2019/02/04 ネットでの不思議な気持ち

最近、某SNSでタイムラインを眺めていると思うことがあるのです。

(わかりづらくて申し訳ないが個々の単語やシステムや状況の説明ははしょらせていただく、SNSを普段やってる人向けって感じの愚痴です)

「女性の投稿だとたいして特筆するようなことが無くても反応しているように見える男性」の存在が、確実にあって、気になって……

ただ、私は一応女性なので、深読みしすぎてそう見えてるだけかもしれない。だからもう少し冷静な気持ちで書き出してみる。


1.女性の書き込みは別に普通で「○○って〇なんだ~」みたいなひとりごと。

2.それを男性が、自分のフォロワーにわかるようにシェアして、その内容についても言及する。

3.とくにシェアするほどの内容には思えない、ごく普通の内容に思える??

4.言及についても、直接本人にリプライするだけでいいのに、なぜそうしないのか?


まあ4についてはわかるんですよ。その人と会話したいわけじゃなくて、自分もそれを見て同じような内容でつぶやきたくなったときとか、急につぶやくと前後がわからなくてほかの人に誤解されちゃうとか、リプを送るほどのことでもないというか。

でもそれだったら、男女に関係なく、男の呟きにも同じようなことをするはずなんだけど、どうもシェアされてくるのが女性の呟きばっかり。私にとってはたいして面白くもない、知らない人の呟きである。「この人好きだなあ」「おもしろいなあ」と思った女性のことはフォローしていて、その人たちの日常の呟きももちろん楽しんでいるのに、普段を知らない女性のフツーの呟きにこんなに興味がないなんて。自分にびっくりした。


あ~~~~

「これはなんだろう、おっさんがやりがちな女の子をかまいたいっていうイヤなのが目に見えてることへの嫌悪感か? 私のほうが面白いことを言ってる(w)のにこの人が私に興味を持ってないってことへの嫉妬か!?」

っていう考察をしようと思ったんですけど、上の文章書いてたらちょっと思い当ってきた。私が「男がシェアしてくる知らない女性の日常の気持ち」みたいなのを面白いと思えないのは「あたりまえ、ふつう、刺激なし」ってことなのかも。それは私が女だからなのかも。男の呟きを男がシェアしないのは「同じだからそれ以上言うことねえよ」とか「はいはいいまさら、わざわざ」って刺激がないからなのかも。異性の気持ちはやっぱちょっと「そうなの?」ってひっかかるというか、目新しいところがあって、それが「へえ~」ってシェアボタンを押させるきっかけになって、でも同性には「あたりまえじゃない?」って思えるのかも……


まあ少しわかってきたような気がしますが、なんかあんまりにも頻繁で、別に嫌いでもなく普段見えなければなんてこともないし、もしかしたらたまには見たいかもしれない他の女性の呟きが、男性のちょっとざわついた心の見える言及とともに流れてくると、その男性のほかの部分には興味があるからフォローを外さないかわりに知らない女性の呟きがこれ以上回ってこないように女性のアカウントをブロックしてしまいそうな気持になります。いまんとこしてない。あまりに不愉快な話だったらブロックするけど、そういうんじゃないからなあ。

2019/02/04 タイツ

タイツが好きなんですよ。というか生足を出したくないので、年中タイツなんですが……

なんでタイツを穿いているかという理由が、あんまりおしゃれじゃないので残念なのですが、私はお店で試着ってのがほとんどできないというか、したくないんですね。でもパンツって試着しないで買えないじゃないですか。裾の長さもそうだし、ウエストが入るかもわかんないし、足を入れた時のかたちが履いてみないとわかんないって言う。だからスカートしか買わないんです。ベルトも持ってないし。

去年は久しぶりに試着をして買いました。ジーパン。平日のスーパーは店員さんもお客さんもまばらだったので心置きなく、ささっと……

でも裾の直しをしてもらうのはさらにできないので、作ってある長さから選ぶんです。別におしゃれでジーパンをはくのではなく、アウトドア活動(と言っても運動するわけではないがスカートはイマイチってぐらいの活動)のための購入ですから、それで十分なわけです。2000円しないものを買うわけだし……


