今日2回目の更新です。前回の記事もぜひみてね。
実家のコタツの話ね。
子どもの頃、家のコタツは「おきごたつ」だったんですよ。そういう風に、名前を音で覚えていた。
「うちの実家はおきごたつだったんで……」とよくくちに出してた気がする。
でも、その後「掘りごたつ」ってものを知ってですね。
実家のあのこたつは掘りごたつ……?いや「おきごたつ」って言ってた……
と、よくわかんなくなっちゃったんですよ。
どういうコタツだったのか
実家のコタツは、いろりみたいに部屋の真ん中に深い穴が掘ってあって、そこに灰が入ってて、お風呂を沸かした炭をちょっと持ってきて入れることで暖かくするという方式。温度は炭に灰をかぶせることで調節する。
図を描いてみました。
こんな感じですよ。
いまは灰の所を埋めちゃって、電気炬燵が乗っかってるわけですけど。
掘りごたつ形式というと、居酒屋とかで「座敷だけど座れる」形式のお店あるじゃないですか、あれを思い出しますし、実際電気ごたつでも足を下ろして楽に座れるように掘ってあるおうちもあると思う。だから掘ってあっても炭を入れてるとは限らないでしょ。
で、確実に「おきごたつ」って覚えてたんですよ。
「おきごたつ」で検索すると……
「置ごたつ」というのがヒットする。その名の通り、置くだけで設置できる、動かせるこたつ。という意味らしい。そうじゃないのは固定されたこたつであると。
実家のコタツは動かせなかったので置いただけじゃないし掘ってあるし……
じゃあ「おきごたつ」じゃないのか?と、今日改めて「おき」の意味を調べてみたら、
燠/熾(オキ)とは – コトバンク
https://kotobank.jp/word/%E7%87%A0-451430
こっちだ!!!!
燠ごたつだったんだ!!
炭を熾して暖かくしたコタツ。こっちだこっちだ。わー。はじめて知った。
いや、なんとなく「オキというのは、炭のこと」というイメージだったんだけど、「おきごたつ」で検索した時に炭のコタツが出なかったもので不安になっていた。
「オキを入れるからいったんコタツから出なさい」と言われてこたつから出てたから、オキがアレだという認識はあったけどちょっと不安になったんだ……
自分的には大変すっきりしたので、メモ代わりにここに記します。