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「新潟の道が赤い」と聞いて。
SNSで相互フォローの方々がイベントのために新潟へ集結している、この週末。
その中のおひとりが「新潟の道路がなぜか赤い」とおっしゃっていた。「道が赤いかどうか、ストリートビューで見られるのでは?」と早速Google Mapsで開いてみる。まず航空写真を見ると……
わ!航空写真で見ても明らかに道路の色が濃い。すごい。
よく見ると、色づきに差があるようだった。
こんな感じでくっきり。(ストリートビューが更新されて埋め込み画像が変わっちゃってたらすみません)手前の道路と奥に見える道路で明らかに道路の色が違う。
これは検索するとすぐに理由が出てきて、豪雪地帯ゆえに設置されている「消雪パイプ」から出る水が原因とのこと。
雪国の道路は赤く | 科学技術のアネクドート
https://sci-tech.jugem.jp/?eid=4407#gsc.tab=0
消雪(しょうせつ)パイプ – 新潟県ホームページ
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/nagaoka_seibi/1195402265145.html
この真ん中にある穴から水が出て、雪を溶かしていくようです。
この水質に含まれている物質が酸化したり、パイプの錆が赤くなる原因なんだとか。水質や撒き方・設備によっては全く赤くなってない場所もあるので、消雪パイプがあるから赤いというわけではないようです。
新潟では駐車場もかなり赤くなっているところが多くて、駐車場にも同じ消雪パイプが設置されているんだろうなと思いました。(穴が見えるところもあったけど見えない場合もある)新潟市は赤っぽくなってないんですよね。パイプを変えてあるのか、別の方法で雪を溶かしてるのかもしれない。
同じように雪が多い札幌や山間部では、寒すぎるので水で溶かしたら凍ってしまうから別の方法で融雪・除雪をするようです。確かに私の実家の町(標高が高くて寒い)で水を撒いたらあっという間に凍ってしまって、雪より危険なアイスバーンが出来てしまうので……
消雪パイプ – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B6%88%E9%9B%AA%E3%83%91%E3%82%A4%E3%83%97
消雪パイプについては上記のWikipediaのページもご参照ください。どのへんに設置されてるかが書いてあるので参考になるかも。
長野の北部にもある、と書いてあったので「豪雪地帯と言えば~飯山とか?」と飯山あたりを見てみたら、やっぱり赤いですね!
赤いというかオレンジというか。駐車場も鮮やかな錆色。真ん中にはやはり噴水で水をまきそうな穴がありますね。
メンテナンスや取り換えで錆の出ないパイプになったりもしているようなので、だんだん色は消えていくかもしれませんね。
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