で、肝心のタイツの話ですが、おしゃれなタイツ穿きたいな~って思うんです。好きなのは真っ黒で透けないけどちょっと工夫があるもの。織りかたとかそういうところで模様がついてるとさりげなくて、ほかのものとも合わせやすくてうれしいです。でも気に入るものと気に入らないものがもちろんあります。気に入っても値段が高いと買えません。1000円は超えないでほしい……というか本音を言えば700円以上だともう候補から外れる。うちのタイツは300円のものが一番多い。

「わ~かわいいタイツ」っておもって値段を見ると1500円オーバーがいつものパターン。

かわいいタイツにならそれぐらいお金を出してもいいんじゃないかって思うけど、あまりにも消耗品過ぎて躊躇してしまう。

毛玉ができる。破ける・穴が開く。けば立ってくる。

まあ洋服のメンテナンスをできないにんげんなので、タイツに限らず何でもかんでも「安いからいいか……」ってあきらめることによって、傷んだときに捨てやすくしているわけです。傷まないように大事に使うとかそういう手間はかけられない。

しかし靴下だってあんなに穴空かないですよってぐらい穴が開いてしまう。

靴もヒールがあるとやっぱりつま先に負担がかかるんだよね。あと靴の中で足がずれがちだと、足の裏の部分がすり減って穴が開いてしまう。


まあお気に入りのものは、毛玉が見えるところにたくさんできてるとかでなければ、穴が開いても「今日は靴を脱がないはずだ」って言うお出かけの時に使っていますよ。たまにどれがどれだったか忘れて「穴が!!!空いている!!!」ってなるときもある……けど……


タイツ、最近はセールとかワゴンももちろん見るけど、何気にリサイクルショップをチェックするようにしています。

リサイクルショップは古着とか古バッグが中心なんですけど、タイツやストッキングも普段1000円以上のものが300円とかで売ってるときがあるんですよ。もちろん中身は新品で、誰かが履いた後のものではないですよ。売れ残り、倒産引き上げ品、パッケージ破れ・型落ちなどだと思われます。

500円のが100円で買えてもそんなにいいタイツじゃなかったりするんですが、さすがに1000円越えのタイツやストッキングは半額ぐらいになってたら買いかなあと(もちろんデザインが気にいったものに限る)。

たまに立ち寄って、ストッキング・タイツコーナーに掘り出し物が無いかな~と探しています。

 

2019/01/31 わりといい出だしの1か月だったと思う

いやあ、、もう1月も終わりです

2月になったらぐんぐん春になるんでしょうね。なんかなんでか知らないけど2月にもう春を感じる私です。昔、長野から京都に移り住んだとき、「2月はすごく寒いから、まだまだこれから本格的な寒さがくるんだ」と京都の冬におびえていたのですが、結局のところ本当の寒さなどはやってこずに、春になってしまったのです……京都の冬は寒いと言いますが、そして確かに寒いのですが、長野に比べれば全然寒くなかった。ということで寒さには割合甘いのですよ。


今年も「1年間でこれをやりたいな~」みたいな目標をいくつか年初に立てました。

1か月たったので、12分の1が終わったわけですが、正直1月のやる気が今年の後半まで持つわけじゃないので、初めにどれだけダッシュできるかにかかっている気がします。後になってきて「全然やってないな」って思うと、もう取り返せなかったりして、一気にやる気を失ってしまう性格です。「あ これ今年の間にどんなに頑張っても天井見えたな」みたいに思ってしまうと、伸ばさなくなりがちというか……

だから「これは目標を超えてそのずっと先までいくんじゃね?」と思えるような進捗が一番いいわけですよ。


■新しいことに挑戦する

これは7つやりました。行ったことのない場所に行ったり、やったことのないことをやってみたり。1週間に1個以上ってことになりますし、なかなかいいペースです。

でも100個やりたいって思ってるので、週に2,3回やったなってときももっとないと厳しいですね。

■映画、本、アニメ

映画3本・本25冊、アニメ10本です。

ちょっとのんびりペース。去年よりはいいか。


■ここの日記ももっと増やしたい。

今回で18本目、前回までで17本・15993文字ってところです。

文字数は別に目安というか、たくさんにしたいと思っているわけではなくて、でも面白そうなのでひとまず記録しています。文字数増やすのに一所懸命になるとあんまりいいことありませんからね……


2月も頑張ります。っていうか1月の残り時間も頑張ります!

