【2024】「マール社カラー文庫シリーズ」本棚の本を1日1冊紹介する 2024/12/06

その他の記事も 2024年本棚の本の紹介 から読めます。

マール社 カラー文庫シリーズ

マール社

カラー文庫 アーカイブ – マール社
https://www.maar.com/product-category/paperback

マール社カラー文庫

マール社の文庫サイズカラー資料。アートや図を集めてあって、眺めていると楽しい。

もちろんこのままでもある程度の資料になるけど、参考にしようと思ったらここに書いてある情報からもう少し詳しいことを調べることになる。でも眺めていて「これ好きだな」とかそういうものを見つけることはきっと大事なんだと思う。

自分にはそういう、「これ好きだな」と思うことがいままでに足りていないと感じる。「好きなことをやれ」「好きなものを描け」そういわれた時に、自分の好きなものを具体的に思い浮かべることができない。好きなものがないわけではなく、目の前にあるものを「これは好きだなあ」と思うことはできるが、なぜ好きなのかを解剖して考えていないせいでよくわかっていない。

民族衣装もいくつか「好きな民族衣装」があるが、それらの好きなポイントをきちんと見つけることが出来ていない。模様も明らかに好きなものとそうでもないものがあるのに、いざ目の前からなくなるとわからなくなってしまう。

絵を描いたり物語を作ったりという表現は、きっと今までに好きだなあと感じたものや心を動かされたものを改めて自分の表現として描いていくことだと思うのだけど、そういう強い好みとかフェチとかが私に足りないものなんだろう。

近年は「あ、これ好き。なんで好きなんだろう? 私ってこういうものが好きだったんだな?」ということを意識的に自覚して分解している。

 

このマール社のカラー文庫シリーズは、私が買ったときは300円だった。今はさすがに500円になったけど、それでもまだまだ内容に比べて安い資料だ。手元に置いて、たまにひらいて「あ、これ好き」を見つけていきたいと思っている。

 

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【2024】「IP Messenger for Win」今年使ったアプリその5-2024/12/05

◆2024年に私が現役で使ったアプリを紹介します
◆新旧織り交ぜて、デスクトップ・スマートフォン・WEBもごちゃまぜです

2024年 今年使ったアプリ 記事一覧

 

IP Messenger for Win

(公式webサイト)IP Messenger 開発研究室

「今も使ってるよ」というと驚かれ、懐かしがられてしまうIP Messenger

我が家では途切れることなく愛用されています。

LAN上のPC間でメッセージをやり取りすることができる便利ツール。いや、まあいまはいろいろメッセージをやり取りできるツールはあるんだけど、なんだかんだとシンプルでわかりやすくて便利なのがIP Messengerである

IP Messenger

他に代替できないのか?と言われると、できなくはないけど、じゃあむしろこう聞き返したい「他に代替する必要あるの?」と。

我が家では、シェアしたいリンクが発生したときにこれにURLだけ貼られてやり取りされることがほとんど。別のタブを開いてアプリを見ることもなく、通知もデスクトップにメッセージ自体がポップアップしてくるだけというシンプルさ、後回しにしてもログが流れすぎることもないし、画像はめったに送らないし、ファイルのやり取りはファイルサーバでやるだろう。そしたらシェアしたいURLだけのやり取りにはIP Messengerが最適なのである。

古いソフトウェアを使わなくてもいいのに、と思うかもしれないがIP Messengerは現在も頻繁にアップデートされているのも頼れるポイント。

IP MessengerのバージョンV5.7.2(2024/11/19)
IP Messengerのバージョン
V5.7.2(2024/11/19)

先月もアップデートされている。まだまだうちの環境では活躍してくれそうでうれしい。

 

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【2024】「プロジェクト・ヘイル・メアリー」本棚の本を1日1冊紹介する 2024/12/05

 

その他の記事も 2024年本棚の本の紹介 から読めます。

プロジェクト・ヘイル・メアリー

アンディー・ウィアー著 早川書房

電子書籍で読んだので写真は無し。

プロジェクト・ヘイル・メアリー上巻・下巻(アマゾンアソシエイトのリンクです)

プロジェクト・ヘイル・メアリー 上: 書籍- 早川書房オフィシャルサイト|ミステリ・SF・海外文学・ノンフィクションの世界へ
https://www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0000613891/

