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トキワ荘青春物語
手塚治虫&13人 蝸牛社
1995年発行の本。いまはなかなか手に入らないと思う。古本だとわりと普通かな?
トキワ荘にゆかりのある漫画家たちの想い出エッセイと作品集。
それぞれがトキワ荘での想い出をエッセイマンガと文章のエッセイで書いている。
特に一作作品が掲載されてるのが良くて、私はこれでしか作品を見たことがない作家のひともいたりする。
1995年にこの文庫が発行されたのだけど、エッセイの初出はもっとずっと前で、たとえば藤子不二雄(まだFとAにわかれていないのだ)のエッセイは1969年に「COM」に掲載されたようだ。この本になる26年前に発表されたもの。
代表作「ドラエもん」などと描かれているのもちょっと微妙な気持ちになるが、そういうのを差し引いてもとてもいい本だと思う。何度か読み返しているし、ところどころ思い出しては「もう一度読みたいな」という部分をさらに読み返したり。
こういったアンソロジー的な本って最近はないのかな?と思ったりするけど、アンソロジーというよりトリビュートとかそういう感じで残っているのかもな。
あと、文庫本専門の書店にいったらいくつかジャンルごとに漫画を集めたような本を見つけた。今度なにかきになる本があったら買ってみようと思う。見つけたときは閉店1分前に入店しちゃったからあまりじっくりみられなくて……
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