2022年はガンガン本を読んでいきたい。ここ数年ちょっと元気なくて、好きな本の再読で心を休めていたんだけど、久しぶりにいろんな本が読みたいな～という気持ちになっている。正しくは「読みたい本がいろいろあるな～」というかんじ。
なので、少しでもモチベーションアップのために、サイトで「読んだ」ぐらいの軽い感想覚書をつけていこうかなと。
凪のお暇 9巻
「凪のお暇」最新刊！前回の続きは気になってたからさっそく買ったよお。
以下内容に触れつつ感想覚書。
8巻ではとうとうゴンさんが凪ちゃんに追いついて、あんなにゴンさんのことが好きだったけど恋愛観が違いすぎて「自分がダメになる」とお別れした凪ちゃんの目の前に
これいいなあ。あんまり女性向け漫画を読めてないせいかもしれないけど、なんかいちいちこういうところ「いいなあ」みたいに思うよね。あとめちゃくちゃなことを言うみんながそれぞれ「わかる」って感じ？ 状況は「まんが」そのものだけど、その状況での心の動きに納得感があるというか。私にとってはですけど。
「凪のお暇」は凪と慎二の両方を追っていく話の構成になっていて、結構忙しく行ったり来たりするんですよね。「一方あちらでは……」みたいな。漫画読み慣れてないと混乱しちゃうかもしれないけど、それは読み慣れてないからしょうがないという感じで、十分上手に切り替わってると思う。
9巻は濃密だったなあ。凪ちゃん、お母さん、ゴンさん、おばあちゃん、慎二、市川、マサルくん、こんなにたくさんの人たちに大きな出来事があるのに、うまくエピソードの中で読めるからそんなにごちゃごちゃしてないように感じるというか……
それにしてもみんな大体つらいね。順風満帆なのは市川ちゃんぐらい、あとはまあゴンさんもまだ大丈夫そうかな。ゴンさんが一番安定してるように感じるのがある意味すごい(笑)。
どういう風に終わるのかがすごく気になるお話であります。慎二と凪ちゃんどうなるかな？ 慎二の気持ちもすごく乱高下してるよね。 いまさら凪ちゃんがいいなって思ってもしょうがないだろうしな。
作者さんはわかってて慎二の「理想的な家族＝バリバリはたらく男、支えて家でにこにこする家事の得意な妻、明るい家庭と子どもたち」を浮き彫りにしたうえでぶち壊そうとしてるんだろうし、そこがどういう風に描かれるのかも気になる！ぶち壊してほしいぜ！でも慎二にも幸せになって欲しいぜ！凪ちゃんにも家庭に入るとかじゃない幸せをゲットしてほしいぜ！
とにかく10巻！1年後？半年後！？うー！