AIに絵を描いてもらう遊びをたまに思い出してやってみている。
いろんなサービスが出てくるのでそのたび遊んでみて、前のものももう一度使ってみたりしている。どんどん新しくなっているので前に使ったものも描画力が上がってたりするよ。
昨日はMicrosoft Bing の Image Creatorでちょっと遊んでた。
とりあえず、年賀状(2023年は結局出してない……)以降ちょっとマイブームだった海の中を泳ぐウサギの絵を描いてもらったりした。あんまりおもしろくない結果だったからそれはまあ、いいかな。
今日は雨だったので。
傘の下にいる猫のイラストを作ってる人を見かけて、そういうの良いなあと思った。海の中を泳ぐウサギもそうなんだけど、わたしがAIに描いてほしいと思ってるものは「自分で描くとなるとちょっと面倒なぐらいリアルタッチで、存在感があるけど合成じゃないような自然ななじみ方で、ありえない場所やシチュエーションにいる生き物などを描いた絵または写真」なんですよね。
「自分で描くとなるとちょっと面倒」がカギ
例えば魚の絵は自分で描く。描きたいのは空を飛んでたり、水じゃないところにいる魚の絵か、魚がいることで「ここは水の中なのかな?建物とか人工物とか人間のものとか、水の中になさそうな世界が広がっているけど……」という違和感があるようなそういう絵。それは自分で描きたいのよ。リアルでもイラストタッチでもいいんだけど自分で描きたい。
AIにも何度か描いてもらったけど、やっぱり違った。私の指示のせいというのもあるけど、「そうじゃないんだよなあ」っていう感じで、その筆わたしによこせ、わたしがかいたほうがましだ、みたいな感じになる。
ただ、ウサギやハトの絵はAIに描いてもらったほうが楽しめた。自分で描く気があんまりないんだと思う。あと、それらのおかしみは私の画風や画力を超えたところに生まれてきそうだなと思っている。うーん。伝えるのが難しい。
カサの下にいるハトを描いてもらう
今日は雨ですからね。
カサの下にいる魚というのは結構描いている。好きなモチーフ。水をよける必要がない、そんな状況がないはずの魚とカサという組み合わせは大好きだ。
カサの下にハトがいるってのはどうだろう。あーそんな写真が撮れる状況を見たらとてもびっくりして、写真に撮りたいって思うだろうけど、わざと作ったら面白くない。絵になってるか作品としてならきっと良いだろうな。ファンタジーなほうがしっくりきてすなおに楽しめそうだ。
まずは Scribble Diffusion ちゃん
「こんな感じで……」と簡単に構図を絵で説明して、文章も付けて描画してもらうタイプ。結構忠実に構図を再現してくるので、もともとの絵にも左右されるのが結構ムズイ。
雰囲気は悪くないし、雨が降ってる感じもだせていいんだけど、わたしが描いた傘の形がそのまま反映されてしまってるので骨の折れたような傘になってるし、柄もへんだし先もとがってるし、ハトの羽も融合しちゃってるしまっすぐじゃないし……水たまりが穴開いたみたいになっちゃったし。
「そうなんだけど、そこはリアルにしてくれよ」ていう感じになってしまった。
Stable Diffusionちゃんに描いてもらう
Stable Diffusionの描くハトはちゃんとハトらしいし、リアルで割とお気に入り。しかし傘が……右上のなんか妖怪っぽさあるし。こわいよ~
Bing Image Creator ちゃんに描いてもらう
今回のお題はBingが一番「おお!」って感じの画像を作ってくれた。
ハトもリアルだし、傘もわるくない。雨の日の傘の下っていう不思議な空気感も出てると思う。いいね~
Bingは作品としては結構ごまかしをきかせてるような気がしちゃうけど(こいつ、うまく描けない・苦手な部分を描かずにごまかしたな? って感じの構図だと思う)、なんとなく雰囲気を良くして空気を作っていい感じにまとめるのが得意なのかもなって思いました。
Stable Diffusionは少ない言葉からも組み合わせのおもしろさとか突飛な感じで作ってくれるのが魅力で、アイディアとか世界観はランダム生成の楽しさがあって好きだけど、まとまりがないというかとってつけた感が出ちゃうんですよね。
Scribble Diffusionは写真っぽさとかリアルさを求めるとちょっと、手書きのラインを参考にして書いてくれる機能が邪魔をして半端になる気がする。ペイント風の絵ならなかなかいい感じに描いてくれたんですよ。
こんな感じで。私の描いたラインをそのまま生かしてるのがいい結果になってると思う。
またなにか新しいものや変化が出てきたら記事にしますよ。