Newアルバムと言っても出たのは去年か。
Future!
というアルバムでしてね。
結局音楽の好き嫌いの大きなところには、「聞きなれているかどうか」って言うのがあると思うんですよ。歌謡曲やヒットソングなんかでも、昔に発表されたものはそれだけ聴く機会も多くなり、結果 親しんできて、「好きだ、いい曲だ」と思う……わけですよ。
私は聴き慣れない音楽を聴くとぞわぞわしてしまうという自覚があって、こんなの私が変わってるんじゃないかと思ってたんですが、たぶん多くの人が自覚なしに、聴き慣れない音楽にはとりあえず拒絶をして、次の展開が思い出せるぐらいに聞いた曲にはノリやすいということもあって「好きだ」という気持ちになっていくのではないか。
ジャンルやアーティストで「好きだ」と思う場合も、ジャンルやアーティストが同じということはその先の展開が予測できる曲が多くなったり、同じボーカリストや演者の出す親しみのある音が心を安心させて、違和感や、うろこを逆に撫でられているような不安を感じずに済む……のだろうと。
前置きが長くなりましたが、筋肉少女帯の曲も、聞き返しているうちにどんどん「あ……これいいな」「これもいいな?」「ぜんぶ、いいぞ!!」となってくる、それはもちろん私が好きだということもあるのですが、慣れ親しんだせいもあると思うのですよね!
1.オーケントレイン
2.ディオネア・フューチャー
3.人から箱男(筋少×カラオケDAMコラボ曲)
4.サイコキラーズ・ラブ
5.ハニートラップの恋
6.3歳の花嫁
7.エニグマ
8.告白
9.奇術師
10.わけあり物件
11.T 2(タチムカウver.2)
音楽レビュー的に、特に好きなのを3曲あげます。と言おうと思ったけど、まあ、無理。
なんだかんだ言って、まだしっくりこないのは「3歳の花嫁」と「ハニートラップの恋」ぐらい? ほかはもう、かなり好きになってて…… 3歳の花嫁は歌詞が苦手なやつで、どうしたもんか。
エニグマなんかは歌詞とか言い出したらさっぱりだけどそれも含めてかっこいいもんな。
3歳の花嫁もさ……まあ3歳の娘っていう相手が出てくる話だからもやっとするのかもしれない(しかも親子っていう設定がなあ)。
これが拾い子だったり、そういうのだったら、……あーそういうのだったら全然気にならないな。親子ってところに引っかかってるんだな。
親子じゃなければ「小犬にしてあげる」「妄想の男」「少女の王国」とかそういう話とそんなに違いがないのだ。「月に一度の天使」の仲間かと思っちゃうからよくないのかな。
歌詞をちゃんと読むと、ちゃんとイカレてるんで(?)結局好きになるのかもしれません。