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ゆるキャラの本
著者:みうらじゅん 扶桑社サブカルPB
いまも大量に存在している「ゆるキャラ」。もう、「ゆるキャラ」のことを「ゆるキャラ」と呼び始めたのがみうらじゅん氏だということを知らない人が多いかもしれない。
この本の発行は2006年で、当時はまだ今よりはキャラクターも少なくて……そうはいってもいっぱいいたと言えばいたか。でもいまほど「ゆるキャラ」がかわいくなかったのである。私はこの「ゆるキャラの本」で都道府県別代表キャラを見ていて「なんだか、かわいくはないよなあ」と感じていた。基本的に掲載されている形態がきぐるみだからかもしれない。かわいいキャラクターも着ぐるみは怖い出来のことが多い。人が入る大きさとデザインだし。
ゆるキャラが話題になってからぞくぞく出てきて「ゆるキャラです」と名乗るキャラクター達、そこそこかわいくて「ゆるくない!これはガチキャラだ!」とずっと納得いかなかった。
わたし自身もキャラクターはいろいろ描いてるのだけど、ガチかわいいキャラクターとして描いていたので、それを差し置いてゆるキャラを名乗って笑ってもらおうとするキャラクターたちが許せなかったのである……
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