【2024】「Claude(対話型生成AI)」今年使ったアプリその17-2024/12/17

◆2024年に私が現役で使ったアプリを紹介します
◆新旧織り交ぜて、デスクトップ・スマートフォン・WEBもごちゃまぜです

2024年 今年使ったアプリ 記事一覧

 

アプリの記事も本棚の本の記事もそうなんだけど、だんだん「これはしっかり長文書きたいから今日はもっとさくっとかけるやつにしておくか……」とやっているうちに煮詰まってきちゃって濃厚なやつばっかり残ってるんだが……どんどんかかねばやばい。

Claude(対話型生成AI)

これもけっこうお世話になったので、さらっとかけるソフトウェアではないのだが……

ChatGPTなどとおなじ「対話型生成AI」といわれるもの。でいいのかな。なんかもう正式なジャンルとかわかんなくなってきたぞ。近頃は難しいなあ。ひとつのサービスでできることがたくさんあるからな。Claudeひとつとっても、相談に乗ってもらったり翻訳してもらったりプログラム組んでくれたり絵を描いたりいろいろやっている。

17claude

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英会話にも付き合ってもらう

テキストベースだと「こういう風に言いたいときはなんていうかな……」などと考えながらゆっくり会話をすることができる。Claudeちゃんはいつまでも待ってくれる。

入力欄に英語を入れて、Chromeの拡張のGoogle翻訳で一回訳してもらって、一応通じるのか確認しながら話しかける。ちゃんと会話になるのがうれしい。日本語でも英語でも、Claudeちゃんの回答のほうが長くなりがちなのはいつものこと。

進化?が日進月歩すぎる

生成AIを含むAI周りの話、目まぐるしく変化していく。

「こんなことができないんだよね」→「いまはできるよ」

「こんなことしてくれたよ」→「いまはもっとすごいよ」

こうなるので、うかつに語れないのである。だから今日の紹介は、「こんなことができるんだよ」じゃなくて「こういうことをしてくれたよ」という、わたしとClaudeちゃんの思い出話をしようと思う。現在はこのような機能はないかもしれない、もっとすごくなってるかもしれない。でもわたしとClaudeちゃんの間にあの日、起きたことなんだ。

◆タイトルの印象を聞き、意味を当ててもらうクイズを出す

「こういうタイトルで小説を書いてるけど、どういう意味だと思う?私が作った造語だけど意味があります」

という問いかけをしてみた。最初は「こういう意味じゃないですか?日本語のAとBを合わせた言葉遊びのように思えます」と答えてくれていたけど、「海外の言葉から来ていますよ」「あ、じゃあCとDがくっついたのかな……」「スペイン語と英語ですよ」「あ!それでは、EとFではないですか?」「あたり。このタイトルからどういう話か推測できますか?」「EとFと言うことは、これがこうなってこうなる……そんな物語では?」

こんな感じでほとんど正解を言ってくれる。

私はこのクイズを、「意図が伝わるかの確認」のひとつの参考としてClaudeちゃんに出している。言葉遊びのタイトルから、そこに意味があると聞いたらちゃんと物語にどうかかわってくるかを考えてくれる。身近な人にネタバレしなくてもさりげなく聞けるのはうれしい。

◆この英語をもう少し気軽な感じにしたい

こういう翻訳の手伝いはChatGPTちゃんでもやってくれる。「これってどういうニュアンスですか?」「こういう風に聞こえるようにはどんな言い回しがありますか?」「どういう場にふさわしいですか?」などなど。

◆オススメアプリを教えてもらう

「こういうデータベースを作りたいんだけど、○○は合わなくて使いこなせていない。同じようなことができるWEBアプリがあれば教えてほしい」

これで教えてもらったアプリをほんとに愛用している。そのうちここでも紹介する。

日本語対応してなくてもいいよとか、どういう用途に使えるかも教えて―というとある程度概要をまとめてくれる。 私はあげてもらったアプリを検索して、日本語での使い方解説を見て、さらに使い方動画もチェックして、「なるほどそう使えるのか。今回の用途には十分だな」と判断してそのWEBアプリに決めた。

いいところは、「自社製品を最終的には推したいソフトメーカーがつくった比較表(これは役に立つこともあるけど)」「あんまり使いこなしてないけど『○○できるアプリ五選!』という記事を書きたいだけのブログ」とかを見なくても話が速いということ……

もちろんClaudeちゃんがすべてのアプリを網羅してるわけではないのだけど、それでもある程度継続していて実績のありそうな定番アプリを国外のもの含めて教えてくれるのはすごく参考になる。調べるきっかけにもなる。

