【2024】「見つけよう信州の昆虫たち」本棚の本を1日1冊紹介する 2024/12/02

その他の記事も 2024年本棚の本の紹介 から読めます。

見つけよう信州の昆虫たち

出版社 信濃毎日新聞社

見つけよう信州の昆虫たち 身近な自然の昆虫図鑑 | 信毎の本ネットショップ
https://shinmai-books.com/item-detail/604257

02見つけよう信州の昆虫たち

昆虫図鑑は数あれど、「信州の昆虫」に特化した図鑑というのはとても変わっているし魅力的。

つまり長野県内で昆虫を観察するとき、これが一冊手元にあれば「だいたいこの中から見つけることができる」のである。

「日本にいる昆虫」だけでもとにかく数が多すぎる。全部網羅しようとすると大変なことになるし、載り切らずに頻出昆虫に限られることも多いと思う。

地域を絞ることによって、できるだけ多くの「そこで見つかる虫」が掲載されていると期待できる。

長野に住んでる間にこれがあったらとても良かったが、いまは東京在住である。そうはいっても日本中にいる昆虫の中には「東京にも長野にもいる昆虫」も多いから充分役立つのだ。

地域特化のおかげで情報が詳細なのもうれしい。

北信・中信・南信のどのあたりにいるか(私の地元・東信には言及されていないが……)や、市街地・草地・林、平地から高山までどこにいるのか、はたまた飼育されている昆虫なのか(!)が一目でわかるアイコンがそれぞれの虫につけられている。

成虫しか掲載されないような昆虫の幼虫時の姿や正面から見た顔、読んで楽しいコラムも充実しており、ライトな虫好きには楽しめるページがたくさんあると思う。

私は長野県内のスーパーで購入したが、通販で今でも(上記の出版社リンクから)買えるようだ。

東京版もどこかが出してないだろうか?ちょっと探してみよう。東京で虫を探して遊ぶことが近年増えたから。

 

その他の記事も 2024年本棚の本の紹介 から読めます。

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【2024】今年使ったアプリの記事一覧

12月に「今年使ったアプリ」紹介記事を毎日更新するよ!


 

【2024】今年使ったアプリその1「CLIP STUDIO PAINT EX」 2024/12/01
https://www.blackstrawberry.net/yoshida/?p=4271
いちばんお世話になっているクリスタから熱く紹介する!

 


同じく12月に毎日1冊ずつ紹介予定の本の紹介記事も合わせてよろしく!

2024年本棚の本の紹介

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【2024】今年使ったアプリその1「CLIP STUDIO PAINT EX」

◆2024年に私が現役で使ったアプリを紹介します
◆新旧織り交ぜて、デスクトップ・スマートフォン・WEBもごちゃまぜです

2024年 今年使ったアプリ 記事一覧

 

CLIP STUDIO PAINT EX

今年も最もお世話になったペイントソフト。わたしの仕事のほとんどがこのソフトウェアで制作されている。(現在使用中は1.12.0)

イラスト マンガ制作アプリ CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)
https://www.clipstudio.net/ja/

CLIPSTUDIOPAINTEXスクショ

CLIP STUDIO PAINT 略称クリスタ、私はこれが「イラストスタジオ」と呼ばれていたころからのユーザーである。

イラストスタジオ  Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/IllustStudio

使ったきっかけはわりとはっきり覚えていて、当時勤めていた会社で「このソフトウェアを販売するにあたって使い心地を試してほしい。阿智さんはイラストを描いているから他のペイントソフトとの違いも判りそう」……と声をかけられたのである。

確か体験版で期間限定、会社のPCに入れて使ってみたんだったかな。

その後「そんなに高価じゃないし、高機能だったから自分で買っちゃお」と購入して絵を描いていた。それまではPhotoshopとSAI、openCanvasを使ってたな。

昔は(今もそういう傾向はあるが……)結構はっきりソフトウェアごとに特徴があって、「こういう絵が描きたい」とおもったらこのソフトをつかうといい、という使い分けがあったと思う。

クリスタになるころには、FireAlpacaでもアイビスペイントでも、どのソフトを使ってもいろんな表現ができるようになった。だから現在は、ほとんど「慣れ」「好み」がソフトウェアの選択の理由な気がする。

同人誌も原稿もクリスタで

機能はたくさんあって、全然使いこなせていない。一応漫画家なのにコマ割り機能もストーリー機能も全く使っていない、単純に一枚の紙に線を引いてはみ出したらけして……みたいなシンプルな描き方で原稿を仕上げていく。

評論系の同人誌も書いている私だが、最終的に印刷所へ入稿できる状態にするのはクリスタで行っている。印刷用複数ページデータを作るのには便利だ。

そのまま電子書籍のデータも作れるところがありがたい。EPUBで出せば各電子書籍販売サイトに登録して販売することができる。

写真集も、ちょっと写真を加工したり短いテキストを付けたりしてPDFやEPUBにすることができる。長い文章はすぐ重くなってしまうので向いてないかも。最新バージョンならその辺改善されているかな?

