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想像と幻想の不思議な世界
マイケル・ページ/ロバート・イングペン 教育社
1989年11月30日発行(第一刷)
デカい。デカすぎて写真に生活感が出てしまった……
デカい本というのはそれだけでよいものだ。しかし家にはスペースが限られているので、デカい本をたくさん置くわけにはいかない。だからこれが家にずっとあると言うことはとてもぜいたくなことなのだ。
中身は、世界津々浦々の伝承や神話を集めて、きれいな絵を添えたもの。
ヨーロッパ、南北アメリカ、アフリカなどの様々な伝承が掲載されている。子どものころこれをたくさん読んで、ゲームや漫画の世界のファンタジーをより理解したものだ。日本のゲームや漫画に出てくるような神様や現象の多くがこの本に掲載されていた。
子どもにとってはおまじないもとても興味があるものだった。例えばアフリカの雨ごいや晴れごい(?)のような天候を操ろうと願う人々のまじないとか。呪いの方法とか。世界中の奇妙な伝説上のいきものや妖怪や妖精のようなもの、ギリシャ神話に出てくる神様の話など。
多分この本に掲載されていてわたしが読んだことがない記事はないだろう。それに繰り返し繰り返し読んだ。小説や漫画のネタにならないかと考えて。
でも、こういうのをネタに描くにはちょっと知識が足らないんだよな。今ならこれをとっかかりに他の資料を集めて書くことができるかもしれない。
いま書いている掌編シリーズ「ホラッスル旅日記」も、世界の伝承というか昔話おとぎ話を絡めて書いているので、今またこの本をじっくり眺めてネタ探ししたいという気持ちがある。
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