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マール社 カラー文庫シリーズ
マール社
カラー文庫 アーカイブ – マール社
https://www.maar.com/product-category/paperback
マール社の文庫サイズカラー資料。アートや図を集めてあって、眺めていると楽しい。
もちろんこのままでもある程度の資料になるけど、参考にしようと思ったらここに書いてある情報からもう少し詳しいことを調べることになる。でも眺めていて「これ好きだな」とかそういうものを見つけることはきっと大事なんだと思う。
自分にはそういう、「これ好きだな」と思うことがいままでに足りていないと感じる。「好きなことをやれ」「好きなものを描け」そういわれた時に、自分の好きなものを具体的に思い浮かべることができない。好きなものがないわけではなく、目の前にあるものを「これは好きだなあ」と思うことはできるが、なぜ好きなのかを解剖して考えていないせいでよくわかっていない。
民族衣装もいくつか「好きな民族衣装」があるが、それらの好きなポイントをきちんと見つけることが出来ていない。模様も明らかに好きなものとそうでもないものがあるのに、いざ目の前からなくなるとわからなくなってしまう。
絵を描いたり物語を作ったりという表現は、きっと今までに好きだなあと感じたものや心を動かされたものを改めて自分の表現として描いていくことだと思うのだけど、そういう強い好みとかフェチとかが私に足りないものなんだろう。
近年は「あ、これ好き。なんで好きなんだろう? 私ってこういうものが好きだったんだな?」ということを意識的に自覚して分解している。
このマール社のカラー文庫シリーズは、私が買ったときは300円だった。今はさすがに500円になったけど、それでもまだまだ内容に比べて安い資料だ。手元に置いて、たまにひらいて「あ、これ好き」を見つけていきたいと思っている。
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