ハトの写真集 台湾 作成中のようす
「台湾のハト」写真集もクリスタで作る

最近は写真加工もクリスタでやってしまっている

そんなにできることは多くないが、私が必要とする加工ぐらいはクリスタでもできるので、切り抜きや色調補正などクリスタでやってしまう。もっと気軽なソフトも使ってるのでそれはそれで紹介したいと思っている。

ドット絵もクリスタで

去年の後半ぐらいからは、ドット絵もクリスタで描くようになっている。

ドットペンを使って1ピクセルずつポチポチ書き込む。最終的に出来上がったものをアンチエイリアスなしで拡大すれば、印刷物にも使える大きさのドット絵風イラストも出来上がる。

ゆる言語学ラジオ堀元さんのお誕生日おめでとうドット絵
ゆる言語学ラジオ堀元さんのお誕生日おめでとうドット絵2024.4.30

iPad版も愛用している

同期がめんどくさいけど(これは仕方ない)、頑張って同期してデータを持ち出して出先でもお絵描きしたり仕事の原稿したりひとに見せてみたり……


いちばん最初にごっついお世話になってるソフトを持ってきてしまったのは失敗だったかも。でもこれからゆるい紹介になるソフトもあるしな。最初にクリスタを紹介しておかないとあとに回す方が大変そうでもあるし。

こんな調子で、私が2024年現在に活用しているアプリを紹介していければいいと持っている。「これすき。以上」みたいな短い記事もきっと出てくるはず……(でもどれも気に入ってて語ってしまうかもなあ……)

「いまだにそれつかってるのかよ!」とか、「知らない!」とか、何か驚きや新しい知見が提供できればうれしいから頑張って書く。何年も経ってから見返したら「うおおおおこんなソフト使ってた使ってた」って感じに、私も読者もなるかもしれないと思うとちょっとやる気が出てくる。

 

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【2024】「ワックスプリント」本棚の本を1日1冊紹介する 2024/12/01

 

本が好きだ。

買ったら気に入ったものは大事にとってあって、古いものも取り出して読んだりする。
2024年12月は毎日1冊ずつ本を紹介しようと思う。ただ、「とても好きな本・イチオシの本!」と気合を入れすぎず、気軽な本の紹介文を書いていきたい。共通点は「わたしが現在も持っている本」である。古くても、買ったばかりでも、たくさん語れる本も、何も語れない本も紹介出来たらいいなと思っている。

まず一冊目。

ワックスプリント 世界を旅したアフリカ布の歴史と特色

アンヌ・グロフィレー著 ダコスタ吉村花子翻訳

ワックスプリント

2019年発行の本。

2019年、私はアフリカについての地域研究セミナーに参加していた。もともとアフリカに興味はあって、ひとりでいろいろ調べていたけど少し物足りなさを感じていた。「これは実際に行ってみたことがある人の話を聞きたいな」そう思っていたところに出会った地域研究セミナー。そこに参加するようになってぐんぐんアフリカ熱は高まった。

そんなある日見つけたのがこの「ワックスプリント」の本。ワックスプリントとはアフリカのひとたちが着ている服に使われているような、鮮やかで柄のくっきりした布のことで、特に西アフリカで今でも活用されている。ストリートビューでもたくさんのワックスプリントで作られた服を着た人々を見ることができる。

もともとワックスプリントが好きでショップで買ったりもしていたので、この本を書店で見つけてさっそく手に取ってページをめくった。

大判の書籍にたっぷりきれいな布の写真。

それだけでも「買う」と思っていたのだけど、4ページ目の前書きのような文章にブルキナファソに著者が滞在したときのエピソードがあり、

市場で「アフリカの布」を買いたいとホストファミリーに打ち明けたとき、はじめてワックスプリントのなんたるかを知ったのです。ホストファミリーから、「イギリスのがいいの? オランダのがいいの?」と聞かれ、(中略)私が「アフリカの布」と呼んでいるものは、ヨーロッパ製品だと教えてくれたのです。(ワックスプリント:4ページ)

という部分を読んで私も衝撃を受けたのである。そういえばアフリカで作ってるんだと思って疑ったこともなかった……! ヨーロッパのメーカーの布だとは思っても見なかった。あー全然何も知らない。これは買うぞ!と購入に至ったのだ。

アフリカの布「ワックスプリント」は魅力的

自分でも何枚か買って使っているが、「アフリカの布」は魅力的だ。描かれているモチーフと色がはっきりしていて図案として楽しいし、幾何学模様も良い。何よりもアフリカのどこに行っても気候と風景、人々に似合いそうだ。土の色にも砂の色にも海にも緑にもあうのは、太陽に合ってるからかもしれないな。

 

取り寄せも出来なそうだし中古価格はかなり高め。もう在庫なしのままなのかな。

◆出版社のサイト
https://www.graphicsha.co.jp/detail.html?p=39791

 

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