがうらやましくて石を投げる」って行動がひどすぎて(笑)あぶなすぎる。

ドラえもんの女装回でもあるんだな。お化粧、カツラなどで女装する回ほかにもあるもんな。そういえばそれもギャグになってるわけだけど、あんまりそこで「変なの~!」と笑ったことはない気がするな。女装したドラえもんに慰められて(?)のび太はゾオ~っとしてるわけだけど、男の子のドラえもんが女装したからっていうよりはちょっと似合ってなくてちぐはぐなのも理由かもしれないしな。

怪談ランプ

「怪談ランプ」の最初に語られる、ママが教えてくれた「こわい話」これ子どもの時すごく印象的だったなあ。たぶんこどものころに、この場合の「こわい」がそういう意味だっていうジョークは知らなかったんだろうけど、方言かどうかという前に「たぶんこれこういう意味だ!」と理解して笑ってた気がする。

私はドラえもんで言葉と文字を覚えたので、全部の意味がわかるかわかんないか関係なく読んでいたから、「知らない意味だなあ」とわからなくなってしまったことはない。むしろ状況や絵から判断して、新しい言葉を知っていったかんじ。漢字の読み方も句読点の使い方もそうかも。

考えてみると、結局こういう怪談を話し合う百物語みたいな?遊びをやったことがないなあ。漫画とかではよく見るので、ほかの人はやってるのかな?

のび太の想像力がわりと発揮されるエピソードかもしれない。借りてきた、どこかで聞いたような話(再利用)……ってのはあるけど、のび太がほんとに怖がっているのがむしろ怪談を盛り上げてるというのがいい。あと、今聞いたばかりの話が本当に怖かったんだなあと思う。定番の話も実際に身に降りかかると怖そうだなっていうのもしみじみ面白い……

帰ってきたらドラえもんには「やってやったよ」と余裕の報告をするところも好き。こういうのび太の態度結構ある気がするけど、カッコつけたり見栄張ったりするの子どもらしくていいなあと思う。

ゆめふうりん

この……のび太の将来の夢……「ぼくは、だんぜん がき大将になる!!」

パパも「トホホホ」って泣くし、ドラえもんもすごい顔で「ええっ!」

そういえば、のび太って自分の部屋を持っててそこで寝たり起きたりしてるけど、布団は自分で敷いてるのかな。小学生でも自分の部屋を持ってたらそうか?私自分だけの部屋って子どものころはなかったからわからないな。

「ムユウボウ」とかもあるけど、「ゆめふうりん」もすごいなあ。そしてのび太は相手が目覚めていなければ割とやりたい放題やりたいんだなと(笑)

ドラえもんが「のび太くん」って呼んでるね……

そして最後のコマ、みんな学校へ行くところ?ランドセルじゃなくて通学カバンみたいなのを持ってる。夏休みの話なのかもな。ふうりんとか虫取りとか。

ぼくの生まれた日

初期のしみじみいい話。

両親にガンガン叱られるところから。2巻は何気に、パパとママが出てくる話が多いねえ。

生まれた日を見にタイムマシンに乗るドラえもんとのび太。
この51ページ2コマ目の、タイムマシンで行く二人の背中がいい。これ無くても成立するけど、挟まってることで時間を旅したなあっていう流れがわかりやすい気がする。

この回ののび助(パパ)すごく好きだなあ。一所懸命な感じがする。もうパパって感じだもんな。おばあちゃんは姿を現さないけど、のび太の誕生をすごく喜んでくれてることが描写されている。ママ側のお父さんお母さんは全編通してほとんど出てこない(まったくなくはない)けど、のび太が生まれた時点ではもういらっしゃらないのかな……そう考えると玉子さんも苦労してるのかもな。

改めて考えると、「のび太」って名前、なんとなく「太」で終わってるせいでもうのびない(もうのびおわっ)って感じがするような気がする……「のびる」とかのほうがよかったのかもしれない。弟がいたら「のび次」とかになってたのだろうか。

正直太郎

玉夫おじさん登場。ママのきょうだいの様子。のび太もドラえもんも人の恋愛話に興味津々のようだ。のび太はわりとませてるよね、しずちゃんとかは女の子で年相応にマセてる(?)けど、のび太はそこまでじゃなくても「好きな女の子」だの「結婚」だの考えてるところがちょっと面白い。

正直太郎は子どものころ読んで怖かった記憶がある。私は個人的に腹話術の人形が苦手で、2歳とか3歳?ぐらいのときにうちにも「ニコちゃん」というミツバチを模したパペットがいて、怖かった思い出がある。

あと、心の中をどんどん勝手につまびらかにしてしまうのがなあ。この「正直太郎」、自ら使うとしたらどういうシチュエーションなんだろうか。裏表がない人が「しゃべるのがめんどくさい」という時か、第三者が本音を聞き出す・しゃべらせるために使うシチュエーションしか思いつかない。漫画ではどちらかというと後者の使い方で、口下手でなかなか言えないことをいうきっかけにしている。

正直太郎があったら取り調べとかに便利そう。容疑者の手にはめさせる。「さあ、こいつをはめるんだ」「よしてくれよ刑事さん、そいつぁ”正直太郎”じゃないですか……正直太郎の拒否権がありますぜ」みたいなやり取りがあるんだろうか。無理やりひとにはめたら犯罪になりそう。

「やっ、そっくり! 親子じゃないかしら。」(62p)

これは大好きなセリフで……なんかとても好きで……たまにくちにだしていうぐらいのドラえもんの名台詞。というか心の声。

自分でもはっきり気づいていない気持ちを言葉にされるとなんか実感できるってこともあるかもしれないな。対人関係だけじゃなく、内省したり、自分との対話に使うのもいいかも。