2024年読んだ小説で一番お気に入り

……と紹介しようと思って一応購入日を調べたら2023年6月だった。完全に記憶が「今年読んだ」に変わっていた。なんとなく「そんな最近だっかな?」と疑問に感じたので購入日を調べたのだが……

まあ、紹介しようにも「プロジェクト・ヘイル・メアリーはいいぞ」としか言えないのだが。内容は知らずに読んだらいいと思う。

そもそもなぜ読む前に内容が知りたいのかと考えてみると(私はネタバレは読む前に自分で最初から知りたい派なので読む前には事前情報は少ないほうがいい)

「それ本当におもしろいの?」という不安からくるんじゃないだろうか。

少なくとも私は面白く読めて、上下巻にわたる長編を一気に読むことができ、周囲の読了した人たちと感想を言い合うのも楽しかった。SF小説に苦手意識がなければぜひおすすめしたい小説である。

 

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【2024】「VerticalEditor」今年使ったアプリその4-2024/12/04

◆2024年に私が現役で使ったアプリを紹介します
◆新旧織り交ぜて、デスクトップ・スマートフォン・WEBもごちゃまぜです

2024年 今年使ったアプリ 記事一覧

 

VerticalEditor

愛用している、縦書きで編集できるアウトラインプロセッサ―。

窓の杜 – 【NEWS】縦書きでの編集に対応したアウトラインプロセッサー「VerticalEditor」v2.13
https://forest.watch.impress.co.jp/article/2004/08/10/verticaleditor.html

この記事20年以上前の記事だ。2004年だって。

画像の通り、バーチカルエディター(縦書きできるエディター)なのに横書きで使用している。

使い始めたきっかけ

以前雑誌に連載していたコラムは文字数がかっちり決まっていた。印刷物なので、500文字以内に納めなくてはならないし、改行があればレイアウトもいろいろ変わってくる。

そこで、文字数を確認しながらちゃんとレイアウトも確認できるようなエディタを探していた。

VerticalEditorには表示スタイルを変更する機能がついているので、見やすく感覚的にわかりやすい原稿用紙スタイルにした。

1行25文字、10行で250文字、20行で500文字。わかりやすい。

文字数も表示してくれるけれど、余計なメモを同じページに書いたり第2稿をそのままそこに書いたりしても、見た目で文字数がわかりやすいのが便利なのだ。

連載がおわってからも、そのままショートショートを書いたり、ツリー構造を生かして漫画のプロットを練るときにも利用している。

レイアウトをこれで固定してしまっているので、普段のメモには向いていない。しかし作品群をツリーで管理できるのは大変魅力的なのだ……

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【2024】「日本の毒きのこ」本棚の本を1日1冊紹介する 2024/12/04

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日本の毒きのこ

学研 フィールドベスト図鑑 日本の毒きのこ

日本の毒きのこ

日本に生えているきのこの中から、毒のあるものだけを集めた図鑑。

子どものころからきのこの図鑑が好き。自治体から配布されていたきのこの注意喚起も写真と名前が掲載されていたので何度も読んだ。

この本も、「見つけよう信州の昆虫たち」 と同じようにスーパーのレジ近くにあるちょっとした書籍コーナーに置かれているのを見つけて買ったのだけど、あのエリアに厳選しておかれている書籍というのは、地域に深く関係するものが多いかもしれない。 そういえば高校の向かいにあったスーパーにはそのスーパーのオーナーの本が置いてあった……(これはまた別の話だが)。

この「日本の毒きのこ」は、1ページに1きのこを写真とデータで掲載している。食べてしまった場合どういう状態になるのか。きのこの毒は、毒の中でもかなり悪質だなあと恐ろしく感じる。食べた直後は腹痛や下痢などのわかりやすい症状。それがいったん収まって、また24時間ぐらい過ぎた後から内臓にダメージが出てきて死んでしまう。(致死性のきのこの場合)いったんおさまるところがいやらしい。もうきのこのせいかもって思い出せないんじゃないか?

きのこでの死亡事故も多いのだから、そういう場合は「きのこを食べた!あれか!」と自覚もあるのかもしれない。

コラムには採取したきのこをかじってみたらひどい腹痛になって……という体験談もある。個人的に「実際毒を体験した人の話が掲載されている毒の本はいい本」だと思っている。

YouTube動画で解説したこともあるのでそちらもどうぞ。

 

 

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