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ナイジェリアのストリートビューが増えてた!
ナイジェリアは以前からストリートビューで見ることができていましたが、さらに見られる場所が増えていることに気づきました。「あれ?こんなところに青線(ストリートビューのある場所を示す線)あったかな?」とクリックしたら、2021年に追加されていた様子。
今回見たのは「オショグボ」(Osogbo Wikipedia – en)という町。まだ少ししか見れていないのですが、いいですね。人が多くて、生活感と活気がある!
スマートフォンのような新しいものの気配と、使い込まれた街並みや設備の対比が面白いなあと感じます。
気になったもの
ストリートビューで見かけたもので、「これは何だろう?」とすぐに正体がわからないものがありますね。今回はそれを調べてみようっていうお話です。
売り物かわからないのですが、この量……売り物でしょう!この真ん中のもの。
串にささって……
たぶん食べ物……? 調べてみましょう。
まず「Nigeria food」で検索。なんでいきなり英語かというと、……もしかすると日本の人でこれを紹介している人もいるかもしれないけど、たぶん圧倒的に英語の情報のほうが多いと思われるからです。
そして画像検索モードに。名前のわからないものを検索するときはもっぱら画像検索を活用しています。今どきは必ず写真をつけてくれるのです。ずらっと並んだ写真の中から、探している串に刺さったものに似た食品がないか探してみましょう。
すると、ウィキメディアの画像へのリンクにそれっぽいものを発見。
するとそのページに「Dried fish called “Azụ amiriami” in Igbo language carefully stacked for sale.」とキャプションがついており、魚の干物、イボ語で「Azu amiriami」と呼ばれるものだと書かれています。早速「Azụ amiriami」で検索。
出てきたYouTube動画によればサバをくるっと丸めてスモークしてつくるらしい。
さらに検索すると、Dried fish はサバ以外にもcatfish(ナマズ)でも作るみたい。このストリートビューのある「オショグボ」は海から200kmぐらい離れた内陸だし、海のほうで作った干物を持ってきているのでなければナマズのほうが可能性が高そう。
見た感じ形もナマズに似ている。
串にさして売ってるのかな?
次は、串にさして売ってるのかどうか。
「Dried fish sale nigeria」
ストレートに売ってる様子を探してみると……
完璧な解説ページを見つけた!
Nigerian Smoked Fish Market Potential-Fish Smoking
https://www.meat-machinery.com/meat-processing-insight/nigerian-smoked-fish-market-potential.html
ナイジェリアでも魚の保存は冷凍が一般的だけど、電力の安定的な供給がまだまだなため燻製することで賞味期限を延ばし、ついでに調理もできる保存方法として活用されているということですね。
魚はナマズ、ティラピア、その他の魚が使われている様子。
くるっとした魚を串に刺したり、燻製にする様子も紹介されています。
今回は比較的簡単でした。Nigerian Foodで見つからなくても「たぶん魚の干物だろうな」というところまでは予想できていたのですが、早めに見つけることができてよかった。食文化について解説されているページも見つかったので勉強になったぞ。
こんな感じで日々「なんだろう?」を調べています。ばっちり解説ページへたどり着けると嬉しい!
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