ストリートビュー散歩121 中南米のシマウマ【その1】ボリビア編

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中南米にはシマウマはいない

いない。アフリカにいる。でも世界のことを少しずつ勉強し始めると、動物園でよく見るとか図鑑で知ってる、テレビで見ているような動物もいざ「野生でその動物が住んでいる場所はどのあたり?」と聞かれると意外と知らないと感じる。「とりあえずアフリカにはだいたいの動物がいそう」だとさすがに雑すぎるなあとは思うけど、でもわたし自身もそんなもんなので悲しい。

ストリートビューに映り込んでいたシマウマ

ストリートビューで見られるシマウマの話を書いておこうと思う。でも動物の「シマウマ」ではない。

ボリビア・スクレにいたシマウマ

Wikipediaで「ボリビア」のページを見ていたら、「憲法上の首都はスクレだが、ラパスが実質的な首都機能を担っており」と書いてあった。え!ラパスじゃないの!?完全にラパスだと思ってた。他にコチャバンバやサンタ・クルスなどは知っていたけど、スクレってストリートビューでも見たことがなかった。どんな町なんだろうと早速見に行ってみた。

あれっ シマウマが横断歩道を渡ってる……

スクレはスペインの街並みによく似ているように見える。昔ながらの市街というかんじで、道は狭く建物は石造りのヨーロッパ的な建物が多い。やっぱり標高は高そう、実際にこの場所でも2800mほどある。

その都市で圧倒的に目立つ、シマウマの着ぐるみの人

他にも「こんな感じなんだな~!」ていう発見はあったけど、圧倒的にシマウマの人がキニナル。最初は「何か学校行事とかで子どもが着ているのかな?」と思った。

二人いる。

こっち(Googleカー)に手を振っている。

これはいったいどういう人々なんだろう。と「bolivia zebra」で検索したら一発でヒット。

市民に交通安全を教育するためのシマウマたち

La Paz traffic zebras – Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/La_Paz_traffic_zebras

ラパスの交通シマウマは、地元では「 Educadores Urbanos Cebras(シマウマ都市教育者)」として知られ、ワンピースのシマウマの衣装を着た「都市教育者」のグループです。市政府に雇用された危険な若者である「シマウマ」は、交通を落ち着かせ、市民に交通安全を教育するために働いています。

Wikipediaより抜粋後に自動翻訳

わたしが見つけたのはスクレだけど、ラパスにもいらっしゃる様子。

若者の雇用にもなっていて、交通安全以外にも様々な活動をしているとのこと。

確かに目立つし、出会えたら楽しい気持ちになれそう。wikipediaによれば昔は二人一組でより「シマウマ」らしい姿をしていたみたいだけど、そっちも気になるな。動きづらそうだから一人用の衣装に統一されて、二人用は廃止されたのもわかる。

中国出資のメディアCGTNのYouTubeチャンネルに、動いてるシマウマたちの様子もあった。元気に明るく動いてて、子どもにやさしいんだな。

「中南米のシマウマその1」ということで、「その2」もあります。近日中に書きます!

↓書きました!合わせて読んでね(2024/10/4)

ストリートビュー散歩123 中南米のシマウマ【その2】メキシコ・ティファナのシマウマ

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