玉夫おじさんの好きな人、むちゃくちゃ美人だよな~。ちょっと怒りっぽいけど、もうこの後は二人仲良くできそう。お互い話し合えばなんだかんだ気が合うんだろうな。玉夫おじさんは一所懸命でいい人っぽいけど、大好きなんだっていうから最高だよ……仲良くしてね……

しずちゃんのはごろも

2巻は名作ぞろいだなあ。(そんなこと、全巻で言うような気もする)

「これ、はごろも伝説をみんな知ってる前提で書かれてる感じだなあ」と思ったが、わたしも多分はごろも伝説を知る前に読んだと思う。あんまり問題ないのかもな。物語を知る順番ってそんなに関係ないのかも。たまにはっきり覚えているものもあるけど、だいたいは「元ネタとパロディ・オマージュとどっちを先に見たか思い出せない……」という状態になってる気がする。

「フワフワオビ」のふわふわした感じ、この道具は欲しい。空飛ぶ道具の中でも結構ほしいほうかもしれない。空飛ぶ道具にどんなものがあったか、一度集めて「ほしいランキング」考えてみようかな?

しかし「フワフワオビ」は風に弱いようだし、もしかしたら屋内用なのかもしれない。でも屋内用でもいいなあ。

しずちゃんが流れ着く山奥の村、なんだか時代がタイムスリップしたかのような田舎ですごい。のび太たちの暮らしっぷりから考えてもだいぶ時代がさかのぼっているような…… 薪を背負った男性、コメか何かを干している女性が赤ん坊のおむつに布を巻いて使うというこのシチュエーションがなかなかない感じ。

絵の描かれ方から見ると、初出からあとで書き加えられてるのかな?という箇所が結構多くて、でもそこがなかったと考えるとつながらないから、書き足しただけじゃなくてもう少し複雑なのかもな。そういうこと考えながら読んでも楽しめる。

うそつきかがみ

はいきたコレ名作&迷作のひとつよ。

表紙にかっこよく、スリムできりっとしてて頭身が上がったドラえもんが描かれているけど「はたしてこれはハンサム?美形?かっこいい?のか??」と思ってしまう感じ。

家の中でボウリングするなんて……ドラえもん……未来の世界にボウリングないのかもしれないな……っていうかドラえもん指がないので、ボウリング難しい。そのせいであらぬ方向に投げちゃったのかもしれない。鏡を割って、ガラスに挟まるほどに。

ボウリング事件のすぐ後に出てくる、世界一の美人のママがこの回一番の美形のような気がする。

うそつきかがみは変なことを言っておかしな見た目になるように誘導してくるけど、どういう目的の道具なんだろう。たまに出てくる「役に立たない、ジョークグッズ、バラエティグッズみたいな道具」すごい好きなんだよなあ。未来の人々の余裕とか、楽しみとかちょっと伝わってくる感じ。

たとえば、「うそつきかがみにどれだけ抗えるか?大会」を開催するとか、「嘘つきかがみと一緒に作った容姿がどれほど人にウケるか大会」を開催するとか……

ルックスを気にしすぎることへの風刺になってる気もする。「こうするとひどい顔・見た目になる」という内容も、書かれた時代のことを考えるとチョイスが悪くなくてすごいなと思う。表情とか、乱れた髪型とか、だらしなさ、変顔などを指定してくるところ。

これを読むと、結局「いい評価をしてくれる人が一番わかってる・見る目があると信じたいものなのかもなあ……」とも思う。周りの評価が低くても「あいつは見る目がない」と切り捨てれば「自分は素晴らしい」と信じられちゃうのかな、と。

タイムふろしき

いきなり1ページ目の最初の6コマが最高。壊れたテレビの表現。

そういえば、昔のテレビってこういう感じに壊れてたけど、液晶テレビになってからこういう壊れ方しないですね。というか壊れた液晶テレビを今のところ見たことがない。今のより機能がいいもの、大きいものなどに買い替えていて、「壊れたから」という理由ではないというか……

そしてママの名台詞「ここんとこをやく60度の角度でなぐるのがこつよ。」

不調なせんたく機を全自動のせんたく機に買い替えたがっているママ。いまのはなんなんだろう。この時期だと二槽洗濯機なのかな?一槽しか見えないけど。まさか絞り機(脱水ローラー)が別でついてるタイプ?

お父さんの「新しいカメラ」がいちばん緊急性がなさそう。あたらしい洗濯機買ってほしいなあ、ママが大変じゃん。 でも、パパがカメラで記録しておかなければ家族の思い出が残せないとか……それも問題だ。難しい。

「くず~~いおはらい。」ってよく口に出してた気がするけど(私が)、ここが元ネタだったのか……気にしたことなかった。

ジャイアンは剛田雑貨店の手伝いをよくやらされているけど、時代を感じるなあ。いま現在、こういう手伝いをやらされる子どもっているのかな。そもそも個人経営の日用雑貨の店が減ってそうだもんな。

途中、町の人々がタイムふろしきの犠牲に?なってるけど、みんなこの後もとに戻ったのかな。フサフサのひとも若返っちゃって良いような悪いような……藤子F先生ッぽい人の車も直してあげてほしい。

かならず当たる手相セット
オオカミ一家
N・Sワッペン
地下鉄をつくっちゃえ
タタミのたんぼ
このかぜ うつします
勉強べやの大なだれ
恐竜ハンター
出さない手紙の返事をもらう方法

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