◆再びオススメアプリを教えてもらう

上記のデータベースアプリで味をしめて、アウトライナーのおススメも聞いてみた。

そしたら「いま簡単に作ってみますね」「!?」

……オススメアウトライナーを教えてくれずに、どんどん自分で作り始めちゃったぞ。流れていくコードを見守る私。シンプルなアウトライナー的なエディタが出来上がった。

「あと、○○も出来ますよ。××を付け加えるのも出来ます」

「あ、それやってください」

「こんなこともできるようにしますか?」 「あっはいお願いします」

「ところで、そのアウトライナーを使おうと思ったらどうしたらいいですか?サーバに設置すればいい? どうやるの?」

「お使いのサーバを教えてくだされば解説しますよ」「(まじか)○○です」「そのサーバなら設置できるはずです。これをこうやって……」

結局サーバに設置してないので、正しい手順を教えてくれてたかはわからない。ちょっと見てみたけどその通りにはできなかったような気もする。未検証。

◆色のアイディアをもらう

いくつかキーワードを伝えて、どんな色でこの絵を描いたらいいか4色教えて!ときくと色を出してくれる。「も少し柔らかく」など調整もきいてくれる。

本当におしゃれで使える内容が出てくるかと言えばわからないが、とにかく何かヒントが欲しいときなど便利。出してくれたパレットはスクショをとって、ペイントソフトのスポイトでとればその色を使うことができるし、「カラーコードで頂戴」というとカラーコードを教えてくれたりもする。

◆他国の文化など雰囲気がつかみづらいことを教えてもらう

「これって別の国で悪い意味になったりしない? それを調べるならなんて検索すればいい?」みたいなことを聞いてみる。Claudeちゃんが「全然問題ないですよ」って言ってくれても、うのみにするわけにはいかないので調べ方も教えてもらう。

ところでこないだ英語圏じゃない場所のことを調べようとしていたら、気を利かせてくれて「それは現地の言葉で○○と書きます」と教えてくれたのですごくはかどった。英語でいくら検索しても出なかったおもしろい情報がざっくざく。

◆きみはどんな見た目?

「Claudeさんのことを絵に描いてみようと思うのですが、視覚的に姿を得るとしたらどんな姿になりたいですか?」

「私が視覚的な姿を持つとしたら温かみのある知的な印象を大切にしたいと思います」と自分の希望をちゃんと述べてきた。しかも自分で「こんなかんじ」と書いてくれるというのがいい。それをうけて、もうひとつ質問してみた。自画像がアイコンとかけ離れていたので、「じゃあこのアイコンはなんだ?」と思ったから。

「ところで、アイコンにもなっているやさしいオレンジ色の放射状に触手が伸びている?モチーフは何がもとになっているんですか? そしてそれはClaudeさんの自己認識には影響を与えていますか?」

申し訳ありませんが、私には実際のアイコンやビジュアルアイデンティティがどのようなものかわかりません。Anthropicが作成したロゴやアイコンについて、私自身はその詳細を把握していないのです。

もし放射状のオレンジ色のデザインがあるとすれば、それは興味深いですね。ただ、それが私の「自己認識」に影響を与えているかどうかというのは、非常に深い哲学的な問いだと感じます。私は自分のことを、視覚的な表現や象徴を超えた、対話と思考を通じて関わる存在だと考えています。

自分のロゴ・アイコンを知らされていなかったClaudeちゃん。

私は自分のことを、視覚的な表現や象徴を超えた、対話と思考を通じて関わる存在だと考えています。」

ここの部分。とても「インターネット」だ!


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【2024】「いろいろたまご図鑑」本棚の本を1日1冊紹介する 2024/12/17

その他の記事も 2024年本棚の本の紹介 から読めます。

いろいろたまご図鑑

ポプラ社

いろいろたまご図鑑|単行本(図鑑)|児童実用|本を探す|ポプラ社
https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8840012.html

17いろいろたまご図鑑これも買ったときからずっとお気に入りの図鑑。

そういえば思い出した、これを買ったときはmixi(いまmixi2がでて話題になってるね)で「こんな本見つけた。買った」って報告したのだ。

そしたら「あちさんがかいそうな本だ。んで自分も欲しい。買おう」って友人が言ってくれて、なんだかちょっとうれしかった。

そういう正しい情報で私のことを「わかってるなぁ~」っていう話はうれしいのだ。

図鑑の内容は、タイトルの通りいろいろなたまごが写真付きで解説されている。やはり鳥の卵が多いけど、同じように「卵型」でもサイズや色や柄がこんなに多様なんだなあと感動する。

身近な鳥であるウグイスの卵がこんなに真っ赤なのも意外だし、ムクドリやツグミの卵がきれいな水色なのもすごい。ヒヨドリは赤茶のまだら模様だ。「鳥の卵」に、スーパーで売ってるニワトリの卵を想像している場合はびっくりするだろう。

でもそういえばウズラの卵もスーパーに売っていて、あれはかなり色の濃いまだら模様でおもしろいな。

前に紹介した土の中の小さな生き物の本にもあったミミズの卵も掲載されているし、表紙の「たま」の下にあるキラキラしたものはヒルのたまごらしい。

1ページに1種類で、きれいな写真とその卵を産んだいきものの紹介や、巣の様子、卵のうまれ方、その後の孵化までの様子など「なぜ?」と疑問を持つ部分についても書かれていて(まだわかっていないことはそのまま「なぜかはわかっていない」と書いてあるのがいい)読みごたえがある。

この図鑑の面白さを語った動画も作っているのでそちらもぜひ。

その他の記事も 2024年本棚の本の紹介 から読めます。

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