2019/01/29 映画 野火を観ながら思い出してたこと

前回映画を見たことについて書きました。

映画「野火」を観た – 藤村阿智の日記 ひぐらし BlackStrawberry_net
https://www.blackstrawberry.net/yoshida/?p=514

で、ぼーっと考えてたのですが、私の祖父もフィリピンに行ってたって聞いたことがあるなあ……と。

それも思って、感想の方に

個人的には、ここまで地獄のような世界を味わってる主人公が、このまま生きて帰って高度成長を支える普通の人間として生きているところが見られたとしたら一番ぞっとするというか、……実際にそうだったわけで、途中でそのことを考えていたわけですね。

と書いたのですが。

おじいちゃんフィリピンで何を見たんだろう。何があったのかな。どういう気持ちでその後の人生を過ごしていたのだろう。

その辺を語る語らない時は個人の気持ちを尊重したいし、思い出したくないという人もたくさんいるし、勝手に想像してもいかんと思うのですよ。(特に具体的な個人の体験を想像して「こうだったんじゃないかな」とかよくないよね)


事実としては、第二次世界大戦の「フィリピンの戦い」では53万以上の日本側の人間が現地に行き(現地におり)、約43万人が戦死したと。

フィリピンの戦い (1944-1945年) – Wikipedia

私の祖父はルソン島にいたというような話を聞いたことがある。何分小さい頃にちょっと聞いたことで、うーん、昔は「また戦争の話か~」って思った気もするけど、そんなに聞いた割りには何にも覚えていないな。

昔の話でしょ?って当時は思ったけど、80年代とかだとまだ終戦から35年~しか経ってなかったんだなって。いまから35年前のこと、まあ昔だけどわりと身近に考えられるから……そんなに昔話じゃなかったんだなって。いまさら思ったり。

ルソン島の戦い – Wikipedia

ルソン島だったとすると、25万人行って21万7千人亡くなったみたいだ。本当にそんなところから帰ってきたんだろうか。なんかすごいことのような気がする。他の島でも大体そんな感じの、敵も味方も、そこに暮らしていた人たちもたいへんな損害があったみたいだ……数は関係ないと思ってもやっぱり圧倒されてしまう。

今までちゃんと調べたことなかったから、映画を見たことは良かったのかもしれないな。祖父はもうずっと前に亡くなっていて、いまや話を聞くこともないわけですが、そんな場所から帰ってきた20代後半の青年がそのあと家庭を持って、わたしにもとっても優しくしてくれてたんだ……と思うんですよね。よく一緒に山仕事や畑仕事に行ったんだ。そういう時にも話してくれていたかもしれない。

フィリピンの島にそんなに詳しくない私が「ルソン島」って名前を昔から憶えていたんだからきっとその名前を祖父から聞いたのだろう。


で、祖父が話したフィリピン・戦争の話で覚えているものと言えば、

■いもは戦争の時にさんざん食べたのでもう食べたくない。
(畑で作っていたけど、さつまいもは食べてなかった)

■おじいちゃんは「戦争が終わった~!」っていって、フィリピンから海を泳いで日本に帰ってきたんだ。すごいだろう
(今考えれば無理だと思うが子どものころは「じいちゃんすごい!!」と信じていた)

……こんな話だけなのです……

映画「野火」を観た

映画「野火」を見ました。1959年の市川崑監督の方じゃなくて、2014年の塚本晋也監督のほう。

なんで急に見たかって言ったら

・たまたま読んでた映画評ブログで「みんな見たほうがいいよ」と言われていたので思い出した(もともと、以前劇場で公開されてた時に見たいと思っていた)

