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萩尾望都先生の「残酷な神が支配する」を読み返している
定期的に読み返してるのですが、今回は「そういえばこの漫画は地名がたくさん出てくるんだよな。主にアメリカ・ボストンとイギリス・ロンドン。登場する地名の場所を地図で探していけば、地理の勉強になりそう」と思い立ちまして、地名を発見するという視点で読み返し始めました。で、その地名をこのページで少しずつ紹介していこうかなと。
地名が思ったよりたくさん出てくる
読み返し始めたらすぐに「これは相当大変だぞ」と実感。かなり地名がはっきりと、たくさん出てくる。思っていた以上に出てくる。
まず舞台はボストン。
6月末 マサチューセッツ州ボストン(1巻14P)
そうそう、国の名前とか州の名前とか、町よりもう少し大きな地名も一緒に覚えたい。アメリカの場合は「都市名はわかってもどこの州だったか……」ということが結構あるので、**州○○ という形式でセットにして頭に入れたいところ。
しょっぱなから、あとところどころに米国の国旗がアイキャッチ的に挟み込まれている。前回までは読んでいても別に気にしていなかったのだが、こんなに国旗が描かれていることに初めて意識がいった。そして、「確かにアメリカって国旗をあちこちに飾ってるんだよなあ」という実感がいまならある。
のちに「ロンドンはボストンに似ている」という言及があるのだけど、確かにボストンはヨーロッパみたいな建物と街並みをしている。以前「残神」読んでた時はそんなに感じなかったけど、最初のボストンにいるあたりの風景「アメリカっぽくない」んだな。
「今日は一緒?ビビ」「べっこ あたしノースの病院 ジェルミはサウス・エンドの老人ホーム」(1巻14P)
わわわわ!!もう1ページで3つの地名が出てきて、どれも「あ、ここかあ」とわかる場所!こういう位置関係だったのか。
「7月になったら一緒にケープコッドに行かない?」(1巻15P)
ケープコッドがどこか、今回調べてみるまで知らなかった。
けっこう遠いんだなー!
ジェルミとビビは高校生ぐらいだけど遠くまで行くつもりだったんだな。ルート検索するとバスで片道3時間とかかかるみたい。
「何日かボストンにいる ホテルはリッツだ」(1巻21P)
多分リッツカールトンかな?って思うと、確かに近くにあるんですよね。
じゃあジェルミの母親・サンドラが働いているお店もこの辺にあるのかな?と考えられる。
「あいつ コンバット・ゾーンのポルノ街で売春してるって話だぜ」(1巻28P)
ボストンでは禁止 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%B3%E3%81%A7%E3%81%AF%E7%A6%81%E6%AD%A2
このページで言及がありますね。いまリッツカールトンがある周辺あたりがそうだったのかな?とにかくこの周辺であることは間違いないですね。
「あの グレッグ・ローランドさんを観光案内してね あの ナンタケット島にフェリーで来たら 風が強くて嵐が来そうで 帰れそうもないのよ 今夜は」(1巻31P)
これは母親のサンドラからジェルミへの電話ですけど、グレッグさんが見つめてるナンタケット島の夕暮れ……全然嵐じゃないですからね。ウソですね~いや~ん
「ナンタケット島ってどれぐらい離れてるかわかんないけど、日帰りのつもりで案内する距離の島がボストンとそんなに天気が違う(とジェルミをだませる)もんかね?」と思ってはいたのですが、調べたことはなかった……
遠いぞ!!!
さっきのケープコッドより遠い。これ日帰りで行けるのかね。
ストリートビューで見ると確かにいい感じのリゾート地になっている。
ビーチにも国旗が……アメリカ合衆国すげえ
マサチューセッツ湾に「ナンタスケットビーチ」もあって、最初は「ここかな?ナンタケットじゃなくてナンタスケットがただしいのかな?」と思ったのですが、ナンタケット島は別にあったんですよね。見つけられてよかった。
「……セイラムに行こう」 「魔女のいた町だ セイラム」 (1巻39P)
読み返しでこの辺に来るとウワーーッ!!ってなりますけどね。ここからすべて始まるんだもんな。
「魔女博物館」もありますね。
セイラムはさすがに、かなり前に地図でチェックしました。魔女博物館があることもチェック済み。こうやって舞台を地図で追っていくと距離感や本当にこのへんにジェルミやグレッグがいたのではないかっていう気持ちになりますね。デジタル舞台訪問。
始まって 40ページでこの量……
まあ最初は舞台もしっかり説明しないとね。1巻の後半は前に出て来た地名が続々再登場するので少なめですが2巻でロンドンに舞台が移るとまたどどどーっと地名がたくさん登場するのです。
どこまでやれるかわからないですけど少しずつ紹介したいなあ。
ではまた次回!
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