・amazonprimeとかで見られるかな?と検索したら見られるようだ(prime会員なので対象商品は0円で鑑賞できる)

・時間も90分ないということで、長すぎないので(時間的な意味で)気軽に見られそう

という3つが重なりまして。さっそく再生したわけですよ。

一応最初に言っておくと、残酷描写(映像)がだめなひとには全くおすすめしません。戦争のことを知っておきたいという話だったらこれじゃないのをいくらでも見ればいいと思うのと、原作を読んだらいいんじゃないかな……

【以下感想、多少のネタバレありよ】


感想としてはあんまり良くなかった。気がする。

なんか戦争ものってずるいね、単純に作品として「面白くない」「好きじゃない」って言っても、実際にあったできことを切り取っているわけで、その悲劇についての感想みたいになってしまって批判するのに気が引ける。

まあいろんな角度から戦争を切り取っていいと思うので、残酷でこんなにも人間がモノみたいに破壊されて転がりますよ。という内容でもいいと思うんですよ。でも何と言うか、それが過剰すぎて、ちょっと「見せたいのは残酷さや悲惨さじゃなくて、破壊されたもの(ころがった人間)そのものじゃないのかな?」って言う疑いがわいてきちゃうんですよね。「悲劇だ……」という悲しみから反動で戻ってきちゃって「なんか死んでも転がってもこの場じゃしょうがないな、まあこうなるもんなんだな~」とその状況に慣れてきちゃうというか。(その「麻痺して残酷になってしまう」観客の心の動きまでが作品だと考えると効果はあったのかもしれない。)

個人的には、ここまで地獄のような世界を味わってる主人公が、このまま生きて帰って高度成長を支える普通の人間として生きているところが見られたとしたら一番ぞっとするというか、……実際にそうだったわけで、途中でそのことを考えていたわけですね。こういうのを潜り抜けても、生き残ったからには、その思い出はありつつもきっと生きていくんだろうと。戦争に一般市民が行くというのはそういう、地獄の記憶を抱えても普通の生活をしていかなくてはいけないという悲劇があるんだろうなあと改めて考えていて、もしかしたらこの映画は最後にそういう描写があるのかもしれない。と思ったのです。そうしたら観客は、残酷なことに慣れてしまった状態から心を取り戻して、悲劇に気が付くのかもしれないと。

結果としてはありました。ただちょっと弱かった。主人公の職業が物書きだったから、部屋に閉じこもって苦悩している感じが描かれていたけど、あの戦場から平穏な、安全な世界に戻ってきて、改めて地獄の様子に思いをはせているという感じ……がなかったとは言わないけどちょっと弱かったかなと。


映画を見たら、面白かった★気に入った★というときは人の感想を見ないか★5つの感想だけ読むかして、疑問が残ったりもやもやする時は★5つと★1つを見て、人の意見や提供される情報によって考え方の補間をしています。

今回は★5つと1つを両方見ました。

まあ1つの人にわりと同感かな……音が小さい、声が聞こえないって★1つにしてる人のレビューは除く。私自身は気にならなかったし、なんかあんまりセリフ関係ないって言うか。あーでも、「国に生き別れてたけど最近再開した息子(本当にそんな人間がいるかはあやしい)を置いてきたんだというおやじ」と、「俺は妾の子なんだということを気にしている寂しがりの若もの」の会話は聞こえてるほうがストーリーに味わいが出るかもな。

「ジャングルなのにたべものがないとかリアリティがなくておかしい。草でも虫でも食べれば?」ってレビューにはさすがにコメントでツッコミが入っていた……映画内でも虫を食べたり、おなかを壊すから飲み込めないけどもぐもぐするだけのゆでた草とか出てきたよね。最初の方でイモを生で食べて腹壊してたし。人間が生で食えるものってそんなに多くないんですよね……確実に、即効性の毒がない食べ物って肉ぐらいしかないという……草は知識がないと危ない……


とにかく映画を見たことで原作を読みたいと思いましたので、原作の電子書籍を買う予定です。